オフコースのWe areツアーのチケット発売を告知する新聞広告シリーズは、武道館公演、大阪公演に次いで関西地方の他の公演告知。大阪以外の関西地方では姫路(1980年11月10日)、和歌山(1981年2月2日)、神戸(2月3日)、京都(2月4日)があった。告知紙面は図書館が導入している朝日新聞紙面検索サービスを利用した。
We are ツアーのスタートを飾った姫路公演の告知は1980年8月7日付夕刊の掲載だが、すでに発売中という告知で発売予告は見つけられなかった。イベンターは現在も盛業中の夢番地で、いろんな公演を詰め込み過ぎて字が小さく、オフコースの公演部分に赤で下線を引いたが、オリジナルの画像も精細でないので拡大してもなかなか読みにくい。
神戸公演の告知は10月23日付夕刊。11月2日から神戸新聞会館のプレイガイドで発売開始し、4日から電話受付と読める。
11月7日付夕刊には和歌山公演と京都公演の告知。和歌山は翌8日から電話受付、京都は現金書留での申し込みとなっていた。そして、半月ほど前に告知された神戸公演は売り切れと書いていて、人気のほどがうかがえる。なお、京都公演も前回掲載した大阪公演の告知(11月20日付)で売り切れになっていた。和歌山公演は12月11日付でも地元のレコード店での発売開始を知らせる告知が掲載された。
1981年元旦付ではイベンターの年始挨拶みたいな告知が掲載。一部文字が読み取れないが、和歌山と大阪の追加公演分は発売中、京都、神戸は売り切れ、大阪2日目、3日目はA席のみとなっていた。バンドの名前がなぜか「オフ・コース」と昔のように点が入っている。
告知が掲載された1980年は大阪在住で高校1年だった。我が家も朝日新聞を取っていて、しかもこれだけの回数の告知が載っているのだから、これらの告知を目にする機会はあったはず。ただ、普通の公立校ではあったが毎日練習がある野球部員だった僕には、練習を休んでコンサートに行くという考えが1ミリたりとも浮かばなかった。あきらめていたというか、思考停止みたいなものだった。
大阪公演は正月時点でまだチケットが買えたのだ。3月のこの日程ならギリギリ期末試験中で練習がなかったかもしれないと思うと、苦い思いがさらにこみ上げてくる。今から振り返ると、なんて馬鹿なんだろうと思うけれど、後の祭り。試験中の平日に電車で片道1時間弱かかる会場に行くのも当時のおぼこい高校生にとってはハードルが高いのには違いないけど。
(以上の告知は図書館にある朝日新聞紙面検索サービスを利用)
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【25日の備忘録】
朝＝ご飯1膳、肉じゃが、リンゴ、昼＝ご飯１膳、肉じゃが、ミニトマトと茹でブロッコリー。飲酒＝赤ワイン6杯。体重＝60キロ。