週刊文春にYASSさん | IN THE WIND

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自分のための備忘録。音楽とスポーツ観戦、飲み食い、時々本と映画
Don't think twice, It's all right !

週刊文春の11月23日号にYASSさんこと鈴木康博さんが登場した。一般の週刊誌で取り上げられるなんてとても珍しく、ご本人の公式サイトでもしっかり予告されていた。現在の音楽活動などについての紹介やYASSさんのコメントが掲載されている。発売から1カ月近く過ぎたので内容をおおまかに記録しておく。

 

ソロデビュー40周年を記念し、10月にリリースされたCD-BOXも取り上げられている。自身が立ち上げたインディーズレーベルの「ダブルネックレコーズ」でリリースした5タイトルをセットにしたもので、アルバムを携えてライブハウスを回る活動スタイルにかじを切ってゆく50代から60歳までの総集編と解説する。

 

そのうちの1枚である「Reborn」に収められた「挽歌」について、「オレはここからスタートしたんだと改めて思いました」と振り返っている。この曲の初出は1991年リリースのなので、メジャーレーベルとの契約が怪しくなり始めたころに相当するはずなので、このコメントは二重の意味でうなずける。

 

今の音楽活動について、「音楽を続けられるかと自分に問いかけて、それでもやっていこうと腹を決めた。そんな僕が作る歌を好きだと皆さんが言ってくれて――」と語る。CDを持ってライブハウスを回る今のスタイルについて「実演販売ですよ」と、山弦とまったく同じことを言ってるのが面白い。

 

他に掲載されたYASSさんのコメントを抜粋。

 

「同世代の人がずっとついてきてくれている。それが嬉しい。同じ時代を、同じようなことを感じながら生きているんだと、すごく感じます」

 

「僕がやっていることは、先には何も見えない。振り返って、ようやく自分の足跡に気づく。自分の存在が何なのか、初めてわかるんです」

 

YASSさんがこのタイミングで文春に登場したのは、記事の筆者が同じ出版社から小田和正さんの評伝を出したばかりの追分日出子さんだからか。追分さんの本は鋭意精読中だけど、YASSさんにも取材しているので、「オレのことも書いてよ」と取材の際にYASSさんからリクエストがあったかも。知らんけど。

 

記事は文春オンラインで配信中。

 

【11日の備忘録】

朝=そぼろ飯1膳、リンゴ、昼=鶏うどん、ミニトマトと茹でブロッコリー。飲酒=生ビール中3杯。体重=61.2キロ。