NFLメモ(2022年 WEEK7) | IN THE WIND

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開幕6連勝中のフィラデルフィア・イーグルス(NFC東)、それぞれ1敗のバファロー・ビルズ(AFC東)、ミネソタ・バイキングス(NFC北)はバイ・ウイークで試合がなかった。ニューヨーク・ジャイアンツ(NFC東)は1敗を堅持、カンザスシティ・チーフス(AFC西)とダラス・カウボーイズ(NFC東)は2敗を維持した。カロライナ・パンサーズ(NFC南)のエースRB クリスティアン・マカフリーがサンフランシスコ・49ERS(NFC西)にトレードされ、WEEK7から出場した(他の選手動静は末尾)。

 

■ニューヨーク・ジャイアンツ(6-1) 23-17 ジャクソンビル・ジャガーズ(2-5)

ジャイアンツが第4Q終盤に逆転勝ち。3点を追う残り5分30秒余りでエンドゾーン目前からQB ダニエル・ジョーンズがスニークでTDを決めると、守備陣が相手の攻撃をスリーアンドアウトで終わらせ、次の攻撃でもFGで加点できたのが大きかった。先行されたジャガーズは前半に2TDとFGでいったん逆転したが、TD後のキック失敗、敵陣エンドゾーン目前でのファンブルロストに加え、第4Q序盤の敵陣20ydでの4thダウンギャンブルの失敗で得点を取り切れなかった。

 

■カンザスシティ・チーフス(5-2) 44-23 サンフランシスコ・49ERS(3-4)

チャンスを逃さず6個のTDを取り切ったチーフスが快勝した。第3Qで21‐16と5点差に迫られた後、敵陣38ydの3rdダウン20ydで短いパスを受けたRB ジェリック・マッキノンがランアフターキャッチで34ydゲインして敵陣4ydまで進出、次のプレーでTDにつなげて相手を突き放したのが効いた。FG失敗やリターナーのファンブルロストによるターンオーバーというミスが出ても、チーフスには苦しい局面を打開するビッグプレーが出る勝負強さがある。

 

■ダラス・カウボーイズ(5-2) 24-6 デトロイト・ライオンズ(1-5)

カウボーイズは開幕戦で指を負傷して5試合を欠場したエースQB ダック・プレスコットが復帰したが、手探りのようなプレーで攻撃はなかなか進まず。それでも相手の拙攻もあって前半を3-6で折り返し、後半にTDを重ねて逆転勝ちした。ライオンズは獲得yd、攻撃時間で相手と互角だったが得点は前半のFG2本のみ。6-10と4点を追う第4Q序盤、敵陣1ydから中央に突っ込んだRB ジャマール・ウイリアムスがファンブルロスト、ターンオーバーで逆転機を逃した。

 

■ニューヨーク・ジェッツ(5-2) 16-9 デンバー・ブロンコス(2-5)

ブロンコスはQB ラッセル・ウィルソンが足のケガで欠場、ブレット・リピンが先発して第1QにTDを導いたが、それ以外はドライブがなかなか進まなかった。特に後半は4シリーズ連続で自陣で攻撃を終え、最後の2シリーズで敵陣に入ったが、いずれも4thダウンギャンブルに失敗した。ジェッツの攻撃も振るわなかったが、第1QにRB ブリース・ホールの62ydのラッシングTDで先制し K グレッグ・ズーラインがFG3本を確実に決めて逃げ切った。

 

■シンシナティ・ベンガルズ(4-3) 35-17 アトランタ・ファルコンズ(3-4)

ベンガルズの立ち上がりからテンポよく攻めて得点を重ね快勝した。オープニングドライブで自陣40ydからQB ジョウ・バロウが60ydのTDパスを通して波に乗り、4シリーズ連続でTDを挙げて大差をつけた。後半は相手の反撃を防ぐために時間を使って攻めながら1TDを決めてダメを押した。ファルコンズはWR ダミーレ・バードが今季初キャッチで74ydのレシービングTDなど2TD、1FGで17点を奪った第2Q以外は敵陣に1度も攻め込めなかった。

 

■シアトル・シーホークス(4-3) 37-23 ロサンゼルス・チャージャーズ(4-3)

シーホークスのルーキーQB ケネス・ウォーカーがまたも大活躍した。168ys走って要所で度々ロングゲイン、最長74ydを含むラッシングTDを2個挙げて勝利に貢献した。13回の攻撃で敵陣に入った7回中6回で得点する効率よい攻めを見せた。チャジャージは前半、相手のオープニングドライブでパスをインターセプトして得た攻撃で4thダウンギャンブルに失敗。その後、逆にパスインターセプトとファンブルロストから立て続けに失点して後手に回ったのが最後まで響いた。

 

■ボルティモア・レイブンズ(4-3) 23-20 クリーブランド・ブラウンズ(2-5)

ブラウンズが大きなミス二つで接戦を落した。10-13と3点を追う第3Q序盤、自陣でQB ジャコビー・ブリセットがサックされてファンブルロスト、続くレイブンズの攻撃でTDを奪われて点差を広げられた。再び3点差に詰め寄った第4Q終盤、55ydのFGアテンプトはフォルススタートの反則で5yd罰退し、60ydのFGは失敗、同点のチャンスを逃した。レイブンズは膝の負傷から復帰したRB ガス・エドワーズが今季初出場、66yd走って2TDを決め、存在感を示した。

 

■マイアミ・ドルフィンズ(4-3) 16-10 ピッツバーグ・スティーラーズ(2-5)

スティーラーズの得点力不足は深刻だ。前半に挙げた1TD、1FGの10点のみで、後半は5シリーズ連続でパントに終わり、第4Q終盤にも2シリーズ連続で敵陣25~30ydまで攻め込んだが、QB ケニー・ピケットがいずれもパスをインターセプトされて逆転のチャンスを生かせなかった。守備陣が後半は無失点でしのいだだけに惜しまれる。ドルフィンズはQB トゥア・タゴバロイアが脳震盪から復帰。前半に挙げた16点を守り切って白星を先行させた。

 

■テネシー・タイタンズ(4-2) 19-10 インディアナポリス・コルツ(3-3-1)

タイタンズは3点リードの第2Q、敵陣で相手パスをインターセプトしたDB アンドリュー・アダムスが76ydのリターンTDを決めるなど守備陣が奮闘した。攻撃陣は敵陣に攻め込みながらTDを取り切れなかったものの K ランディ・ブロックが最長48ydを含む4本のFGを確実に決めて得点を重ねた。コルツはQB マット・ライアンが喫した2度のパスインターセプトからいずれも失点、第4Q終盤にもファンブルロストで反撃が途絶えてしまった。

 

■ワシントン・コマンダース(3-4) 23-21 グリーンベイ・パッカーズ(3-4)

コマンダースのQBはテイラー・ハイニッケが今季初先発。10‐14と3点を追う第3Q序盤、敵陣37ydからサイドライン沿いを走ったWR テリー・マクローリンがエンドゾーンに駆け込むと同時に腕にすっぽり収まる絶妙のパスで逆転に成功。その後もFG2本を重ねて逃げ切った。パッカーズは6回の3rdダウンで1回も1stダウンを更新できず、プレー数、獲得yd、攻撃時間で相手を大きく下回った。第4Q終盤にTD1本をかえしたが、反撃もそこまでだった。

 

■アリゾナ・カーディナルス(3-4) 42-34 ニューオーリンズ・セインツ(2-5)

攻撃不振のカーディナルスは出場停止処分が明けたWR ディアンドレ・ホプキンスが復帰して2017年1月以来という40得点以上を挙げたが、勝利の立役者は間違いなく守備陣だった。14-14の同点だった前半2分を切ってから2本立て続けに相手のパスをインターセプトしてそのままリターンTDを奪って28-14て勝ち越し、チームを勢いづかせた。セインツはオープニングドライブでTDを奪うなど試合の序盤は順調だったが、三つのターンオーバーが命取りになった。

 

■カロライナ・パンサーズ(2-5) 21-3 タンパベイ・バッカニアーズ(3-4)

パンサーズの勝利は3失点に抑えた守備陣の奮闘に支えられた。攻撃陣はQB P.J.ウォーカーのパスで177yd、RB ディアンテ・フォアマンの最長60ydなどランで173yd獲得してバランスよく攻め、敵陣に攻め込んだ数少ないチャンスを確実にTDにつなげた。バッカニアーズは相手守備陣のプレッシャーに悩まされたQB トム・ブレイディのパスが精度を欠き、相手のパスカバーもよかったのかターゲットを見つけられず普段よりボールを長く持つシーンも目立った。

 

■選手動静

クリスティアン・マカフリー RB カロライナ・パンサーズ→サンフランシスコ・49ERS

デショーン・ジャクソン WR 前ラスベガス・レイダース→ボルティモア・レイブンズ

ジェームス・ロビンソン RB ジャクソンビル・ジャガーズ→ニューヨーク・ジェッツ

ロバート・クイン DE シカゴ・ベアーズ→フィラデルフィア・イーグルス

ジョナサン・ハンキンス DT ラスベガス・レイダース→ダラス・カウボーイズ

ロドリゴ・ブランケンシップ K 前インディアナポリス・コルツ→アリゾナ・カーディナルス

 

【26日の備忘録】

朝=ご飯1膳、ベーコンとシイタケのソテー、リンゴ、昼=肉野菜あんかけうどん、ミニトマトと茹でブロッコリー。飲酒=赤ワイン5杯。体重=59.6キロ。