LIVEメモ(鈴木康博 2022年10月15日 渋谷区文化総合センター大和田) | IN THE WIND

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(ネタバレあり)

昨日はYASSさんこと鈴木康博さんのツアー 十里の道も九里が半ば のスペシャル公演で東京へ。いつもはアコースティックギターの弾き語りライブだけど、この日はツアーで唯一のバンド編成のライブ。愛器のエレキギター Ibanez Artist を弾くYASSさんの立ち姿はとにかくサマになっていて、弾き語りとはまた違うバンドサウンドのカッコ良さを堪能した。終演後にはなんと、コロナ禍で久しくなかったサイン会も復活していたのだけど、帰りの新幹線の時間もあって泣く泣く断念した。

 
 今年は1月に「デビュー50周年プラス2」と銘打ったバンド編成のライブがあったので、年に2回もYASSさんのバンドサウンドを楽しめるという貴重な年になった。YASSさんもバンドスタイルでステージに立つのが嬉しいようで終始楽しそうにしていて笑顔が絶えなかった。MCでも 拍手が気持ちいいです。いつもは小さなライブハウスなので今日みたいにずっとあっちの方まで拍手していただけるのはものすごく気持ちいい とご満悦の様子だった。
 

セットリストは次の通り。AはIbanez Artist(エレキギター)、MはMARTIN D-41(アコースティックギター)を使用。

1. 夢キッスR70(A) 2. 心の言葉(M)

*サポートメンバー紹介

3. 夜はふたりで(A) 4. 一億の夜を越えて(A) 5. 幸せまでもうちょっと(A) 6. 2050(A) 7. 花を愛でるように(M) 8. 昔からさ(M)

*サポートメンバー退場

 9. 映画(M)

(休憩) 

10. 現実ってヤツは(A) 11. 男のバラード(M) 12. だから歩け歩け(M) 13. 対(ペアー)(M) 14. 素敵にシンデレラコンプレックス(M) 15. Believe In Our Smile(M) 16. この道戻れない(M) 17. 光ある日々(M) 18. 海辺にたたずんで(M) 19. 燃ゆる心あるかぎり(A) 

(ENCORE)
1. Keep On Running(M)

*keyと二人に 

2. いくつもの星の下で(M)

*Key退場

3. でももう花はいらない(M)

(サポートメンバー)

細井豊(Key) 奥沢明雄(Gt) 瀬川信二(Ba) 関慶和(Dr)

 

MCでは目新しいエピソードの披露はなかったけど、オフコース5人時代最後の武道館コンサートの映像がNHKで放送されたことに触れ 40年なんですね。いまだにああして流していただけるので本当にありがたく思います と語っていた。放送後はメールや電話で「若かったね」「カッコよかったね」といった連絡が多くの人からあったらしいけど たねぇじゃない、まだやってるんですから、カッコいいねって言ってほしい と観客の笑いを誘った。

 

さらに 今日はこうしてエレキギターを持ってオフコースのころの曲をやるのが楽しみです と古くからのファンを喜ばせた。本編では2曲のみだったけど ♪夜はふたりで のギタソロはほぼオリジナルだったし(終始奥沢さんとツインギターではあったけど)、アンコールの♪でももう花はいらない の前には 「僕の贈りもの」 というアルバムに入っていました。こんなに長く歌い続けてこられるとは思ってもいませんでした と話し、「僕の贈りもの」というワードを聞くだけで嬉しかった。

 

それから僕は知人から教えてもらっていたけど、上映中の映画「ブレット トレイン」(原作は伊坂幸太郎の小説)で、山本潤子さん、細坪基佳さんと組んでいたユニット Song For Memories がNHKの番組で歌ったPPMのカバー曲 ♪500miles が使われていることを紹介。監督が作中に日本の曲を使おうとYouTubeをチェックして見つけたそうで ちょっと気に入らないっていいますかね、山本潤子さんがソロ歌ってて、僕たちはアーとかウーとか言ってるだけ とオチをつけた。

(ライブレポは以上)

 

【15日の備忘録】

東京日帰り。朝=ローストビーフ丼、リンゴ、昼=パン屋の惣菜パン。飲酒=赤ワイン杯。体重=キロ。