ユーミンの50周年記念ベストアルバム | IN THE WIND

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自分のための備忘録。音楽とスポーツ観戦、飲み食い、時々本と映画
Don't think twice, It's all right !

松任谷由実さんのデビュー50周年を記念したオールタイムベストアルバム ユーミン万歳! がリリースされた。51曲の収録曲は新曲1曲を除いて、全国99局のラジオ局で5月後半の2週間に実施したキャンペーンでリスナーから募ったリクエストをもとに選曲したという。発売されたアルバムには、新曲の Call me back について現在のユーミンとAIで再現した荒井由実が対談する映像を収録したBD付き、またはDVD付き、CDのみの3種類あり、正直新曲に興味がない僕なのでCDのみを選んだ。

 

JUJUのユーミンカバーアルバムを取り上げた時にも書いたけれど、僕は熱心なユーミンファンでは全くない。それでも10~30代初めまで、その時々に流行ったユーミンの曲は大体耳に残っている。とりわけ進学で上京していた80年代半ばの5年間はヒット曲以外も少しは聴いていて、ユーミンの歌のおしゃれな世界とは無縁の東京正解だった僕にもそれなりに思い入れはある。発売を知って収録曲を調べてみると、よく知っている曲が半分ぐらいあったので即決でポチった。

 

いい音楽に共通していることだろうけど、曲名を見ただけでいろんなことが思い出される。コアなファンでなくても曲と当時の個人的な記憶がいまだリンクしているのがユーミンの楽曲のすごいところで、例えば カンナ8号線 とか 埠頭を渡る風 とかは学生時代の色恋の苦い思いとともにある。楽曲のリリース時より数年後に映画の主題歌になった サーフ天国、スキー天国 なんてバブル経済に向かって日本中が浮かれていた時代の様子が目に浮かぶようだ。

 

一方で 海を見ていた午後 のタイトルを目にした時は、事実上リタイアしてしまった山本潤子さんのことを思い出してちょっと切なくなった。真っ当なユーミンファンには怒られるかもしれないけれど、僕にとってはこの曲は断然潤子さんの曲だからどうしようもない。ユーミンがファルセットで歌っているサビのメロディーは、潤子さんの地声の高音で歌われるのを待っていたのではないかと思うほど、潤子さんの歌声にマッチしていたと改めて感じた。

 

このアルバムには来年5月から始まる50周年ツアーの先行抽選販売に応募できる特典もあり、2期に分けて計4公演まで応募できる。とりあえず来年5月の大阪城ホールと、7月のワールド記念ホール(神戸)に申し込んでみた。ユーミンのライブは45周年の時に初めて聴きに行った。その時もオールタイムベスト的なセットリストでとってもよかったので、コアなファンじゃない僕でも楽しめるセットリストのライブならまた行きたいと思っていた。当たるかなぁ。

 

【6日の備忘録】

休肝日1日目。朝=ご飯1膳、ベーコンとキノコのソテー、リンゴ、昼=豚バラネギ塩丼、ミニトマトと茹でブロッコリー、夜=牛肉とレンコンの甘辛炒め。体重=59キロ。