LIVEメモ(小田和正 2022年7月17日 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ) | IN THE WIND

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(ネタバレあり)

小田和正さんのコンサートツアー こんど、君と の宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ2日目に参加。予定していた石巻訪問は、雨の影響でJRが止まっていて、1時間に1本の直通バスを不要不急の見本みたいな僕が利用するのも憚られたので自粛した。代わりに今回のご当地紀行のスタート地点だった定禅寺通りのけやき並木を見に行った。小田さんの撮影スポットとは違うけど、まぁいいや。その画像から先はネタバレを含むので、今後のライブを楽しみにしている人はご注意を。

 (以下は走り書きのメモと記憶に基づくものです。正確性は保証できません)
 
1日目は今回のツアーで一、二を争うほど声が出ていたと書いたけれど、この日も1日目に勝るとも劣らぬ好調ぶり。シャウトでしっかり声が出ていたから、シャウトしないで抑え気味に歌う時でも安定した発声で安心して歌声に身を委ねられる。とにかく小田さんが楽しそうで、花道を駆ける足取りも軽やかだった。
 
この日印象的だったのは、震災後に作った母校・東北大の校友歌「緑の丘」をほんの少しだったけれど、歌ってくれたこと。昨日にも増して仙台愛に満ちた小田さんだったようで、アンコールのメンバー紹介の最後ではしっかり 小田和正でした~ も出た。1日目はどうして仙台だったんだろう、と口にしてたけれど、昨日は東北大を選んだ決め手も話していた。
 

セットリストは次の通り。本編と1回目のアンコールまでは1日目と同じだった。(p) はグランドピアノを演奏。

1. 風を待って 2. 会いに行く 3. 愛を止めないで 4. 夏の日 5. やさしい風が吹いたら 6. 水曜日の午後(p) .7. 言葉にできない(p、最後のロングトーンはしっかりと上げて歌った) 8. たしかなこと 9. キラキラ

(ご当地紀行)
1日目と同じ
 
10. so far so good 11. やさしい雨 12. Yes-No 13. ラブ・ストーリーは突然に 14. 明日 15. ナカマ 16. 生まれ来る子供たちのために(p) 17. 今日もどこかで 18. こんど、君と 19. 君住む街へ
(ENCORE1)
1. またたく星に願いを 2. YES-YES-YES
(ENCORE2)
1. hello hello  2. やさしい夜 3. また会える日まで
(バンドメンバー)
木村万作(Drs)、栗尾直樹(Key)、稲葉政裕(G)、有賀啓雄(Ba)、金原千恵子、吉田翔平(Vn)、徳高真奈美(Va)、堀沢真己(Vc)
 
ここからはメモと記憶からできる限り小田さんのMCを再録 
とっても楽しみにしていた仙台2日間もあっという間に2日目になってしまいましたが、思い残すことなく楽しく楽しくやっていきたいと思います(3曲目の後、この日最初のMCで)
 
5人のバンドだったオフコースが4人になって、4人でやるとは思わなかったですけど、4人の1枚目のアルバムは「The Best Year of My Life」というタイトルで、新しくなったけど、なんとしてでも今年はいい年にするという思いからつけたタイトルでした。1枚目のシングルは「緑の日々」で♪ウーウーウーってやつで、2枚目のシングルだった「夏の日」をやります(4曲目の前に)
 
10年ぐらい前に東北大医学部長で総長だった里見先生から、あの震災で寂しくなったからみんなが元気が出るような曲を書いてもらえないかと言われまして、大変な仕事なので簡単にはできないと思いましたが、せっかくだからやろうと。どんな曲を書こうと思いましたけれど、東北大に来ようと思った大きな理由は川内の河岸段丘の姿がとっても美しくて。受験の前の夏休みに下見に来て、ここで勉強したいなと思いました。ちゃんと勉強してましたから。ここを題材にして何か書けないかと
 
♪なだらかな坂道を上れば川内 広瀬川から幾重にも重なる緑の丘~ (ピアノで少し伴奏を付けながら)

って書いたんですよ。ここができたときに、あっ、できたかな、みたいな。こんな仕事をさせてもらってとっても感謝しています。今日、会場に来られておられます。ありがとうございます
 
当時、はなはだ無礼でしたが、なんだ総長といってもオレより年下じゃんって、どんどんみんな年下になる。それとは脈絡のない1枚目のアルバムの中に入ってた曲をやります(以上、6曲目の前に)
 
さっき、4人のオフコースになって2枚目のシングルと言いましたが、クレームが入りまして「君が噓をついた」はどうしたって、3枚目のシングルでした
 
建築の同級生に藤森照信というのがいまして、なんか偉くなったようですが、やたらと対談しようと言ってくる、対談好きなものだから、それで「小田、最後の曲はどんな曲を書くのか」と聞かれまして、藤森は「オレは極楽を作る」と言ってたので、度肝を抜かれました。なかなか極楽みたいな曲は書けないかと(以上、16曲目の前に)
 
今日はなんだかとっても緊張してまして、どうしたんだろうってぐらいだったんですけど、だんだん心がほぐれてきました。どうもありがとう
 
楽しいことはずっと続いてほしいですけれど、区切りがあってこそですから。またみんなに会える日を楽しみにしています。「こんだ、君と」をやります。こんだ、って何だ(笑)、こんだって普通に言うよね(以上18曲目の前に)
 
この日のメモたちの一部
  
(ライブレポは以上)

 

【17日の備忘録】

朝=ホテルの朝食、昼=牛タン定食。飲酒=白ワイン5杯。体重=欠測。