松尾さんラジオ(2020年11月1日) | IN THE WIND

IN THE WIND

自分のための備忘録。音楽とスポーツ観戦、飲み食い、時々本と映画
Don't think twice, It's all right !

元オフコースの松尾一彦さんが福島のコミュニティ局 FM Mot.Com でレギュラー出演している ぐだぐだラジオ (毎月最終日曜)の10月分の追加放送が1日にあった。またもや僕のメールを読んでもらったので概要を記録。小田さんの曲だけど「哀しいくらい」のシンセリードについて質問し、武道館では松尾さんが弾いていたシンセリードのアイデアや音色について答えてもらった。カッコ内は番組MCの清野さんの発言。

 

アルバムでは4人になってからは小田さん忙しいときは自分でキーボードを弾いたりもしましたけど、この頃はまだ、overとか5人の頃はキーボードはもう全部、だいたい小田さんですね、99%小田さん。音色もきっと小田さんメンバーの意見を聞きながらだと思うけども、小田さんがきっとプロフェット5っていうのがあるんですけど、それでこれいいかなぁ、あれいいかなぁって作ったんじゃないですかね、そう作ったんだと思います。で、ライブではなるべくそれに近いような、小田さんの手元にはプロフェットはライブの時には2台ぐらい置いてたのかもしんないけど、もっと置いてたのかな、僕はオフコースが昔から持ってた安い、すごく安い簡易的なキーボードでなるべくそれに近い音色を使ってたと思います
(確か松尾さんはコルグのポリシックスを使ってましたよね)
あっ、そう。そうですか。じゃ、それでなるべくそれに近いような形で使ったんだと思います。うねりっていうのはモジュレーション?ホワーンってかけすぎた音じゃないかな、オレ。調子に乗って、最後の方はイェーイってやってたんじゃないかな
(哀しいくらいもいい曲ですね)
あのフレーズもいいフレーズですよね。あれはもう完璧にきっと小田さんが考えたフレーズですね
(松尾さんよく言ってたのは、ムーグの音程が変わって大変だったと)
あぁ、だからミニムーグがもう音程っていうか、合わせてそれで例えば「眠れぬ夜」やるとするじゃないですか。イントロは合ってるんですよ、サビが来て「さぁっ」て言って弾くと、ホワンホヒャャってなってて、もうひどい音程になってて、うゎライブでは使えないっていうか、キーボードにずっと付きっきりでね、弾く前にモニターしてて音程をちゃんと合わせて弾くんだったらよかったけど、途中までギターやって歌ってるしね、こっちは。コーラスやりながらギター弾きながら、それで間奏来ると♪パンパンパパパパーパってやってたんで、もう何度さみしい気持ちになったか、何度松尾また間違えてるよと思われたか、ホントに。
(引用は以上)

僕の「哀しいくらい」の質問から「眠れぬ夜」のシンセリードの話題にまで広がってなんだか得した気分。清野さんの突っ込みもよかった。そして他の人のメールで触れられていた「YES-NO」の話題から次のようなエピソードを語ってくれた。

ライブでやってて、さぁYES-NOだと思うと気が楽だった。お客さんも喜んでくれるし、あっとうとうここまで、この辺まで、要するにステージングの、このへんからノッって楽しいエンディングにさしかかるみたいな感じのところにだいたい置いてましたんで、気分的にリラックスして、このへんからリラックスできていたように思います。

各地によって違ったんでね、ノリが。まぁだいたいそこではみんな思いっ切りノッてはくれるんだけども、やっぱり会場によってはもう嘘でしょというぐらいノッてるところもあるし、すげぇっていうぐらい、もうどうなってんのぐらいのもあるんでね。逆に東京とか横浜だとメンバーが緊張するんだね、きっと。最後の方は慣れてたけど、小田さんなんかやっぱり、YASSさんもそうだけど、横浜でやるっていうとちょっとだけ特別な思いになるんじゃないですか。それしてもこのYES-NOあたりからはみんなリラックスし始めるんですけど。小田さんもYASSさんも、どこでやっても。

(引用は以上)

 

松尾さんが内から見てても、小田さん、YASSさんにとっては横浜は特別だったのか。今でも小田さんの横浜公演は言葉にしなくてもそんな特別感があるような一方、YASSさんの方は多少MCに昔のことが入るぐらいで小田さんよりは特別感が薄い気がするなぁ。

 

【11日の備忘録】

東京日帰り出張。朝=ご飯1膳、ベーコンとシイタケのソテー、リンゴ、昼=汁なし担々麺と炒飯セット。飲酒=赤ワイン3杯。体重=61.4キロ。