YASSさんラジオ(10月13日) | IN THE WIND

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YASSさんこと鈴木康博さんがパーソナリティーを務めるラジオ番組 鈴木康博 メインストリートをつっ走れ! の10月13日から1週間の放送分で、17日に発売さればかりの新しいアルバム 元気であれば の特集をしていた。どんな思いでこのアルバムを作ったかや、作業の過程などをYASSさん自ら解説してくれたので記録しておく(西日本放送の13日放送分をラジコのタイムフリーで録音)

 

前のアルバムが3年前、「この先の道に」というのを出しました。60歳の時には「いいことあるさ」を出したんですが、三つをつなげると「元気であれば、この先の道、いいことあるさ」とつながるんですね。タイトルを付けてから、後からよく考えてみたら、あっそうだ、こういうつながりになったということで。不思議な感じがしています。

60歳の時に70歳のことは見えておりませんでした。どんな曲が書けるのかなというふうな感じでね、やっておりまして。でも、その間10年間、「いいことあるさ」から「この先の道」、その間に「another select +」というアルバムを出したり、ソロになってからの曲を選曲してライブでもやってましたから、最近のライブでもね、そういうベストもの、自分にとっていいい曲だと思っている曲ばっかりやりますから、ライブが充実していて。そうした充実した中で新曲を作らないといけないという.、新曲は全部がいい曲とは限らないわけで。自分で言うのもなんですが。なかなかね、これでいいのかなかって作っているときにね、そういう感じがずいぶんありましてね。

 

アルバムを作る前はいつも落ち込むんですよ。オレにはなんにもできない、もう何も残っていないみたいな.。ものを作り出す時って、自分ってダメだなというところから始まるんですね。だんだん形ができつつ、ちょっとずつ少しずつ前に進むんです。尺取り虫みたいに。ちょっと進んじゃ、ちょっと後ろを振り返り、ちょっとずつよくなってくる、みたいな、よくなるっていういか、道は進んでるなって。そうやって、ずっとやっているちになんとなく形になって、オレにもできるかなという気持ちにちょっとなって、全部出来上がるという感じなんですけど。

 

このアルバムのタイトルなんですけど、元気であればっていうこれはですね、ライブハウスいろいろ回っているうちに、リハーサル前、その土地土地のマスターとかね、お話したりするんですが、そのうちのある方が「まあ、元気だからこそ今年もまら来年も来れるんだよね」というような話になって、「その元気だからこそ、なんかいいね」って話になって、確かにこの歳になりますと、お互いに元気だからこそ、人生今日を迎えられて、また次もあるよねというようなことで、あ、この歳のアルバムのタイトルは「元気であれば」にしようかなっていうことになったんですよね。

西日本放送は1時間枠なので、文字に起こすと、やっぱりとっても長い。続きはおいおい紹介していくことにする。それにしても、一つ前のオリジナルアルバム この先の道 と60歳で出した いいことあるさ の間には 一歩 というオリジナルアルバムもあったのに、今回の番組で全然触れないのはどうしてだろう?まぁ、つながらないからということなんだろうけれど、不思議な気がしてならない。

 

番組の最後に今後のツアーの紹介があったけれど、新しいアルバムは11月17日の東京公演で本格的に演奏するよう。それまでは 新しいアルバムから歌えたら歌おうかなという緩いライブツアーでありまして と話していた。

 

【20日の備忘録】

朝・昼=ご飯1膳、ウインナとシイタケのソテー、リンゴ。飲酒=赤ワイン8杯。体重=63.2キロ。