共鳴遊び(これもボイストレーニング?)
今日はちょっと息抜きに、声の遊びをご紹介しましょう。
この声遊びは、全裸でやります。
おいおい、なんでだよ。
声なのに、どうして脱ぐんだよ……
まあまあ、べつに色っぽい話ではありません。
このボイストレーニングは、浴室で、浴槽の中でやるんです。
あなたの身の回りには、物がたくさんありますね。
それぞれに固有の振動数があって、その周波数の音に共振します。
わかりやすいのは、音叉。
楽器の調律をするときに使う、金属が二またに分かれた棒です。
最近は電子機器のチューナーが多くなって、楽器店に行っても昔ながらの金属製の音叉は隅っこに追いやられているんですけれどね。
つい先日ヤマハに行って、現実を知りました。
で、この音叉、ポーンと叩くと442Hzなど決まった音が鳴ります。
つまり、442Hzがこの音叉に固有の振動数であるわけです。
逆に、音叉は叩かないで、別の音源(楽器など)から442Hzの音を大きめに出すと、この音叉に共振が起こり、ビーンと振動します。
この現象を使った声遊びです。
浴槽や浴室(部屋)のように、囲まれた構造になっている物体は、音が響きやすい。
そこで、浴槽に入ったら、いま自分がいる浴槽に固有の周波数を探してみましょう。
ハミングでいろいろと音の高さを変えて歌ってみてください。
ある高さで、浴槽が共鳴するのを感じるはずです。
自分がいる空間を、自分の発する波動が支配した瞬間です。
――なんて言ったら大袈裟ですが、けっこう気持ちいいでしょう?
そのうちに、この声遊びの応用編(上級編)も教えますね。
電話で良い声に聞こえる発声法(ボイストレーニング)
前々回の記事で「次回に続く」と書きましたが、
携帯から別の記事を書いてしまったので、この記事は前々回の続きです。
こうなると、「次回に続く(たぶん)」みたいに書いておいたほうがいいのかも。
――なんて厳密にやると重くなるので、いい加減に軽やかにやりましょう。
電話の送話口に口を近づけて話すテクニックをご紹介しましたね。
「色っぽいのもいいけど、もっと明るく爽やかに話したい」
そんな声が聞こえてきたので、明るくおしゃべりするときのヒントも教えましょう。
明るく元気におしゃべりするときは、相手との距離がちょっと遠くなります。
耳元でキャッキャッとやられたら、たまったもんじゃない。
まあ、数十センチから120センチくらいは離れる感じがいい。
「明るくキャッキャ」は、色っぽい雰囲気に比べると、親密度がだいぶ下がるわけです。
電話のときも、この基本を押さえておけば大丈夫。
単に明るい声を出すだけではなく、送話口までの距離を少し広げてみてください。
受話口が耳から離れない程度に、離す。
これが「明るくおしゃべり」基本の構え。
この位置をキープしながら、1メートルほど前にいる相手とおしゃべりしているつもりで声を出します。
声のターゲットをどこに意識するかで、声はまったく違ったものになるのです。
盗聴してるわけじゃないのにまる聞こえ
ショーケースがフラットで、今風ですね。
床は板張りで、天井が低め。
といっても、元は標準的な2.7mくらいあるのですが、飲食スペースは階段で2段分ほど高くなっている。
このように、反響の強い材質の床で、天井が低いと、お客さん同士の会話がまる聞こえなので、注意しましょう。
ひそひそ声でしゃべっていても、まるで音量を抑えたスピーカーの前にいるかのように、はっきり聞こえる。
「友達の彼氏と抜き差しならない関係になってて~」なんて赤裸々な話が、詳細にわたって聞こえてきたぞ。
盗聴しているわけじゃないのに、すぐ隣にいるみたいに明瞭な音声でした。
もっとも、言葉に関してはかなり課題の残る店で、店員さんがこんな台詞を、いささか高すぎる声で叫んでいた。
「テイクアウトまでのお時間、どのくらいかかられますか~」
意味はわかるけれど、ツッコミどころ満載だな。
電話でかわいい声に聞かせるコツ(電話のボイストレーニング)
電話で大好きな彼と話すときのコツをお話ししています。
その続き。
電話機に口を近づけることで、相手との距離を縮めましたね。
これだけ聞くと「なんとシンプルな」と思いますが、音と聴覚のメカニズム ももう大丈夫ですね。
そのとき、あなたならどんな声を出しますか?
彼の耳に口がほとんどくっついているような距離で。
まさか大声は出さないでしょう。
ふつうのしゃべり声でもない。
「お電話ありがとうございます。株式会社○○、△△でございます」というときの声でもない。
もっと、ずっと、親密な声で話すでしょう。
ささやきに近い、密やかで、しっとりして……
ん? ねっとり?
そりゃやりすぎだ。
いや別にいいんですけど、ねっとりまで行っちゃっても。
ただし、本当のささやき声では、周波数が高すぎて電話機が拾えないので、「ちゃんと声のある、ささやき声に近い話し方」でやるのがいいでしょう。
電話の送話口に口を近づけたら、本当に彼の耳に口を近づけているときと同じ声で話すのが正解、ということです。
電話口で、ささやいてあげてください。
効きますよ~。
えっ、もっと明るくて健康的なキャラで売りたい?
だったら別の話し方を使います。
(次回に続く)
遠距離恋愛でも怖くない、電話のボイストレーニング
お待たせしました。前回の続きです。
電話で効果的にあなたの気持ちを伝える方法を説明します。
電話の送話口に、いつもより少し近い距離まで口を近づけましたね。
この距離は、あなたの口と彼の耳との距離を意味します。
今、パッとイメージ湧きました?
電話ですから、実際は相手と何kmも何百kmも離れているかもしれません。
でも、電話は機械と技術の力でその距離を瞬時に埋めてくれます。
あなたが作った空気の振動が送話口のマイクに伝わり、電気信号に変換されて相手の電話機に届きます。
相手の電話機の受話口で空気の振動に戻され、相手の耳に入ります。
つまり、「あなたの口→送話口」と「受話口→相手の耳」の距離を足したものが、実は「あなたの口→相手の耳」の距離に相当するわけです。
だから、あなたが送話口に口を近づければ、相手の耳との距離が縮まるのです。
こうして言葉で説明してみると、なんだか詭弁みたいですが、音と電気信号の基礎知識です。
ここまで、OKですか?
あなたは今、彼の耳に口を近づけたことになります。
実は彼にもちゃんとそう伝わるんです。
「え~っ、でもやっぱりなかなか会えないんだから、寂しいには違いないよ」
まあまあ、それはしょうがない。ちょっと我慢ですよ。
せめて電話で遠距離の不利を埋めましょうよ。
で、大事なのはそのときの発声法です。
(次回に続く)
遠距離恋愛にも効く、電話のボイストレーニング
さて、前回の続きです。
遠距離恋愛では、頻繁に会えない。
だからといって、コミュニケーションの手段がメールだけでは、行き違いの原因になる。
すでに体験済みの人も多いことでしょう。
そんなとき、ぜひ電話をかけて声を聞かせてあげてください。
音声は、文字とは桁違いの情報量です。
あなたの一途な気持ちが必ず伝わります。
おっと、「必ず」と言いましたが、それは発声の技術次第。
下手な文章では意図が伝わらないのと同じように、下手な発声ではちゃんと情報が乗りません。
あなたの乙女心を声に乗せ、電話を通じて彼に届ける発声法を教えましょう。
次の手順でやってください。
まず、彼に電話をかけます。
彼が出たら……え? 出ない?
それは困った。
まさか着信拒否されているわけではないでしょうね。
そんなことはない? よかった。
それなら、彼が出てくれるタイミングにかけ直して。
あ、やっと出てくれた?
よし、それじゃ、いきますよ。
電話の送話口に、いつもより少し口を近づけて。
(次回に続く)
電話で彼を落とすボイストレーニング(遠距離恋愛にも効く)
遠距離恋愛をしている女性が、こんな台詞を口にしました。
「声なら電話でも伝わりますよね」と。
まさにそのとおり!
当たり前?
でも、裏にこんな気持ちがあったんだそうです。
「どうしてメールだと、すぐ誤解が生じるんだろう。どうして彼はすぐメールで怒るんだろう」
確かに、文字しか使えないメールでのコミュニケーションは難しい。
顔文字や絵文字でも情報量はたかが知れている。
そのせいで小さな誤解から疑心暗鬼が生まれ、相手を怒らせたり、寂しい気持ちになったり……。
今あなたが遠距離恋愛の真っ最中なら、ぜひ試してほしいボイストレーニングがあります。
電話で使える発声テクニックです。
次回に詳しく説明しますね。
恋愛に効くボイストレーニング講座
ガラスが多いと響きが少なくなります。
そのあたりの詳しい話はフェルモンド齋藤氏に任せるとして――
この写真のような場所で男女が語り合うときに、声に関して気にしたほうがいいことがあります。
それは、「対面では声が強く感じられやすい」ということ。
ただでさえ気の強いあなたがよけいに……あ、ウソウソ、穏やかなあなたなのに、「気が強そうだな」と思われたら損でしょう?
こんなとき、きつく響かず、しかもちゃんと伝わる発声のコツがあります。
身を起こして、胸から声を出すようにするのです。
もちろん、本当に胸から声が出るわけではありません。あくまでも感覚です。
いつもより少し下から鼻する感覚によって、相手には柔らかくしっとりした、時に色っぽい声として届きます。
ただし、周囲の騒音などによっては、発声を変える必要がありますよ。
「えっ? なに?」と聞き返されるようなら、顔(鼻)の共鳴を多めにするといいでしょう。
恋愛に効く声とは、聞いていて「きもちいい」と思わせる声。
相手に「きもちいい」と感じさせる声をマスターすれば、あなたは確実にモテモテです。
スタインウェイのピアノでボイストレーニング
向こうに見えるのはスタインウェイのグランドピアノ。
壁にはパヴァロッティ、カレーラス、ドミンゴなど、あまりに豪華なテノール歌手たちの写真がかかっています。
こんな連中が、宿泊中にこの部屋で練習したのか……
私も月に2回ほど、伴奏ピアニストを伴って、ここで発声練習をします。
音色塾の会員に歌を披露することも――
ただ、演奏という捉え方をすると、ちょっぴり難点があります。
この部屋、まったく響かないんです。
だから、喉を傷めやすい。
伴奏ピアニストはつい音量が大きめになるし、私はそれに対抗してがんばってしまうし。
「その環境に最適な発声」をマスターするには実に良い、条件の厳しい場所ではあります。
今度、よかったら聴きにきてください。
「反響の具合」を体感するのも、声の勉強になりますよ。
歌で話し声を良くするボイストレーニングとは
今日は「メイフェア 」で演奏会です。
ケーキと紅茶を召し上がっていただきながら、
ナポリターナを2曲歌うだけの小さなコンサート。
音色塾
のピアニスト、フェルモンド齋藤さんに
伴奏をお願いすることが多いのですが、
一人のときはアコーディオンを使って
自分で伴奏しながら歌います。
こんなスタイルで。
歌の練習は、実に良いボイストレーニングになります。
「歌声と話し声は違うのだから、話し声を良くしたいなら
違うボイストレーニングが必要では?」
と思うかもしれませんが、発声の基本は実は歌声のほうなのです。
だから、話し声をいくら磨いても歌は良くなりませんが、
歌声に磨きをかけると、話し声が良くなります。
歌声の技術を話し声に適用する際に、わずかなコツがあるだけです。
これは少々マニアックな話になるので、
またあらためて詳しくお話ししますね。
ということで、声を良くしたいなら、
カラオケで好きな歌を思いっきり歌うのも効果的ですよ。



