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シマリスのたまご

日常の出来事や旅先の思い出をつらつらと。

ブログネタ:充電器持ち歩いてる? 参加中  私は持ち歩く 派  地図を見るのが好きなので、電池を食うと知りながらも外せないiPhoneの位置情報。そんなわけで、充電器とバッテリーは常に持ち歩いています。

今回のアイスランド旅行で密かに楽しみにしていたのが、自分の軌跡を記録してくれる「世界の霧」(関連記事はこちら)アプリで、旅ルートを振り返ることでした。なにせこのアプリを手に入れてから初の海外ですから!

もちろん飛行機移動はアプリじゃ太刀打ちできないため、GPSロガーを使用。

Wireless GPS Logger M-241

このロガーは5000円ちょっととお値段もお手ごろだし、GPSログの取り込みソフトもついてくるし、設定がシンプルでと使い勝手がなかなか良く、日本での移動記録にとても重宝しています。

ところがー!

今回なぜか大不調で、アイスランドに到着してからのほんとごく一部のログ以外取れておらず。というか取れてたはずが突然消滅ガクリ

かろうじてゴールデンツアーのログを少し読み込めたけど、飛行機移動に至っては、ログがゼロでした。インターネットが繋がって世界の霧を一瞬立ち上げたアムステルダムだけが唯一の移動記録ガーン・・・

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かなりのショックでしたが、打ちひしがれていても仕方ない。なんとしても、ログを取り込んでみたい!と思ったので、日本に帰ってから超がんばりました。

使ったのはもちろん、オリジナル地図を作れるGoogleMapです。



Google Mapで滞在したホテルや散歩した場所、アクティビティで訪れた場所、オーロラ観測をした場所など、一件一件検索してマイプレイスとして1つの地図に保存。


こんなことができるのも、フィルムのころと違って、デジタルカメラでお店の看板屋や街中の地図など気軽に記録しておけるからこそ。特に苦労したのは、暗闇で景色もわからず、観測小屋の形のヒントしかなかったオーロラ観測地点だけれど、これもツアー会社のブログや、ネットを駆使して発見!

こうして完成した地図を、Google Mapの編集メニューの下にある「KML」をクリックしてパソコンに保存し、



DropBoxにアップロードして、 (このFog of Worldというフォルダは、世界の霧アプリのバックアップ先をDropBoxにすると勝手に生成されます。iTUnesの共有ファイルでも同じことができるようです)



さらに「世界の霧」アプリ側の設定からDropBoxを選択して、

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お目当てのKMLファイルを読み込めば
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世界の霧への取り込み完了!

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まとめると
1)Google Mapで訪れた場所をマッピングし、マイプレイス地図として保存。
2)KMLファイルとしてDLして、DropBoxにアップロード。
3)世界の霧アプリで取り込み。

と、これだけです。簡単!私でもできる!

改めて見ると、今回の度はレイキャビク中心だったから、アイスランドのほんの一部しか行けなかったんだなあ。 でも、こうやって旅の地図を見返すのは、やはり面白い!
白濁したお湯が魅力のブルーラグーン。なぜ白いのかと言えば、シリカというミネラル成分が多く含まれているからです。

シリカは人間の体内にあるあらゆる成分に含まれる必須ミネラルで、「美容に非常に良い!」とされているため、ブルーラグーンの一角にはシリカが瓶に入って置かれているパックコーナーがあります。

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これを顔に塗って10分ほど放置した後に洗い流すとスベスベに。女性だけでなく、男性も夢中になってパックしていました。

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ちなみに、最初シリカの瓶があることを知らず、温泉の底から取り出してみたら超臭かったwwwみなさん、ちゃんと瓶のものを使いましょうね。

もうひとつブルーラグーンならではのユニークな美容サービスが、温泉の中で受けられるマッサージ。

「でも、お高いんでしょう?」

ええ。その通りです。お値段20分で5000円ぐらいします。普段だったらまず手を出さない値段なんですが、今回悪天候で参加する予定だったツアーが2つ潰れたこともあり、何か代わりとなるサムシングを探していたため、奮発しちゃいました!

予約は建物内のバーカウンターにて。

園内には料金表な貼り出されておらず、店員さんに聞くしかありません。受けたい人がいるなら、こちらのツアー予約会社のメニューがマッサージの説明も書いてあって一番わかりやすいかも。

バーにてリストバンドを差し出すと、予約時間の5分前になったらマッサージエリアの入り口で待機するように言われました。マッサージエリアはお金を払った人以外立ち入り禁止になっています。

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呼ばれるとシートタイプの浮き輪に寝かされ、寒くないように上から温泉水を浸したバスタオルをかけてくれました。マッサージ中も冷えてきたら浮き輪ごと身体を沈めてお湯を浸してくれるので、寒くはありません。

感想は、、、マッサージ自体はソフトにリンパを流して行く感じで、そんなに特別なものではないけれど、温泉のこぽこぽという心地よい水音を聞きながら、温泉の温かさを感じながら、というのはスーパーリラックスできる!

終わった後もマッサージエリアで、浮き輪で寝てて良いというので、暫く余韻に浸りました。まあ、それでも高いとは思いますが。セラピストには男性もいたので、気になる人は予め伝えておいたほうが良いかもしれません。

というわけで、次回があるなら教訓をまとめると
●チケットはブルーラグーンのサイトから事前にネット予約しておくのがお利口。
●冬は足が寒いので、ビーチサンダルがあると便利。
●奮発してバスローブつきのチケットを買っても、知らない人にどんどん奪われる。
●塩分を含んだお湯は、髪の毛がギッシギシになるので、トリートメントがあるとステキ。(シャワールームにシャンプー&リンスは無料でついています)
●バスタオルはついてくるので特に持っていかなくて大丈夫。
ぐらいかなあ。

時間があったら旅行中、もう1回ぐらい訪れたかったなあ。
 らブログネタ:お風呂にかける時間 参加中
血流が本当に悪いんです。だから、本当なら毎日お湯に浸かって身体をメンテナンスしてあげたい。でも、なかなかそうはいかないので、お風呂は30分がいいところかな。

そんな中、今回のアイスランドの旅では、思いっきりお湯に浸かってのんびり癒される時間がとれました。そう!世界一広い露天風呂「ブルーラグーン」に行ってきましたよ!

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広さはなんと5000平方m。

ブルーラグーンは自然の温泉湖ではなく、スヴァルトセンギ地熱発電所が地下2000mから地熱海水をくみ上げ分離した熱水が源泉となっている人口の施設。地下では200度以上と高温のお湯を、機械で約40度まで冷まして利用しているそうです。

組み上げられた熱水はこの施設だけでなく、近隣施設や家庭でも利用。また地熱海水を組み上げる際に一緒に出る蒸気は、タービンを回し電気を生み出しているというから、エコ大国アイスランドってすごい。

電力のほとんどを地熱と水力という再生可能エネルギーでまかなってるって、日本じゃ考えられないことですね。

施設から遠くに白煙をまとったスヴァルスエインギ地熱発電所を望むことができました。発電所を見学した後、温泉につかる社会科見学的なツアーもあるようです。

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さて、ブルーラグーン。バスで行くと駐車場に下ろされ、そこにはそのまま空港へ向かう人のための荷物預かり所がありました。入り口までは3分ほど岩の道を歩きます。
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入場料には入場料のみのものから、バスローブやスリッパや入浴中のドリンクがセットになっているなどセット内容により4種類ありました。更に冬と夏とでは、冬の方が安いです。

インターネットでもチケット予約ができるのですが、5%の割引もあり、更に優先レーンがあるのでかなりお得です。朝一で行ったらこの混雑!

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お金を払うと日本のスパのような腕に巻くベルトを渡され、これがロッカーキーとなります。また、館内ではこの電子ベルトで支払いもできました。ロッカー室もキレイ!

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ロッカーで水着に着替えたら、シャワールームでシャワーを浴びて(これ、必須になってました)、いよいよ温泉へ!

表に出ると、キレイー!でかいー!

そして、すんごい寒いー!

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お湯は40度に保たれているとは言え、この広さ。場所によって非常にムラがあります。

あったかい所には人がいっぱい。

中央にはバーカウンターがあり、飲み物や有料のパックを買うことができました。温泉つかりながら、スムージー飲むとか贅沢!!

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長くなったので、続く


午後からのゴールデンサークルツアー。最後の立ち寄りスポット、ゲイシールに着いたのほ、もうすっかり日も暮れかかった頃でした。

ゲイシールとは、アイスランド語で間欠泉の意味。この地帯には大小さまざま、たくさんのゲイシールがあるそうです。英語のgeyserの語源というから、大昔から有名だったのでしょうか?

熱水が湧き出る地帯は柵で囲まれており、見どころに沿って遊歩道が作られていました。夕日に向かって歩く行程となり、水面がこれでもか!という程に煌めいています。

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透き通った水は思わず触ってみたくなるほどですが、温度は80度から100度と高温。

こういう水がきれいなところのお約束「お賽銭入れたらダメよ」の看板には、日本円マークもしっかり書かれていました。

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さて、写真でよく見かける間欠泉は、「グレート•ゲイシール」と呼ばれ、最大で約60mの高さまで水が吹き上げるそうです。しかし、だんだんと活動が低下し、今は1日1回程度しか見られないのだそうです。一時は活動停止の時期もあったとか。

代わりにここを代表して頑張ってくれているのが、2番目に大きな「ストロックル間欠泉」。3~4分に1度約30mほど吹き上げるという大サービス中だそう。

どこだろう?探していると、明らかに人だかりができているがありました。


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間違いなくここ!

夕日を背に、綺麗だなあと水面を見つめていると

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やがて、まるで水が呼吸してるかのように寄せたり引いたり、スーー ハーーと揺らめきだし……

その呼吸が大きくなったと思ったら

バーーーーーーン!

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風があったために横に流れて高さはなかったものの、地球の神秘、感じましたよ!

個人的には吹き上げるその瞬間より、水面の動きと同調するほど集中して見つめ、思わず呼吸をあわせてしまう待ち時間にウキウキしましたw

2回も見る頃には、あたりは真っ暗。時に紺色に近づきつつある空をキャンバスに、白い煙が地を這うように横切っていきます。

静かー。

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近くにはカフェなども併設したお土産物屋さん。アイスランドらしい編み物製品や、あったかグッズがたくさん売られていました。

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ホテルもあって、オーロラも見られるというから、ここに滞在するのも良さそう。でも、高いのかしら?

つう雪はテンション上がる?下がる?ブログネタ:雪はテンション上がる?下がる? 参加中
私は上がる派 

寒いのは苦手ですが、雪景色には素直に心を奪われることごあります。

乗馬後、ファームでお母さんのスープを飲みながら、ゴールデンサークルツアーのお迎えを待っていると、程なく大型バスがやつまてきました。アクティビティとゴールデンサークルツアーがセットになったツアーが多いですが、後で地図を確認したところ、このファームはちょうどシングヴェトリル国立公園への途中にあるのですね。

最初に向かったのは、地球の割れ目「ギャウ」。地表に出ている海嶺、ユーラシアプレートと北アメリカプレートがひっぱり合うことでできた割れ目で、アイスランドのほぼ中央を南北に貫いているそうです。ここ以外のアイスランド各所でギャウを確認できるそうですが、この場所が最大規模とのこと。地表に海嶺があるのは、世界でもここアイスランドともうひとつはアフリカのエチオピアからタンザニアに走る大地溝帯の2箇のみだそうです。

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説明がないと何のこっちゃですが、地球のチカラ強さを目で見て感じられるこの場所。プレートのひっぱり合いにより、年に数センチずつ国土が東西に広がり続けているというから、不思議です。

また、ここはヴァイキングたちが自分たちの法律を定めるために、西暦930年、世界初の議会を行った場所としても有名ですが、議場として選ばれた理由は、この切り立った岩の前が、大人数で話し合いをするのに声が響いて適していたからとのこと。

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ギャウの横には展望デッキが設置されていて、湖を始め周囲を見渡すことができました。

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続いて向かったのは、黄金の滝という意味を持つグトルフォス(Gullfoss)。晴れた日に虹がかかることから、この名前がついたのだとか。

スポットにはカフェやお土産屋さんがあり、その横にある遊歩道を通って滝へと向かいました。途中、滝壺の上に向かうコースと、滝壺に向かうコースとで道が分かれていましたが、時間的に両方は無理そうだったので迷わず滝壺コースへ。

アイスランドを代表する滝ということもあり、ガイドブック等で散々写真を見てはいたけど、高台から覗いた滝の姿は想像以上の規模でした。

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滝は二段に分かれていて、幅が70m、落差は第一の滝が15m、第二の滝が30m。とにかく水量が半端ない迫力!このヴィータウ川の水源は、アイスランドで第二の規模を誇るラング氷河の雪解け水だそうです。

滝の横には滝壺のすぐ横まで行ける遊歩道。冬は危険だから立ち入り禁止でロープがはられていました・・・・・・・が、みんなお構いなしにロープを超えて歩いていきます。滝壺のあたりにいる人たち豆粒!大変そうだけど、私も行っちゃえー。

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遊歩道は狭く、崖側にあるのは1本のロープだけ。さらに、足元は凍った雪でツルツル。脚を滑らしたらおしまいなので、確かに冬期に閉鎖する理由はよくわかります。

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滝壺まで距離があるように見えて、雪で凍ってるだけなので、柵を越えたら滑り落ちていきそう、、、なるべく雪が固まっていないところをソロソロ選んで歩き、まずは第二のフォールへ到着。

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轟音と共に水が滑り落ちていき、霧で滝壺は見えず。見ていると吸い込まれそうで、少し怖く感じるほど。

更に進むと第一のフォール。こちらは穏やかながらデコボコの大地を這う水が、深い青から水色までグラデーションで見え、それが雪の白と混じって幻想的!

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ふと来た道を振り返れば、頑張って遊歩道を歩いた人だけが見られる素晴らしいサンセットが広がっていました。

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更に駐車場に戻ると更に太陽は赤みを増し、雪に反射して本当にキレイ!!

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既に滝を抜け切ってただの駐車場なのに、空の広さと雪景色に感動しちゃったよ!

もし、ファームでご飯を食べていなかったら、ここで食事をとるようにとのことだったので、ファームのお母さんには本当に感謝です。