【アイスランド】ゴールデンサークル1 ギャウ&グトルフォス(Gullfoss) | シマリスのたまご

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寒いのは苦手ですが、雪景色には素直に心を奪われることごあります。

乗馬後、ファームでお母さんのスープを飲みながら、ゴールデンサークルツアーのお迎えを待っていると、程なく大型バスがやつまてきました。アクティビティとゴールデンサークルツアーがセットになったツアーが多いですが、後で地図を確認したところ、このファームはちょうどシングヴェトリル国立公園への途中にあるのですね。

最初に向かったのは、地球の割れ目「ギャウ」。地表に出ている海嶺、ユーラシアプレートと北アメリカプレートがひっぱり合うことでできた割れ目で、アイスランドのほぼ中央を南北に貫いているそうです。ここ以外のアイスランド各所でギャウを確認できるそうですが、この場所が最大規模とのこと。地表に海嶺があるのは、世界でもここアイスランドともうひとつはアフリカのエチオピアからタンザニアに走る大地溝帯の2箇のみだそうです。

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説明がないと何のこっちゃですが、地球のチカラ強さを目で見て感じられるこの場所。プレートのひっぱり合いにより、年に数センチずつ国土が東西に広がり続けているというから、不思議です。

また、ここはヴァイキングたちが自分たちの法律を定めるために、西暦930年、世界初の議会を行った場所としても有名ですが、議場として選ばれた理由は、この切り立った岩の前が、大人数で話し合いをするのに声が響いて適していたからとのこと。

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ギャウの横には展望デッキが設置されていて、湖を始め周囲を見渡すことができました。

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続いて向かったのは、黄金の滝という意味を持つグトルフォス(Gullfoss)。晴れた日に虹がかかることから、この名前がついたのだとか。

スポットにはカフェやお土産屋さんがあり、その横にある遊歩道を通って滝へと向かいました。途中、滝壺の上に向かうコースと、滝壺に向かうコースとで道が分かれていましたが、時間的に両方は無理そうだったので迷わず滝壺コースへ。

アイスランドを代表する滝ということもあり、ガイドブック等で散々写真を見てはいたけど、高台から覗いた滝の姿は想像以上の規模でした。

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滝は二段に分かれていて、幅が70m、落差は第一の滝が15m、第二の滝が30m。とにかく水量が半端ない迫力!このヴィータウ川の水源は、アイスランドで第二の規模を誇るラング氷河の雪解け水だそうです。

滝の横には滝壺のすぐ横まで行ける遊歩道。冬は危険だから立ち入り禁止でロープがはられていました・・・・・・・が、みんなお構いなしにロープを超えて歩いていきます。滝壺のあたりにいる人たち豆粒!大変そうだけど、私も行っちゃえー。

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遊歩道は狭く、崖側にあるのは1本のロープだけ。さらに、足元は凍った雪でツルツル。脚を滑らしたらおしまいなので、確かに冬期に閉鎖する理由はよくわかります。

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滝壺まで距離があるように見えて、雪で凍ってるだけなので、柵を越えたら滑り落ちていきそう、、、なるべく雪が固まっていないところをソロソロ選んで歩き、まずは第二のフォールへ到着。

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轟音と共に水が滑り落ちていき、霧で滝壺は見えず。見ていると吸い込まれそうで、少し怖く感じるほど。

更に進むと第一のフォール。こちらは穏やかながらデコボコの大地を這う水が、深い青から水色までグラデーションで見え、それが雪の白と混じって幻想的!

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ふと来た道を振り返れば、頑張って遊歩道を歩いた人だけが見られる素晴らしいサンセットが広がっていました。

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更に駐車場に戻ると更に太陽は赤みを増し、雪に反射して本当にキレイ!!

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既に滝を抜け切ってただの駐車場なのに、空の広さと雪景色に感動しちゃったよ!

もし、ファームでご飯を食べていなかったら、ここで食事をとるようにとのことだったので、ファームのお母さんには本当に感謝です。