【 ハードロマンチッカー 】 | Darkside of the Moon

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こんばんは、ジュンです。


先日、バルト9で見た映画 【 ハードロマンチッカー 】 の感想です。




  山口県下関の街。

  グー(松田翔太)は、高校を中退したフリーターの在日韓国人。

  顔は広いが、不良やヤクザなどとつるむことのない、

  一匹狼のような生き方をしている。

  街では、刑事の藤田(渡部篤郎)にからまれ、

  幼い頃からの顔なじみのヤクザ・庄司(真木蔵人)から

  面倒なものを預けられたりと、厄介な日々を送っていた。


  ある日、友人の金子(川野直輝)から、

  後輩の辰(永山絢斗)とマサル(柄本時生)が

  敵対するチョー高(朝鮮高校)のキムチョンギの家を襲撃し、

  そこのバアさんを撲殺し火をつけたことを聞く。


  グーが真相を求めて街を歩けばガキが絡んでくるので痛めつけたら、

  その兄貴(遠藤要)がチョー高ボクシング部の元選手だったり、

  友人のタカシ(金子ノブアキ)を訪ねたら、そこにチョー高のOBがいて、

  女子高生をレイプしようとしていたので、一撃を食らわせたりして、

  下関はグーにとって敵だらけになってしまう。

  そんな下関を離れ、福岡県の小倉に新たな居場所を見つけたグーだったが・・・  

             ( goo映画 & allcinema 参照 )




一応、設定は現代と言うことになっているのですが、

果てしなく昭和に近いテイストが漂ってきます。

なにせ、下関出身、在日韓国二世のグ・スーヨン監督が、

自らの小説を映画化した作品です。、

自身が育った時代背景がベースになっているため、

どうしても昭和になってしまうのでしょう。


閉鎖された人間関係・・・

閉鎖された街・・・

その中で生まれるモヤモヤを晴らすために繰り返されるのは暴力・・・

この街に住む若い子達は、とにかく暴力しかないんだろうか!?


下関という街が、とりわけ在日韓国人の割合が多いのかどうか、

管理人は知らないのですが、

チョー高と言われる朝鮮学校と、

在日だけど日本の高校に通っている(通っていた)子(グー)と、

日本人の3者のグダグダが続くだけ。


一応、グーが庄司から預かった謎をめぐっての

ゆるーい話はあるものの、

ただ気に食わないからという感じで、始まる暴力。

暴力だけならまだしも、女性レイプのシーンがあまりにも多くて鼻につく。


女子高生の口にカッターナイフを突っ込み犯すシーンは、

おいおい、それはあまりにも酷くないかい ∑( ̄口 ̄)オイオイ

と、言いたくなる。

これ、在日の監督が撮っているから問題にならないのかもしれないけれど、

日本人の監督が在日の女子高生をレイプするという設定でこのシーンを撮ったら、

きっと、かなりの問題になるんじゃないかなぁ~ と思うのは管理人だけだろうか・・・


とにかくこの作品からは、この街に生きる若者の熱さとか、

生き様とか、行き場のなさとかが、とにかく伝わってこなかったです。

自分が高校生だった頃、こんなことしてたよねぇ~ 的な、

監督の自己満足としか思えなかった、管理人なのでした。



後、登場人物が多すぎて、途中で訳分からなくなります (;´▽`A``アセアセ

帰って来てから公式HPで人物相関図を見て、確認しました!

で、やっと分かりました(笑)


もう少し、整理しても良かったんじゃないかと思ったりしました!!




主役のグーを演じた松田翔太。

父親の優作はここの舞台となった下関の出身!

この地の作品で主役を張ったと言うことで、なかなか熱の入った演技を見せてくれてます。

が、なぜか彼の演技をみていると、コメディに見えてしまうのです。

いつも笑をこらえているような顔してませんか?

松田翔太って・・・