翻訳コーディネーター通信 / 続・続・荒野の七人 -17ページ目

翻訳コーディネーター通信 / 続・続・荒野の七人

テンナイン翻訳部のスタッフが、コーディネーターとしての日々の声をお届けします。

英語をはじめとする語学のこと・翻訳ビジネスのこと・日々の業務のこと

などなど自由に書き綴ります。

ついに始まりました。WBC。大好きな野球選手が引退してから、すっかり野球からは離れていたのですが、ついついこのWBCの韓国戦はテレビにかじりついて見ておりました。


メディアから心配されていたイチローも無事ヒットを打つことができ、韓国戦に大勝でした。

どこかのコメンテーターがあれだけ毎年ヒットを量産しているイチローが、たった数試合打ってないだけで、なんであんなにメディアが大騒ぎして、心配だっていうのかわからないって言っておりました。確かに!!(笑)


あの存在感バリバリのイチロー選手はどうしてもみんなの関心を集めてしまうんでしょうね。


そんなイチローに対して、アナウンサーが「調子はどうですか?」という質問をした時の一言。

「調子が良いとも言えないし、かといって悪いとも言いたくない!その辺はうまく遠まわしの質問や、言葉言葉のはしから、察して欲しい。」だそうです。


直球でものを言わずに、さし障りのない言い方をしながらも、言いたいことを暗に含める!

日本語の会話は本音を隠しながら、でもこういう意味だっていうのを悟ってね。これぞ、日本語の醍醐味ですかね(笑)


日本語がネイティブにとっては気にならないこの曖昧さなのですが、翻訳者からしてみるとそうではないようです。あまりにも回りくどい言い方がされていたりするから、英語に翻訳するのは大変な作業のものもあります。


特にレターなど、個人が書いた文章は大変なようです。

翻訳作業って言葉だけでなく、その国の文化も大きくかかわってくるんですね。


やっぱり奥が深い。

優柔不断だという意見もあるし。。。かといって、やっぱりいいにくいことはズバッと言うのではなく、察して欲しいし。。。 


日本語は便利なのか?不便なのか??? はて。。。



今年のアカデミー賞授賞式のことは先週Eugeneが書いておりましたが、わたくしも1つ。


今まで、ビリー・クリスタルやスティーブ・マーチン、ウーピー・ゴールドバーグなど、トークが達者なコメディアン、コメディエンヌが司会の定番と思っていましたが、今年のオープニングを見て、「これもアリなんだ」と、目からウロコでありました。

ヒュー・ジャックマン。かっこよすぎました。勝手にイギリス人だとずっと思っていたのですが、彼がオーストラリア人で、トニー賞受賞者であることは、ここで初めて知りました。

毎年、アカデミー賞授賞式の日オスカーの行方にドキドキしますが、テンナインに入社した5年前からもう1つドキドキすることが増えました。

それは、アカデミー賞の裏舞台を想像することです。


生中継では同時通訳が神経を研ぎ澄まし言葉を受け止め、言葉を発し続けます。

視聴者である我々も同時通訳がつくことで臨場感を味わうことができます。

リピート放送は同日の夜9時からです。ということは、生放送の最中からリピート放送開始までの数時間で膨大な量の字幕翻訳が行われるわけです。こんな裏舞台を考えるだけでも手に汗をかきますよ。



2004年の2月からずっと、毎年この日はドキドキしながら過ごしています。



いつも全力です!

英語翻訳無料

日本語は難しい。


最近新入社員面接で大学生の皆さんが一生懸命に尊敬語や謙譲語を使っているのを聞いていて思いました。
緊張もあるのかも知れませんが、みなさん時々間違えます。中には「弊社」「御社」を間違えることも。

使いなれない言葉に悪戦苦闘していますね。


語学の勉強は使って、話して覚えるのが基本。

それは日本語も同じ。

日常の中で使っていかないとなかなか身につかないのだと思います。

口から自然にでてくるようになるまで。


がんばれ、大学生。

翻訳をするには単に英語ができるだけではダメだ、とよく言われます。


英語を日本語へ訳す場合を例にとると、英語を読み取る力、専門知識、分からないことを調べるリサーチ力、集中力に根気よさなどの要素が絡み合っています。そしてこれらにも増して大切なのが日本語を書く力。内容や用途に合った文章のスタイルや読みやすさが大切です。


でもプロの翻訳者はどうやって日本語力を磨いているのでしょうか。


先日話した翻訳者によると、日本語を磨くためには良いと思う文章をひたすら「書き写す」のが良いそうです。パソコンがこれだけ普及しているいま、改めて鉛筆を持って紙に書くのはなかなか気合いが要りそうですが、漢字の練習もかねて挑戦してみようかな、と思います。


翻訳でお悩みなら―

お試し英語無料翻訳

最近社内で「右きき、左きき」について少し話題になりました。
弊社の社長は元来左利きだそうで、物を書くのとお箸を持つのは右利きに矯正されたとのことでしたが、私も、私の横に座っている同僚も左利き矯正組ということが先日判明しました。海外では今も昔も利き手を気にするカルチャーはないと思っていたのですが、よくよく考えてみると左利きを表す言葉が結構あります。特に、スポーツの世界では、野球なら「サウスポー」(southpaw)、ゴルフなら「レフティ」(lefthanded)、サーフィン・スケボー・スノーボードのいわゆるカウンターカルチャー系スポーツでは「グーフィーフッター」(goofy-footed)とわざわざ左利きを表す言葉があります。

まず、野球の「サウスポー」(southpaw)ですが、これはシカゴのスポーツライターによる造語と知り、びっくりしました。メジャーリーグの野球場は、バッターがボールを打つときに午後の日差し(特に西日)が目に入ってまぶしくならないように、バッターが東を向くように作られているのですが、ということは、ピッチャーは西を向いているので、その左手は南側にあります。南側にある手(south paw)で投げるピッチャー、つまり左腕投手はサウスポーと呼ばれた、というらしいのですが。こんな由来があったとはピンクレディーも世界の王もびっくりしているかもしれません。

次に、ゴルフですがなんと左利きは「非常に不利」といわれるスポーツなのです。利き手が左の選手でもわざわざ右利きでゴルフができるように、というかそもそもアマチュアから右利きで始めるのが暗黙の了解のようです。そんな中にあって有名なレフティプロゴルファーはフィル・ミケルソンというアメリカの選手が唯一の存在です。人気が高く、メジャー大会のトップ争いの常連なのですが、「無冠の帝王」とずっと言われてきました。そのミケルソンが2004年のマスターズで初優勝した時は翌朝の新聞にでかでかと「レフティミケルソン、マスターズ制覇」と左利きであることがわざわざ書かれていました。また、World Association of Lefthanded Golfers【略】WALG、「世界レフティゴルフ協会」というものまで存在しています。左利きのゴルファーだけの協会が存在するとはびっくりです。ゴルフ界では左利きというのはいろんな意味でマイナーなようです。

最後に板に乗って行うサーフィン・スケボー・スノボーですが、これらは板の上に足を乗せて体重移動をしながら板をコントロールするスポーツです。左足を前、右足を後ろにした態勢が「グーフィー」(goofy-footed)と言われます。左利きにはグーフィーの人が多いと言われます。これに対して、右足を前、左足を後ろにした態勢が「レギュラー」(regular-footed)です。レギュラーが通常ということなのでやはり、グーフィーは通常でない、ということなんでしょうか。goofyという単語はスラングで、少々どんくさい、という意味で本来使われるようです。

もうすぐ野球もゴルフも新しいシーズンがスタートしますが、大事なのは左利きも立派な個性だということでしょうか。

でも、翻訳には右も左もない!あるのは上質かどうか!
英語翻訳




 今年のアカデミー賞で外国語映画賞を受賞した『おくりびと』。私は未だ観ていません。ああいうジャンルの映画は、ビデオが出たあとに、誰にも邪魔されず、自宅での~んびり、ゆ~っくりと見ようかと思い、映画館での上映期間中には敢えて観ませんでした。3月にはビデオが出るようです。

 さて、今年の最優秀作品賞自体は「Slumdog Millionaire」でした。Danny Boyle監督は『Trainspotting』でおなじみの大好きな監督。朝、ラジオでこの映画関連のニュースを聞いていて、「そうか!」と思ったのですが、今回はインドが舞台のため、アメリカでは字幕付き上映とのこと。私たち日本人には字幕付き映画を観ることなど決して珍しいことでは無いですが、英語が公用語の、特にハリウッドを擁する映画の国アメリカでは、人々は字幕をとても煩わしいと思う、というニュースを聞きました。そうかぁ、一般にアメリカの人が字幕付映画を見ることって、日本人に比べたら少ないかもしれませんね。当たり前だけど、改めて聞くと新鮮なお話。


 とにかく、日本では公開が4月とのこと、とても楽しみです。その前に夕張映画際での上映が決まっているようです。


 翻訳に関係する仕事をしているからか、些細なことでも新鮮です(笑)


翻訳のお問い合わせはこちらへ矢印① プロの英語翻訳  


テンナインでは「ハイキャリア」(http://www.ten-nine.co.jp/hc/ ) という通訳・翻訳者のコミュニティサイトを運営しています。ここでは様々なコーナーが展開され、現役通訳・翻訳者の声や仕事・学習情報などを随時提供しています。


私はこの中の「なるほど!英訳塾」(http://www.ten-nine.co.jp/hc/naruhodo/index.php )という、英訳スキルをブラッシュアップするための学習コーナーを担当しています。担当するといっても、実際の記事はテンナイントップクラスの英訳者(塾長)が書いていますので、日々起こる翻訳の中から、特に日本人英訳者に見られる英訳をよりよくするためのヒントを毎回ご紹介しています。


まずはビギナー編と称して、簡単な例文を用いて英訳のあれこれを解説していましたが、春からはより実践的な方法で、英訳ブラッシュアップ法をご紹介していく「実践編」にリニューアルします。


当ブログだけではなく、ぜひこういったテンナインで活躍してくださっている翻訳者・通訳者の方々の生の声に触れるサイトも、多くの方にご覧いただけると嬉しいです。


☆英訳塾の塾長が担当する英訳を!☆

英語翻訳サイト

この前、アメリカ(?)でゴルフの石川遼選手が記者会見をした際の一幕。


「りょう」という発音がアメリカでは難しいらしく、新聞が読み方は本人に聞くのが一番だろうみたいな事を書いていたらしくそれに対する回答のようで、「My name is りょう」 と自ら名前の発音を記者たちに教えておりました。


そして、教えるだけでなく、「Please after me. My name is りょう」と記者たちと一緒に発音したりして、それはそれは和やかな記者会見の様子でした。


石川選手に誰がこの名前の読み方は本人に聞くしかないっていう記事を教えたのか。。。。。

すばらしい目の付けどころです。


きっとこのやりとりでアメリカの記者たちのハートもがっつりと掴んだはずです。

視野が広いって大切ですね。



かゆいところに手が届くようなサービスを目指して!!

http://www.ten-nine.jp/images/letter_at_service.pdf

むかしむかし、私は小学校5年から中学校3年までの4年間、家の近所の学習塾に通っていました。

その塾の英語の先生はというと、授業が始まる前に必ずあるトレーニングを行うのでした・・・

授業開始前の10分間は「声を出し覚える」、というトレーニングがありました。

主格・所有格・目的格に始まり、原級・比較級・最上級、不規則動詞の変化など、とにかく声に出して何度も全員で唱えるのです。

当時は夢中でやっていましたが、今考えると異様な光景かもしれません。

「アイ・マイ・ミー、ユー・ユア・ユー・・・・ゼイ・ゼア・ゼム!」、

「ビッグ・ビガー・ビッゲスト、ヤング・ヤンガー・ヤンゲスト・・・・ロング・ロンガー・ロンゲスト!」、「ブリング・ブロート・ブロート、キャッチ・コート・コート・・・・フォール・フェル・フォールン!」

ここまでが5分で肩慣らしです。

あとの5分は英語のことわざをシャウトしました。

比較級の勉強として、

Prevention is better than cure. 転ばぬ先の杖!、Better to ask way than go astray. 聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥!」


ToやIngで始まる文をItを主語にした文にしなさい、という問題が出た時のために、
It is no use crying over spilt milk.または、Crying over spilt milk is no use. 覆水盆に返らず!」


意味を理解する前にとにかく覚えるという、九九のような感覚で覚えたことわざでした。

小さなころにしみ込んだものは、数十年経った今でも忘れないものですね。

今の自分に言い聞かせたいことわざ、結構ありました。

仕事では心掛けてはいるけれど、なかなかそうはいかない、

Don’t put off till tomorrow what you can do today.

2つの意味があるけれどどちらの意味でも納得、人は忍耐しながら変化していくのだ。

A rolling stone gathers no moss


サービスも変化していきます↓英語翻訳無料キャンペーン実施中











「ロング・グッドバイ」(村上春樹訳)を読み終えました。

村上氏の翻訳は完結な文章でマーロウの魅力を余すことなく伝えていました。

読み終えて感じたのはマーロウが相手ととる距離感の心地よさでしょうか。村上氏の小説でも同じような距離感の心地よさを感じます。私の思い込みかもしれませんが、村上氏がチャンドラーに魅かれるひとつには距離感があるのではないか、とつらつら思いました。


昨夜は読了を記念して(?)、ロバート・アルトマン監督の「ロング・グッドバイ」を再見しました。

エリオット・グールドのマーロウは当時賛否両論あったのですが、私は大好きです。原作とは違うラストですが、マーロウが筋を通すべきところはきっちり通していてなんともかっこいいのです。


小説の映像化も一種の翻訳なのではと思います。

ただ映像への翻訳はテキストに比べると飛躍の幅が広いのでしょうか。


いや、それはアルトマンだから?