6月17日(月曜日)、今日は定休日なので早朝から目を覚ましたりウトウトしたりしながらドジャースvs ロイヤルズの試合をベッドの上で見ていました
現地ロサンゼルスは【父の日】ということで、試合前にはドジャースの選手の子供さん達が皆で始球式をするイベントなどがあり、とても微笑ましい光景でした
そんな中、日本は“17日”ということで、ドジャースの背番号《17》が特大のホームランを2本かっ飛ばし、チームを勝利に導きましたね
そんな大谷選手、例年6月はホームランを量産することで『ミスターJune』とも言われていますが、今季はなかなか調子が上がらず、周囲をヤキモキさせていましたが、今日の試合の第2打席、左中間にあれだけ大きな打球をホームランできたことで、復調の兆しを掴んだのかもしれません
あの方向への大きな当たりは大谷選手の調子のバロメーターとも言われていますからね
続く第3打席はライトスタンドへ飛び込む大きな放物線を描いたこれまた大きなホームラン
“6月男”は実は“6月後半男”だっただなんて日本のメディアは言い直して(?)、なんとか盛り上げようとしているようですが、今年は全体的に遅れている日本の梅雨入りとは逆に、湿り気味だったバットが火を噴いてどんどんホームランを量産して欲しいと思います
さて、そんなドジャースに暗雲立ち込める事態がまき起こっています
ニューヨークであのヤンキース打線を見事に牛耳った山本由伸投手、体調面を考慮して登板を少し後ろにずらし満を持して昨日マウンドへ上がりましたが、2イングス28球を投げただけで緊急降板してしまいました
どこか体調面で異変が起きたことは間違いないと思いましたが、1日経って発表されたのが「右肩腱板の損傷」
肘ならトミー・ジョン手術などもありますが、肩となるとさらに厄介かも…
日本時代とは違うボール、マウンド、登板間隔、移動などの環境に加え、近年はピッチクロックなど投手への負担がかなり大きくなっているメジャーリーグ。
元々のメジャーの投手でもトミー・ジョン手術を行う選手は多く、日本からメジャーに挑戦する日本の一流投手もことごとく肘を痛めて手術をしているので、本当に心配だったんですよね
肩肘に負担をかけないように、日本時代はあえてスライダーを封印していた由伸投手でしたが、さすがにメジャーでは持ち得る球種は全て使わなければなかなか強者揃いのメジャーの打者を打ち取ることが出来なかったか…
特に前回の強力ヤンキース打線には最速159キロ近いストレートも投げ込んでいましたから、リミッターを外しての投球は相当肩肘に負担がかかっていたんでしょう
チームは15日間の負傷者リストに入れましたが、おそらく少くとも前半戦は絶望だと思います
肘もそうですが肩は投手の生命線ですから、無理をして選手生命をダメにして欲しくないので、きっちり治して戻ってきて欲しいと思います
そんなドジャースにおいて更なる不運は続きます
日本時間今朝の試合でドジャースのリードオフマンだったムーキー・ベッツ選手が左手甲にデッドボールを受け骨折。下手をしたら今季絶望かもしれないということです
ドジャース打線の看板であるベッツ、大谷、フリーマンのMVPトリオの一角が居なくなるというのは打線にとって痛手ということだけでなく、チームのリードオフマンということで、与える影響の大きさは計り知れないものではないでしょうか?
選手層の厚いドジャースですから、今すぐチーム成績に影響があるかと言えばそれほどでもないかもしれませんが、見ていたかった選手や応援している選手が怪我や負傷で離脱してしまうのは悲しいことですよね
いずれにしてもきっちり治して、再び戻ってきた暁には更なる活躍を期待して、2人の復帰を待ちたいと思います