アセンションの為だけにあった大学時の彼女の話 群馬八幡ぐんまやわた | トリプルアセンション キツネニュース

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群馬八幡ぐんまやわた 1990年4月23日
新学期になってしばらくたった。ゴールデンウイークの前に
午後4時半の放課後、もとみ様を県立女子からバイクで迎えに行きます。すっかり春っぽくなりましたが、いい感じで走ってきて、部室で研究会です。
八幡神社、いえ、八幡宮のことで群馬にあるのを調べてる続き。
八幡宮は稲荷神社の次に神社の数が多い神社系列です。次に神明神社の天照大御神です。もとみ様の実家も山形の八幡宮ですから、なにかのテーマがあるのでしょうが、この時には彼女にはわかりません。特に実家で神道の勉強をしてきたわけでなく、ただ宮に伝わる神代文字には興味があったけど、子供の頃からは神事をみてきて、聞いてきて現在に至るな状況ですが、世が世ならうちの宮も繁栄したとはしっかり認識があるようで。
研究会と言っても勝手にやってるので、二人だけです。
学内の図書館から群馬県地図やらをもってきて、調べたり群馬県内の八幡宮の配置のある本なんかも県立図書館に行って持ってきてあります。
「上野国一社八幡八幡宮(こうずけのくにいっしゃはちまんはちまんぐう)というのがあるわね、割と近くじゃん」ともとみ様が言います。
「ああ、そこははちまんとは呼ばずに、やわたと読みます」
「?それはすごいわね、八幡は最初はヤハタとかヤワタとか言ったのよ」
「それは私も子供の頃から信越線に乗るとこの駅で停まっているととても気になっていた。なんか懐かしい感じとか」
「いつかしら、ハチマンと呼ばれるようになってしまった」
「なんでだろう?」
「・・日本語の言霊の力を消すため。現代で言えばね。それで群馬にやわたの地名と社名があるなんて知らなかったわ」
「半日の土曜日だったら、余裕で行ってこられる距離だよね」
「じゃあ、行ってみようかしら。それで、どのくらい?」
「普通に走って30分くらいかあなあ・・」
「ちょうど良い感じ。1時間以上後ろに乗ってるのはなあ・・」
「なにそれ、なんかタイムリミットみたいのがあるの?」
「ある」
とういうことで、土曜日に天気が良かったらバイクで行く予定でいきますが、終わって昼食を取らずに行きますので、どこかで昼食を取ろうと・・
県立女子大まで迎えに行きますが、もとみ様を乗せるというよりお運びします。後ろで乗ってるの上手いです。きりっと乗っていてよくやる抱きつくようなのはありません。正しいタンデムでした。
・・内心はクルマで移動させてあげたいのですが。
国道17号から裏道でゆっくりと県道で行きます。やや曇ってましたが雨は降らなそうで。碓井川沿いになにもないような所ですが、走りやすいので。
途中で達磨で有名な少林山達磨寺があるので、停まって指さしますが。
「達磨なんてご利益あるのかしら?」以上
で興味はなさそうです。
もとみ様がたくさん特性オニギリと稲荷寿司を作ってくれたそうなんで、参拝したら食べるんだそうです。
碓井川を渡って八幡町に入ります。JR信越本線の群馬八幡駅に回ってみてから、上野国一社八幡八幡宮にお参りしますが、参拝客とかはまったく普段はいないやわた宮です。私も初めてきました。
ふるーい感じですが、とても平和な感じの八幡宮です。
「いい感じの八幡宮ね。社格も立派」
「なんかふるーい感じですね。誰もいませんし」
「こういうところのが神様は居心地がいいんですよ。やたらと人が参拝しなくて、邪念も落としていかない。神社はある意味魔界の要素もある。欲で参拝したら、それ相応の靈が感応するんです」
「靈界眼鏡でみたらさぞ恐ろしいだろうね」
もとみ様拝殿で参拝しますが、トホカミイミタメを唱えてます。
神人交流の術みたいのです。大祓とか唱えても一般人が無駄というのがもとみ様の説で。
・・いや、まてよなんで私にはこういう人しか来ないんだろうと思いました。神様どうぞお教えください。
私はこの時はまだ靈的には開ききっていないので、思考で判断します。
しかし、この八幡宮は良いのはわかりました。やわたの懐かしい感じのするのも原因も。
午後2時くらいになって遅い昼食になるのですが、稲荷社があったので稲荷寿司を2個供えてから、食べることにしました。事前にあるのがわかっているように稲荷社がありましたが、もとみ様にしてみたらさして珍しいことではないのだそうです。
小高い丘の上で、オニギリとさっきの稲荷寿司を食べてますが、つかの間の平和みたいな感じでした。
「さっきは、拝殿で何を考えてましたか・・」ともとみ様に言われますが。
「・・いえ、前にもこんなことがあったなあと」
「フーン、誰か違う女のこのこととか」
「・・そういったことはありません。(やべえ)というか、なんで私達は大学生なのに、ふるーい宮の境内ででオムスビ食べてるんですかねえ」
「・・なんででしょうねえ。そういった係って感じなんでしょ」
「そういった係」
「ぐんまやわた、なんでしょうね。この感じは。とても大切なものだったが消えて行かれてしまった・・そんな感じです。地味なとこですが、またここにはお参りにきましょう。何かつかめるかも知れません」と私がいいます。
「・・大学に入ったら、宮と離れられるかと思ったら、よりによって八幡宮が大学のそばにあるじゃない」ともとみ様いいます。
「ああ、玉村八幡宮ね」
「・・あちゃーやっぱり逃げられないんだなあって」
「はい。私たちはお釈迦さまの手の平にいる孫悟空のような存在なのかも知れません」
「神道の改革が必要です。このままでは日本は潰れるかもしれません。そんな危機感が常にあるのよ」
「そう。このままだと確実に日本はヤバイ。アメリカの奴隷で、中国の侵略、これ考えたら安心できることなんか未来にないんですよ。学生のうちは猶予期間で保護されてますからね」
午後4時くらいまでのんびりとその辺の散策をしてましたが、何もありません。。酒屋さんと日用品売ってるところが二軒あるだけで、お茶を買って飲んでるだけです。オムスビ食べるのでお茶持ってくるの忘れたとかで。
その後はまた来た道を戻って、私のアパートにきてFM聴いて過ごしてましたが、蕎麦屋の作るカレーうどんを作ってくれてとても美味しかったです。グリーンピースの入っているあれですね。