◎<五月の薔薇>と称するシーズンも後わずか
ですね。
それはそれとして、この爽やかな5月を楽しん
でおきましょう。
◎天恍の元へ訪れる皆様は、当然のことながら心
がパニクッている方がほとんど。
もろもろお話しを伺って、<占い>としての裏付
けとしての<今年の運気>などを説明します
が、時に<旅に出る>=<環境>を変えること
もお勧めします。
◎海外であったり、遠方でなくてもいい。
二駅、一駅先でもいい。
心が煮詰まっているときは<知らない場所><
知らない土地>を訪れると心がオープンになり、
物事が<客観的>に見られたりするものです。
◎まずは自分の<心を落ち着かせる>。そういう
意味での<旅>ですね。
奇しくも精神科医の名越康文先生が、天恍と
同様類似のことを映画の<寅さん>に例えて
朝日新聞で語っていたので、天恍もそのコラム
インタビューに同感の思いを抱きました。
◎現在放映中の朝ドラ「半分、青い」の劇中で少
女コミックの大家・秋風羽織演じる豊川悦史さん
が、深刻な病状を思い悩んで<少し、旅に出
る>というショート・メッセージを残していました。
◎心のモヤモヤが生じたときは<旅に出る>=環
境を変える、がお勧めではあります。
☆<天恍>5月末~6月の鑑定予
定です!
◎現在<大相撲>開催中ですね。栃の心の、ほぼ大関昇進確定。
四つ相撲の力士なだけに、天恍、応援しています。
◎<火曜日>毎週!29日。6月5
日。
「柏モディ」2階。
◎場所=JR総武線&アーバンパークライン「柏」
駅。南口下車。徒歩1分。
◎時間=am10:30~pm20:00
◎℡案内=04-7113-5157
◎<水曜日>毎週!30日。6月
6日。
「アルカキット錦糸町」10階。
◎場所=JR総武線「錦糸町」北口下車。徒歩1分
◎時間=am11:00~pm21:00
◎℡案内=03-5608-6701
◎<木曜日>毎週!31日。6月
7日。
「スカイプラザ柏」地下1階。
◎場所=JR総武線&アーバンパークライン「柏」
駅。東口下車。徒歩1分。
◎時間=am11:00~pm21:00
◎℡案内=04-7164-74413
◎<土曜日>毎週!6月2日。9
日。
「東武百貨店船橋店」本館1階。
◎場所=JR総武線&アーバンパークライン「船
橋」北口下車。徒歩1分。
◎時間=am10:00~pm20:30
◎℡案内=07-425-3670
◎いずれも<開運館E&E>のブースで、皆様をお
待ちしております。また℡ご予約いただければ
時間の無駄なく鑑定がお受けできます。
☆<月恍>先生の5月末~6月の
鑑定予定!
☆<月曜日>毎週!28日。6月
4日。
「スカイプラザ柏」地下1階。
☆場所=JR総武線&アーバンパークライン「柏」
駅。東口下車。徒歩1分
☆時間=am11:00~pm21:00
☆℡案内=04-716-7413
☆<水曜日>隔週!6月6日。
「柏モディ」2階。
☆場所=JR総武線&アーバンパークライン「柏」
駅。南口下車。徒歩1分。
☆時間=am10:30~pm20:00
☆℡案内=04-7113-5157
☆<土曜日>毎週!6月2日。
9日。
「アルカキット錦糸町」10階。
☆場所=JR総武線「錦糸町」駅。北口下車。徒歩
1分。
☆時間=am11:00~pm21:00
☆℡案内=03-5608-6701
◎いずれも<開運館E&E>のブースで、皆様を
お待ちしております。また℡ご予約いただければ
時間の無駄なく鑑定をお受けすることができます
伝奇時代小説:第39回/著:天恍
「そして小次郎の想い」
<秘剣・燕返し>編。
「今、私は小次郎様だけの為に舞う。舞っている。
この舞で、いやこの舞が小次郎様の手助けになるなら、私はいつまでも舞い続けよう」
村人たちに見せた飛び跳ねるような曲舞はさすがのこの洞穴では見せないが、その身体は時に野分に襲われた稲穂の如く前後左右にくねり、横へ動き、雲に乗っているかのような柔軟さであった。
みつめる小次郎はあやめの舞姿に、頭の中で
仮想の剣を持たせていた。
あやめの舞う手捌き。
あやめの舞う足裁き。
手に持たせた剣の動き。流れ。捻り。突き。
全てが見逃せない。
小次郎の眼はあやめの舞を残らず焼き付けていく。
どれほどの時を経たであろうか。
あやめは静かに舞いを終えた。
着地する鶴が羽を折りたたむかのようであった。
冷え冷えとした瀧の裏側にある洞窟であったが、
あやめの額には、うっすらと汗が滲んでいた。
あやめが問うように、無言で小次郎を見る。
小次郎は力強い眼差しで、頷き返した。
「さすがあやめ殿。感服いたした」
小次郎は両手を広げて、あやめを我が懐に招き入れた。
瀧の音が朗々と周囲に響いている。
あやめは小次郎の胸に、ひしと顔を埋めた。
好いた男である。
互いに将来を約束した訳でもない。
ただ、今、この時。
好き、という感情があるだけだ。
その思いは、小次郎もおそらく変らない。
<剣>と<舞>。
未だ修行中。未だ創案中。
未来進行形の真っ只中。
二人の間には確たるものがあった。
男と女。
女と男としての<平凡な成就>は、約せない。
つかの間。
互いにつかの間の<恋>の<絆>。
それを共に確信しているだけだ。
覚悟している。
小次郎もあやめも瞬時互いの思いの丈を込めて、一つになれとばかり抱きしめあった。
瀧音が轟々と耳を聾する。
あやめの体が小次郎の腕の中で、羽毛のごとき
やわらかな変化を見せ、その唇から匂やかな吐息が洩れた。
(続く)。
◎では、では、今日もこの辺で。
また次回にお会いしましょう。
運命の調律師:占術家の天恍でした。