<感性>を研ぎ澄まそう! | 天恍のブログ

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九星気学・算命学・タロット・イーチンタロット・アセンションカード・数秘術
未来を開く鑑定をいたします!

◎<運命の調律師>占術家の天恍です。

  今晩は~。

  早いですねぇ、もう五月も半ばを過ぎました。

◎2018年度の<結果><成果><期待>など、

 もろもろの思いが、形となって出始める頃ですよ

 ね。

◎仕事、恋、人生。

 この3点の中で、人は同じく次の3点のキーワー

 ドで<迷う>あるいは<幻惑>されることがあり

 ます。

◎自分の人生は良くも悪くも<運命>というもの

 に決定付けられているのか? とか。

 心が落ち込んでいるときは、この<決定>付け

 と思い込む方も多いでしょう。

 

◎ことにこの<運命>が<恋愛>事情となると、

 人は、時に<運命の出会い>などとして、都合

 良く考えがちなもの。 

 

◎<運命鑑定>の法則から言うと、一般の方々

 は、概ね次ぎの三点で<メビウスの輪>に、蟻

 地獄の如く嵌り込んでいくことになることが多い、

 と言えるでしょう。

①最初に述べたように、良くも悪くも<運命>とい

 う言葉に答えの全てを委ねてしまう。

 

②<偶然>性。このキーワードを重要視しない方

  も多いですが、人生も出会いも、意外や意味づ

  けの無い<偶然性>とういうこともある、という

  こと。

  これを文学風に表現すれば<運命の悪戯>と

  <飾りたくなる>人もいるでしょう。

③少し専門的になりますが算命学では<お知らせ

  現象>という表現があります。

  俗にいう<予兆>ですね。

  昔ながらの表現のひとつに<虫の知らせ>と

  いう、あれです。

  科学的には<直感>とも<本能>とも言いま

  す。

◎以上の三点のキーワードによって、人はハッ

 ピーになったり、不安になったり、必要以上に

 男女の仲を<運命>という言葉で、ガチガチに

 固めようとしたりします。

◎何が<運命>で、何が<偶然>で、何が<お

  知らせ現象>=<予兆>なのか。

  これは日々、自分の<感性>を磨くことに神経

  を配っていると、或る程度わかってきます。

  心と身体の感性を研ぎ澄ませてください。

◎そして、どうしても<判断>がブレまくってしまっ

 ているようでしたら、

 運命の調律師・天恍の元までお訪ねください!

 <個人鑑定>をお望みの方はホームページで、

 あるいは天恍が所属する開運館E&Eへ、ご都合

 の良いときに、どうぞ。

 お待ちしております。

◎<天恍>4週目の鑑定予定!

◎<火曜日>毎週!22日、29日

「柏モディ」2階。

☆場所=JR総武線&アーバンパークライン「柏」

      駅。南口下車。徒歩1分。

☆時間=am10:30~pm20:00

☆℡案内=04-7113-5157

◎<水曜日>毎週!23日、30日

「アルカキット錦糸町」10階。

☆場所=JR「錦糸町」北口下車。徒歩1分。

☆時間=am11:00~pm21:00

☆℡案内=03-5608-6701

◎<木曜日>毎週!24日、31日

「スカイプラザ柏」地下1階。

☆場所=JR総武線&アーバンパークライン「柏」

      駅下車。東口。徒歩1分。

☆時間=am11:00~pm21:00

☆℡案内=04-7164-7413

◎<土曜日>毎週!26日。

「東武百貨店船橋店」本館1階。

☆場所=JR総武線&アーバンパークライン「船橋

       」駅。北口下車。徒歩1分。

☆時間=am10:00~pm20:30

◎いずれも<開運館E&E>のブースで、お待ちし

 ております。また℡予約いただければ、時間の

 無駄なく鑑定をお受けすることができます。

◎<月恍>先生の4週目鑑定予定

☆<月曜日>毎週!21日、28日

「スカイプラザ柏」地下1階。

◎場所=JR総武線&アーバンパークライン「柏」

      駅。東口下車。徒歩1分。

◎時間=am11:00~pm21:00

◎℡案内=04-71644-7413

☆<水曜日>隔週!31日。

「柏モディ」2階。

◎場所=JR総武線&アーバンパークライン「柏」

      駅。南口下車。徒歩1分。

◎時間=am10:30~pm20:00

◎℡案内=04-7113-5157

☆<土曜日>毎週!26日。

「アルカキット錦糸町」10階。

◎場所=JR総武線「錦糸町」駅。北口下車。徒歩

      1分。

◎時間=am11:00~pm21:00

◎℡案内=03-5608-6701

◎いずれも<開運館E&E>のブースで、お待ちし

 ております。また℡ご予約いただければ、時間の

 無駄なく鑑定をお受けできます。

 

伝奇時代小説:第38回・著/天恍

「そして小次郎の想い」

<秘剣・燕返し>編。

「良い場所だ。心から清清しくなる」

貴人を想わせる小次郎の顔に笑みが浮かんだ。

「この場所を小次郎様に、ひと目お見せしたいと思いました」

「ありがたい。自分が無になれる」

 言うと小次郎は、ひたすら裏側から見る瀧の落下を食い入るように見つめた」

 瀧音だけが二人の周囲を包んでいた。

 どれほどの時が経ったのか。

 あやめが小次郎に声をかけようとした、その時。

「あやめ殿」

 小次郎が振り向いた。

「私はこの瀧を斬ろうかと思う。いや、斬る」

「えっ・・・」

「斬ってみせる」

 若竹のように匂い立つ小次郎の顔に、決意が満ちていた。

「ついてはあやめ殿にお願いしたい義がある。足場はよくないが、ここでひとさし舞ってはくれまいか」

 眼に武芸者としての鋭さがあった。

 あうんの呼吸とでも言おうか。

 あやめは即座に頷くと、濡れてはいるが平らかな岩畳のある場所を目指した。

 場の中央に立つと、あやめは落下し続ける瀧と小次郎に向って一礼した。

 一瞬の沈黙。

 静寂。

 落下する瀧の滔々とした水音。

 あやめの身体にぴんと張り詰めた気が入り、やがて地擦りに、右へ左へと舞始めた。

 俗に称する<素踊り>。

 着飾る衣装も扇子も伴奏も無く、身ひとつで踊る。

 自分を誤魔化せるものは、何も無い。

 身の丈以上に見せる演出も無い。

 それでもあやめは、しなやかに、軽やかに舞い始めた。

 その滑るような滑らかさ、自在のしなやかさは、天界の弥勒菩薩が舞い始めたかのようだ。

 瀧の音も聞こえない。

 洞穴の薄暗さも気にならない。

 小次郎の周囲は<無>に包まれ。眼はあやめの舞に惹きつけられていた。

 一挙手、一投足。

 髪の一筋。

 寸分の動きまで、小次郎の眼は剃刀のように、あやめの舞を見つめ続けていた。

 が、あやめの舞は小次郎の眼差しに臆するところも、囚われることも無い。

 自分の在りのまま。

 在るがままの舞を舞う。

 それがあやめのいつしか芽生えた小次郎への、

<愛の証>であり、<歓び>でもあった。

                       (つづく)

 

◎映画好きの天恍。

 原田マハさんの「キネマの神様」を読みました。

 「映画」は「映画館」で、という<映画>好きの人種の的を心得た、隅から隅まで<そうだ、そうだ>

と相槌を打ちたくなる内容の本でした。

 

◎父と人生をやり直すことになる40代キャリア・

 ウーマンだった娘との再生物語。

 

◎何よりもこの一文がこの本の内容を表し、映画

  好き人間の心を一発で仕留めるのです。

 「~余韻を損なわないように、劇場内の明かりは

 できるだけやわらかく、さりげなく点(とも)るのがいい」。

 映画を観終えた後の心象を、実によく現していると思いませんか。

 いい読書ができました。

 お勧めです。

◎では、では、今宵もこの辺で。

 また次回にお会いしましよう!

 皆さまの<運命調律師>占術家の天恍でした。