天恍のブログ

天恍のブログ

九星気学・算命学・タロット・イーチンタロット・アセンションカード・数秘術
未来を開く鑑定をいたします!


☆「天恍リーディング・タロット講座」

  

タロットを習おうか、どうしようか、と迷っている方、前に習ったけれど、その後中途半端なままに挫折している方、習ったまま実戦をしていない方など、様々な方の、タロット習得法をプロの天恍が懇切丁寧に指導いたします。どうぞ、毎回、完結スタイルで行っていますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。



☆「天恍リーディング・イーチン・タロット講座」

  

イーチン・タロットを習おうか、どうしようか、と迷っている方、前に習ったけれど、その後中途半端なままに挫折している方、習ったまま実戦をしていない方など、様々な方の、タロット習得法をプロの天恍が懇切丁寧に指導いたします。どうぞ、毎回、完結スタイルで行っていますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。





詳細はこちらのブログをご覧下さい




*こんにちは運命の調律師・占術家の天恍です。

 本日は2月22日月曜日。外は快晴。

 春のような陽気。

*世間では2月22日の語呂合わせ<ニャン、ニャン、ニャン>の日と騒

 いでいるようです。

  猫はいいですよね。自由気まま。飼い主にも媚びず、フラり、フラり

 と<方位、方角>などと関係なく、己の本能のままに動いている。

  羨ましい!

*天恍の元へご相談に見えるクライアントの方々にままあるのは、

 「趣味が無い。これからどうやって生きていこう?」

 要は何ものめりこめる事が無くて退屈ということなんですが、

 この言葉を聞くと、一瞬、唖然、茫然としてしまうときがあります。

*自慢をするわけではありませんが、天恍、読書に映画に音楽に、

 スポーツに、と多々やりたいことが山ほどあって、お金に不自由しな

 ければ、趣味の世界に没頭したい、と思っています。

  孫悟空ではありませんが<頭の毛を3本抜いて>息を吹きかけ、自

  分が3人、分身として欲しいと馬鹿な妄想をするくらい。

*読書する自分。

 映画&音楽鑑賞をする自分。

 バドミントン、テニス、ジョギングなどをする自分。

 スキル・アップの為に勉強をする自分と、数え上げていけばきりがあ

 りません。

*中でも<読書><映画>に関しては次の2パターンがあるので、こ

  れだけでも<時間が足りない>有様です。

<読書>

 ①新刊書籍を目につくと買う。読む。

 ②旧作、積読になっている書籍、気に入った作家・作品の読み直し。

   新作を買って読むのはいいのですが、その読みが追い付かな

  い。自然<積読>が多くなる。

   その上で過去に読了した作品を、また読み直したくなる。いや、読

  み直しも、同時に始めたりする。

*映画も同じです。

 映画館に行く。

 ビデオで新作を観る。

 コレクションの中で気に入った作品を観なおす。

 これをやっていると、本当にきりがない。

◎劇場版「ダウントン・アビー」2020年1月(令和2年)公開。

 この劇場版にもいたく感激。TV放映された6シーズンは全作観ました

 が、改めてその全巻入りのBOXを購入しょうかな、と妄想中。

◎「ナイアガラ」1953年(昭和28年)

*最近はこのモンローの初期の作品「ナイアガラ」を再々見して、モン

 ローの作品を順序立てて、<卒論>を書くように観ようかと、実行に

 移す予定。

◎「王子と踊り子」1957年(昭和32年)

 *あれもやりたい、これもやりたい。

  読みたい、観たい、聴きたい。

  いろいろと現世での欲望と煩悩が尽きない天恍なのです。

*かつてわたしの辞書に<努力>と言う字は無い、と言った女性がい

 ましたが、

*天恍の辞書に<無趣味>と言う字は、存在しない。あり得ない、の

 です。(笑)

 

◎<天恍>3月の鑑定予定!

◎<占法>=九星気学、算命学、タロット、手相、サイキック・タロット、

         アセンション・カード、ルノルマン・カード、数秘術、オラク

         ル・カード各種。

◎<火曜日>=2月23日、3月2 

    日、9日、16日、23日、30日。

「千葉そごう」本館9階。

◎場所=JR&京成線「千葉」駅。中央口下車。徒歩1分。

◎℡案内=043-244-3657

◎<水曜日>=2月24日、3月3

       日、10日、17日、24日、31日。

「アルカキット錦糸町」10階。

◎場所=JR総武線&半蔵門線「錦糸町」北口下車。徒歩1分。

◎℡案内=03-5608-6701

 

◎<木曜日>=2月25日、3月4

       日、11日、18日、25日

「スカイプラザ柏」地下1階。

◎場所=JR常磐線&アーバンパークライン「柏」駅。東口下車。

       徒歩1分。

◎℡案内=04-7164-7413

◎<土曜日>=2月27日、3月6

             日、13日、20日、27日。

「東武百貨店船橋店」本館地下1階

◎場所=JR総武線&アーバンパークライン「船橋」駅。北口下車。

      徒歩1分。

◎℡案内=047-425-3670

☆いずれも<開運館E&E>のブースで、皆さまのご来店をお待ちし

  ております。尚、℡ご予約いただけますと、お時間の無駄なく鑑定

  をお受けできます。

あなたの心に寄り添う鑑定師

  <月恍>の3月鑑定予定!

☆<占法>=タロット、手相、数秘術、ルノルマン・カード、アセンション

         カード、オラクル・カード各種。

☆<月曜日>=3月1日、8日、

                 15日、22日、29日。

「スカイプラザ柏」地下1階。

☆場所=JR常磐線&アーバンパークライン「柏」駅。東口下車。徒歩1

       分。

☆℡案内=04-7164-7413

☆<土曜日>=2月27日、3月6

             日、13日、20日、28日。

「アルカキット錦糸町」10階。

☆場所=JR総武線&半蔵門線「錦糸町」駅。北口下車。徒歩1分。

☆℡案内=03-5608-6701

☆いずれも<開運館E&E>のブースで、皆さまのご来店をお待ちし

 ております。尚、℡ご予約いただけますと、お時間の無駄なく鑑定を

 お受けできます。

☆<木曜日>=2月25日、3月4

             日、11日、18日、25日。

「アクロスモール新鎌ヶ谷店2階/

        占い館:フロンティア」

◎場所=新京成&アーバンパークライン「新鎌ヶ谷」駅。下車。正面。

◎℡案内&ご予約=03-3268-5521

 

<伝奇時代小説>第116回/著:

                  天恍

「そして小次郎の想い」

<佐々木小次郎:少年編>

 その朝。

 勢源の息でもあり当代でもある富田重正は、朝餉を摂っていた。

 粥である。

「あなた、どこかお加減でも・・・」

 妻の由紀乃が問う。

「うむ。体ではない。ちと気が重いだけじゃ」

「ご祖父様(富田勢源)が小次郎を連れて、道場に試合稽古に見えるとか」

 由紀乃が遠慮がちに言う。

「うむ」

 重正は生返事である。

「小次郎は今までご祖父様の稽古に、ようもまあ耐えてこられましたものと。私は感心しておりまする。いつも生傷だらけで、稽古の後には使用人の仕事や雑用をこなし、朝も早くから何やら夜ふけまで、また稽古、稽古の日々。

 私は小次郎の身体が保つのかと、はた目にも心配で、心配で、実は胸を痛めておりました」

 由紀乃は重正の沈思を傍目に、己の想いを無邪気に口にしていた。

「七歳の頃から、十七の今日まで、よく我慢しましたこと。私は<華の道>を小次郎の日々の合間に戯れと慰めにと、教えて参りましたが、華の道でも小次郎の上達ぶりは目を見張るものがありました。

  今日の稽古では小次郎がどんな上達ぶりを見せるのか、楽しみでもありましょう? お前様」

 楽しみと言えば、楽しみ。

 だが、親父殿(勢源)が、

「いったい小次郎にどんな教えをして、何を仕込んだのか」

 重正の気鬱は、その一点にかかっていた。

 当代の自分が現存する弟子たちに教えている富田流の流儀には、もちろん自身がある。

 富田流正統として、間違った教えをしているつもりはない。

 が、己ではなく自分の弟子たちが稽古試合をするというのに、なぜ、このように胸騒ぎがするのか。

 武芸達人の域に達した者の説明のしようがない勘が、今朝の重正を落ち着かなくさせていた。

 あの親父殿の話しぶり、不気味な微笑がどうにも気にかかっている。

*                   *                    *

 鄙びてはいるが、よく磨き込まれた道場に重正は目録、皆伝の者はもちろん、入門五年以上の素質のある者を居並ばせていた。

 その日、勢源は白髪を背中に垂らし、濃い茶の羽織と農家の老爺のような裾絞りの袴で現れた。

 大先生。そして富田流の開祖である詫びた勢源の姿に、皆、ひれ伏した。

 その後ろに、これも蓬髪を背に束ねた小次郎が粗末な稽古着で附いてきていた。

 左手に長物と想われる袋を下げている。

 その姿。背丈は大きい。おそらく六尺以上か。まず、それに、皆、驚いた様子だ。が、色白で着痩せして見える小次郎の、その女性(にょしょう)のような面(おもて)を観て、いささか安堵した感もある。

 それに手にした袋の中身は竹刀か木刀であろうが、長さで利を得る気か、と失笑が居並ぶ門弟の間に揺蕩ってもいた。

 門弟には武士の子弟、豪農の次男、三男、百姓の者もいるが、今日の席には、筋が有能とみられる武士の子弟を揃えたいた。

 勢源は上段の重正の隣に、飄々として座る。

 小次郎は末席に坐した。

「重正、始めよ。試合は木刀でいたせ」

 勢源の渋く枯れてはいるが、よく透る声が、道場に緊張をもたらした。

「矢吹。前に出でよ」

 重正が入門五年になる、矢吹新太郎を指した。

 

  矢吹新太郎は見るからに気負いこんでいた。

 一尺七寸の小太刀の木刀を手に、素早く中央に出、仁王立ちした。

 小次郎は坐したまま袋から滑らかに三尺一寸の長物となる木刀を手にすると、緩やかにではあるが滑る様に中央に出た。

 その木刀の長さに、皆、改めて目を見張り、またその長さゆえに再度失笑する者もいた。

 小山のような筋肉質の矢吹新太郎は顔を赤くして、眦が裂けんばかりに小次郎を睨んでいた。

 小次郎は舞でも舞う演者のように中央に、ひっそりと立った。まるで鶴が舞い降りたような趣でもある。

「始めッ」

 重正が上段から鋭くも短い声を発した。

                                    (つづく)

 ◎コロナの影響で<閉店>する店も多い昨今。

  天恍も愛した銀座にある甘味屋「鹿の子」さんが、閉店したことを最近になって知 りました。

   残念というか、ショックですねえ~。

   銀座に出かけた折、ロードショー館を観ての帰り、よく立ち寄って

 <餡蜜>をいただきました。帰り際に<鹿の子>さんの名物<鹿の子>を買って帰ったものです。

 銀座店は閉店したものの、通販はまだ続けられるとか。

 それにしても馴染みのお店が無くなるというのは寂しい。

 書店ではお茶の水にあった「書泉」さんも閉店。

   こんな世相でオリンピックか?と、半分諦めの心境で成り行きを観ている昨日今日です。

  あまり良いニュースの無い日々ですがあ、それでも自然は巡って、春が来ようとしています。

 出会い、別れ、卒業。

 それぞれに<希望>のあるドラマにしていきたい、そうありたい、と願っております。

 では、では、また次回に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎<鉢植え>を見ていると、芽をわずかに出してきている植物があっ

 て<春>が近いことを想わせます。

 こんにちは!運命の調律師・占術家の天恍です。

 

◎近頃は日々のフェィスブックにエネルギーを割いていて、ブログの更

  新が気分的にタイアードでしたが、気力復活。

  腹の立つニュースばかりですが、それは最後に回して、<春>関

  連のものをひとこと、みこと。

◎天恍が行く鑑定場所のひとつ<千葉そごう>での陳列イベント・コー

 ナーにも<お雛様>が並んでいました。

  お雛様はなんといっても<春>を感じさせますよねぇ~。

◎そして<春>は<出会い><別れ><卒業>の三拍子がよく使用

  されますが、平たく言えばリニューアル、見直しの季節。

  このアガサ・クリスティーの「春にして君を離れ」は、あの作家の故・

  栗本薫さんが絶賛していたというロマンチック・サスペンス。

   幸せの頂点に立った女性がふと人生を振り返った時に、気付いた

  <疑問>のエアー・ポケット。

   現実にもよくありますよね。皆、お子様が大きくなって、夫は仕事

  と称して振り向かず、では自分はこれからどうする? という女性の

  クライシス問題。

   別の観点からの<女性>自身の生きざまを見直す小説として、

  巣ごもり生活の続く今、お勧めです。

◎<春>と言えば思い出すのは、やっぱりこの曲。キャンディーズの

  「春一番」。イントロの歌詞「もうすぐ春ですねぇ」。そうですねぇ~、

 と合いの手をいれたくなります。

◎そしてフォーク好きでちょっとマニアックだった方には田山雅充さん

 の「春うらら」。色っぽい歌詞内容の曲です。1976年(昭和51年)発表

 のこの楽曲。明るくメロディアスで、聴く耳に心地よい。

 <みぞれ混じりの春の宵~>と、こたつを挟んだ男女関係を歌って

 いる。いい曲です。ユーチューブなどで、ご視聴あれ。

  聴いていて<気持ちがほのぼの>としてきます!

◎<天恍>2月中旬の鑑定予定!

<占法>=九星気学、算命学、タロット、手相、イーチン・タロット、スピ

        リチュアル・タロット、アセンション・カード、数秘術、ルノル

        マン・カード、オラクル・カード各種。

◎<火曜日>=2月9日、16日、

             23日。

「千葉そごう」本館9階。

◎場所=JR総武線&京成「千葉」駅下車。徒歩1分。

◎℡案内=043-244-3657

◎<水曜日>=2月10日、17日

            24日。

「アルカキット錦糸町」10階。

◎場所=JR総武線&半蔵門線「錦糸町駅」北口下車。徒歩1分。

◎℡案内=03-5608-6701

◎<木曜日>=2月11日、18日

            25日。

「スカイプラザ柏」地下1階。

◎場所=JR常磐線&アーバンパークライン「柏」駅。東口下車。徒歩1

      分。

◎℡案内=04-7164-7413

◎<土曜日>=2月13日、20日

            27日。

「東武百貨店船橋店」本館地下1階

◎場所=JR総武線&京成「船橋」駅。「北口」下車。徒歩1分。

◎℡案内=047-425-3670

☆いずれも<開運館E&E>のブースで、皆さまのご来館をお待ちし

  ております。また<℡ご予約>いただけると、お時間の無駄なく鑑

  定>をお受けできます。

◎<月恍>2月中旬の鑑定予定!

<占法>=タロット、手相、アセンション・カード、数秘術、ルノルマン

        カード、レイキ。

◎<月曜日>=2月8日、15日、

            22日。

「スカイプラザ柏」地下1階。

◎場所=JR常磐線&アーバンパークライン「柏」駅。東口下車。徒歩

      1分。

◎℡案内=04-7164-7413

◎<土曜日>=2月13日、20日

            27日。

「アルカキット錦糸町」10階。

◎場所=JR総武線&半蔵門線「錦糸町」駅。北口下車。徒歩1分。

◎℡案内=03-5608-6701

☆いずれも<開運館E&E>のブースで、皆さまのご来館をお待ちして

 おります。尚、℡ご予約いただきますと、お時間の無駄なく鑑定をお

 受けできます。

◎<木曜日>=2月11日、18日

            25日。

「アクロスモール新鎌ヶ谷店2階/

        占い館フロンティア」

◎場所=新京成&アーバンパークライン「新鎌ヶ谷」駅下車。徒歩1分

◎℡番号=予約03-3268-5521:受付am10:00~pm17:00

<伝奇時代小説>第115回/著:

                 天恍

「そして小次郎の想い」

<富田流・稽古試合>編。

 その夜。富田勢源は自ら息・重正の書斎を訪れた。

 深夜の更、書見をしていた重正であったが、父の訪(おとな)いに居住まいを正した。

「これは、父上・・」

「何、難しいことがあって来たわけではない。気楽にな、」

間を置かず重正の妻・由紀乃が茶菓を運んできた。

「今朝ほど蓬を摘んで草餅をつくりました。お祖父さまの好きな<餡>入りでございます」

「おお、これは。ありがたい。この歳になると甘いものには目が無いものでな」

 そう言って勢源は猿臂を伸ばし、無造作に草餅を喰い、茶を飲んだ。

 父も寄る年波かと想われる無邪気な動作であったが、そこは富田流嫡男の重正。そんなことはなかろう、と気を引き締めた。

「重正。ん、この茶の苦さが、草餅の餡の甘さとあって旨い。」

 要件があるだろうに、悠揚としている。

 一芸を極めた者の直感が、己の居住まいを落ち着かなくさせているのを感じる重正であった。

 妻の淹れた渋茶を傾けながら、父は何故このような深更にと思い、ふと<正か、な?>と思った。

 瞬間。重正の心を見透かしたように、

「のう、重正。明日、お主のところに通うて来ている門弟と小次郎を試合わせてみぬか。儂も小次郎を七つの頃より仕込んで九年。彼奴も

十六となり、正統の武士であれば<元服>を過ぎた。

 今まで屋内、家人の間では下男、手伝いの男衆のように扱こうてきたが、儂は小次郎の質を見込んであやつを独自に仕込んでまいった」

「は。それは存知ております。親父さまと小次郎が、玄峰山に籠って、早朝、あるいは深夜に稽古をつけていたと、皆の噂にもなっておりましたので・・・」

 勢源はここで奇怪な笑みをみせた。

「もの好き。年寄りの冷や水。あのような捨て子の者と大師匠は何をしているのか?と思うていたのであろう」

「いや、そのようには」

 勢源は日頃は富田流の宗家を重正に譲った、今の身分で言えばただの隠居である。

 傍目には余生を送っている<老人>といってよい。

 その身の気楽さに任せて、あちらにふらり、こちらにふらり、としていても、皆、さほどには注意を払わない。しかも勢源ほどの達人となると、その存在の気配を消すのはいともたやすい。

 ゆえにどこに居ても立ち木か地蔵のような自然物と変わらない存在に見える。それだけに、皆が話している<噂話>も、身近な所で容易に耳にすることができた。

「どうじゃ。子ども相手に年寄りの気ままな余興で相手をしていた・・」

「いや、そのようには。」

 重正はむしろ<親父殿が小次郎にどのような教えを施し、何を仕込んでいるのか。その点に疑問を感じていた。正か富田流以外の流、あるいは親父殿の隠した<秘儀>を直伝しているのか?>と、そちらに懐疑心を抱いていた。

 「お主の門弟たちもいつもの顔ぶれでは、ものたりぬこともあろう。遠慮はいらぬ。儂が稽古をつけた小次郎だなどと思わず他流の者だと思って稽古するのもよかろう。明日、皆にそのように伝えよ。よいな」

「はっ。父上の申すことなれば、明日そのように申し伝え、皆に支度させまする」

 他流、という言葉が重正の耳に引っ掛かったが、重正も富田流嫡男かつ宗家として父の富田勢源より引き継いだ<富田流>の教えを厳しく門人たちに伝えてきている、という自負と意地がある。

「よかろう。儂も明日が楽しみじゃ」

 そう言うと、勢源は老人らしからぬ身軽さで音もなく立ち上がり、「邪魔したな重正。由紀乃に草餅が旨かったと伝えてくれ」 

  勢源が廊下伝いに去って行く気配を感じながら、

「父上。ボケた振りをしおって、相変わらず喰えぬ老人面(つら)じゃ」

 重正の胸内に、得たいの知れぬ不安が涌き起ってきた。

 翌早朝。

   春の気を身に感じながら勢源は玄峰山の中腹に、小次郎と並び立っていた。

「よいか小次郎。今日は重正の弟子たちと相手を致すことを許された。

だからといって、なんの遠慮もいらぬ。儂が教えたこと。小次郎が工夫したことを、試合稽古の中で存分に振るってみよ。負ける、勝は勝負の常道。それよりも真剣を使うわけでなし、死ぬ恐れも無い。それを思えば、大胆にのぞめ。臆することなく、堂々と試合うがよいぞ。

 本日の試合稽古は小次郎が、もっと広い天下へ歩みだすための第一歩だと思え」

「お師匠様。ありがとうございます。これまでのご教授、身に余るほどの恩義と思っています。今までの教えのほどを、今日の稽古試合で実践いたしまする」

 小次郎。このとき十六歳。

 春、曙。

 玄峰山の中腹で、師・富田勢源と共に、雄大かつ壮麗な<春笑う>景色を心地よく胸膨らませて観ていた。

                                     (つづく)

◎2月7日の本日。大分に日脚が延びてきたのでは?と感じています。

 春間近というのに、相変わらず世間では頭痛の種が尽きない様子。

 現代は<要職>にある人に限らず、インターネットを通じてその発言

 は世界に行き渡ってしまう時代。

「女性がたくさんいる会議 時間かかる」

「芸能人は田んぼを走ればいいとの意見もある」

 最早言わずもがなの東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長・森喜朗会長の問題発言。世界中で大ブーイング。

 ましてパラリンピックという<ハンディ>を背負った人の大会の会長発言。

 その発言は<平等性>を欠いて、パワハラ、セクハラを通り越している。

◎この人、過去にも問題発言しきり。

  「子ども一人もつくらない女性を税金で面倒をみるのはおかしい」

  「あの子、大事な時には必ず転ぶんですよね」(フィギュアスケート

  浅田真央さんを指して)

  本当に酷い。

  組織の頂点に立つ人間が、ポロっとこんな軽はずみな意見を言う。

   これはもう本人の倫理的な精神的体質の偏重と言うしか表現でき

  ないのではないだろうか。

◎晩節を汚す、という言葉の見本のような方。

 世界の<ジェンダー>=モラル状況を解っていない。

 それでも辞任しない、かつそれを周囲がさせないという人たちもい

 る。

◎謝罪の筈の記者会見で、正統に質問する記者に対して

 「おもしろおかしくしたいから、聞いているんだろ」

 と苛立ち、逆切れと書かれた。

 

◎人は苛立つとき、その弱点を突かれ、論理に詰まったとき、かつ

 その原因を自覚していることが多い。自分のマイナスを知りつつも

 それを拭いされない部分で腹立ちを見せる。

 

◎なんの謝罪会見にもなっていない。

 頭を下げるでもない、傲慢で横柄な態度。

 世界に笑われても仕方ががない。

 

◎が、日本人の<男尊女卑><縦社会>の惰性的な習慣が暴露さ

  れた醜態。

◎政治の世界だけでなく<感性>が迫られる昨

 今。

 頭は柔軟にしておきたいものだと、自戒。

 あのバイクで鳴らしたホンダの創始者・本田宗一郎さんは、クルマのエンジンがPC化したときに「俺にはもう分からん」と言って、潔く身を自ら身を退いた。

 

◎他人にイエロー・カード、レッド・カード、果ては

  タロットのデス・カードを突き付けられる前に

  気がつこうよ。

  日本人は潔い、ことが自慢だった筈では。

 

◎では、では、また次回にお会いしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎1月も早や中旬となりました。

 日々の暮らしや業務、日常の雑事に追われているうちに、もう半ば過

 ぎ。吃驚です。

*<丑年>になりましたが、ミッキーは永遠のアイコンなので使用させ

  ていただきました。

◎運命の調律師・占術家の天恍です。

  遅ればせながらブログでは、初となる年初めのご挨拶。

  本年も<あなたの心に寄り添う鑑定師・月恍>共々のご贔屓、

  ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

◎世の中暗い話ばかりなので、違うお題をひとつ。

 天恍は出演する鑑定場所のひとつに、或る百貨店のシルバー・コー

 ナーがあります。

   文字通り陳列されているのは、杖、買い物用カート、車椅子、高齢

 者対象の服、ウィッグ、化粧品、下着、健康用器具、下着など、など。

◎いつも思うことなのですが、或る一定の<シルバー>と称される<

  高齢者対象>の<商品>の<色使い>は、焦げ茶色、灰色、肌色

  と、この3色が中心となった<地味>で<暗く>また明度も<燻ん

  で><色褪せた>感じの商品カラーが多い。

   なぜなんだろう?と不思議に思います。

    

◎正直言って、あの<色味>を見ているだけで<生気>を吸い込ま

 れそうな、観ている側のモチベーションがダウンしていくような気持に

 襲われます。

  着る側にしても同じことが言えるのではないでしょうか。

◎日本は従来から欧米の独立主義に反映した個人主義とは異なっ

  て、家を中心とした<家系>や<世間の目>を気にする、現在の

  言葉で言えば<同調主義>。

   それ故に似合おうが似合うまいが、ある年齢を超すと貫禄をつけ

  るだの、軽々しく見えるだのという風評にのってか、ダーク・ブラウン

  を基調とした、よく言えば<重厚>?な色味が中心となってくるよう

  ですが、男性はともかくとしても女性陣は本当にあんな色合いで、

  満足しているんだろうか?

◎また、それを創る製作サイドも<その程度のカラー・リング>で良し

  として現状に甘んじているのか、意見を聞いてみたい、と思う。

  人によって<派手じゃない>とか<若作り>に見られるなど、

  多々意見はあるでしょうが、女性陣のシルバー層が、本当に現在

  の商品に反映されている<カラー・リング>に心の底から満足して

  いるとは、男性の天恍さえ到底思えません。

◎昨年、或る一部の<専門業界>用の服が一般人にウケて、このコ

 ロナ不況下の中売上を伸ばした以外、ファッション業界の売り上げは

 総じてダウンしていると聞いています。

◎こんな時代だからこそ、従来のマンネリ的なシルバー層対象のカ

 ラー・リングを見直して、心の底から<元気>がでるようなカラー・

 リングを一考して欲しいものだと思います。

  車椅子の色、杖の色、肌着の色&柄、高齢者対象のファッションの

 カラー・リング、そして車椅子などは、もっと明るく、乗る人がワクワク

 するような色味とデザインにしてはどうでしょうか。

◎見ているだけでしょ気込んでしまいそうな色や落ち込んでしまいそう

 な色ばかりではなく、もっと<色味>の<選択肢>=商品構成を

 広げてはいかがなものかと、思う昨今です。

 

◎私、天恍も30歳を過ぎて以降、日本の<紳士服>だとか<中年>

 だとか表示されているコーナーや売り場には近づかず、もっぱら若い

 人対象のコーナーで、いろいろな製品を物色する毎日です。

◎<天恍>=1月~2月中旬の

              鑑定予定!

◎<占法>=九星気学、算命学、タロット、手相、アセンション・カード

         サイキック・タロット、数秘術、ルノルマン・カード、オラク

                  ル・カード各種。

◎<火曜日>=1月19日、26日

         2月2日、9日、16日。

「千葉そごう」本館9階。

◎場所=JR総武線&京成線「千葉」駅。中央口下車。徒歩1分。

◎℡案内=043-244-3657

◎<水曜日>=1月20日、27日

        2月3日、10日、17日。

◎場所=JR総武線&京成線「千葉」駅。中央口下車。徒歩1分。

◎℡案内=03ー5608-6701

◎<木曜日>=1月21日、28日

            2月4日、11日。

「スカイプラザ柏」地下1階。

◎場所=JR常磐線&アーバンパークライン「柏」駅。東口下車。徒歩1

      分。

◎℡案内=04-7164-7413

◎<土曜日>=1月23日、30日

            2月6日、13日。

「東武百貨店船橋店」本館地下1階

◎場所=JR総武線&アーバン・パークライン&京成「船橋」駅。北口

      下車。徒歩1分。

◎℡案内=047-425-3670

◎いじれも開運館E&Eのブースで、皆さまのご来館をお待ちしておりま

 す。尚、℡ご予約いただければお時間の無駄なく鑑定をお受けでき

 ます。

◎<月恍>1月中旬~2月中旬の

              鑑定予定!

◎<占法>=タロット、手相、数秘術、ルノルマン・カード、アセンショ

         ン・カード他。

◎<月曜日>=1月18日、25日

         2月1日、8日、15日。

「スカイプラザ柏」地下1階。

◎場所=JR常磐線&アーバンパークライン「柏」駅。東口下車。徒歩

      1分。

◎℡案内=04-7164-7413

◎<土曜日>=1月23日、30日

            2月6日、13日。

「アルカキット錦糸町」10階。

◎場所=JR総武線&半蔵門線「錦糸町」駅。北口下車。徒歩1分。

◎℡案内=03ー5608-6701

☆いずれも開運館E&Eのブースで、皆さまのご来館をお待ちしておりま

  す。尚、℡ご予約いただければお時間の無駄なく鑑定をお受けでき

  ます。

◎<木曜日>=1月18日、25日

                 2月4日、11日。

「アクロスモール新鎌ヶ谷店/占い

 館:フロンティア」

◎場所=新京成&アーバンパークライン「新鎌ヶ谷」下車。徒歩1分。

◎℡案内=03-3268-5521:フロンティア

 

伝奇時代小説:第114回/著:天恍

「そして小次郎の想い」

<佐々木小次郎:自立編>

 小次郎と勢源の直伝となる二人稽は小次郎が17歳の春となる日に終わった。

 山笑うという季語のとおり、周囲の山々は春を迎えていた。

 子どもの頃からの厳しくてもあり、長くもあり、短くもあったような修行の日々。

 勢源から今日で終わる、と告げられても何かまだまだ続くような不思議な気がしてならない。

 毟った鳥を火に炙り、小刀で切り裂き、塩をまぶして共に日の傍で、喰いながら、勢源は淡々と言う。

「小次郎よ。今日までよく耐え。実によくやった。お前も知ってのとおり、

お主は門前に捨てられていた赤子であった。我が子とする考えもあったが、それでは重正という跡継ぎのいる富田流の一門に悶着が起ころう」

「それ故に重正やあれのい妻となる由紀乃の申し出も断って、敢えてお主を使用人の身分で拾った。おに付けられていた三尺二寸の長刀が、やがてお主に何かの<目的>をもたらすような気がしたのじゃ。

一派を立てよ。一派を立てるような剣客にしてほしい。そんな親心のようなものを感じた。と同時に、儂にも正統派の<富田流>を継ぎ、教えるものい達はいる。ならば、と。お主を拾ったときから考えておったのだ。」

 勢源はそこでひと息つき、遠い山並みを見つめた。

 彼方には春霞がかかり、長閑で緑が周囲に萌え、穏やかな様相を呈していた。

「儂はな、小次郎。儂の持てる全て、それも<富田流>ではなく、儂が見、聞き、した<剣法>の全てを今までのことに捉われることなく、お主に伝えたいと思ったのじゃ」

「老いた老人の最後の我がまま。あるいは己が果たしたくても果たせなかった夢。それをこのまま儂一人が胸にしまって死ぬのは忍びない。かと言って己が編み出した流派とは異なる剣法の理論、技術を今さら重正たちに教えるわけにもいかぬ。

 小次郎。そなたに、ここだけの話、我が剣法の<夢>を託してみたくなったのじゃ。

 小次郎。お前も薄々感じておろう。やがてここを旅立たねばならなくなる日が来るであろうことを。

「儂が剣の全てをお前に教えた。もう、迷うことも、惜しむこともない。

そして天涯孤独のお主に、強く生き抜いていけるよう儂の全てを授けた。後は、小次郎。そなたが工夫せよ。よいな。世の中は広い。この片田舎でお前は埋もれることはない。

 大海に出でよ、小次郎。

 そしてお前自身の新しい剣を生み出せ」

 勢源は莞爾と笑って、小次郎を見た。

                                 (つづく)

丑年にちなんで、この商品を想い出しました。

 身も心もも清潔にして、心身ともに健康に生きた

 いものだと思っています。

◎焦らず、慌てず、周囲に振り回されず、マイ・

 ペースで歩んで参りましょう。

  己を知って敵を知れば百戦錬磨と言います。

 では、また次回にお会いしましょう!