3日目はホイアンからフエまでの移動日です。
直線距離で100キロぐらいかな。
とりあえずホイアンのホテルから、ダナン駅まで車を確保しないとね。
この国においては、スマホ配車サービス(grab)がタクシーより安全(ぼったくられない)で安いという評判なので、使ってみよう、そうしよう。
アプリの登録はできたものの、いざ使うとなるとちょっと不安だよね。
ホテルのフロントの人に手伝ってと頼んだところ、ホテルの送迎車の利用を勧められてしまった。
うーんと思いながら値段を聞いたら、なーんだ、grabとたいして変わらないじゃん。
我々もはや若くない。多少のお金で余計なストレスを回避できるなら、そっちを選ぼう、そうしよう。
ってことで楽々ダナン駅まで移動。
パッと見は大きいけど、中に入ってみると、小さいねー。
中部最大の都市の中央駅なのに。
構内に売店と待合室はあるけど、食事ができるところはありません。
しかも、電車は1時間以上の遅れ……。余裕を見て発車時刻の1時間前に到着したのになあ。
駅に手荷物預かり所やコインロッカーもないので、しかたなく駅近のローカルなファミレス的な店へ。
豚肉が載った焼き飯みたいなセットメニューを注文しました。
味は可もなく不可もなく。でも、油っぽい
それはそうと、海苔のスープが出てきてびっくり。
ベトナム人も海苔を食べるんだねー。
しっかり磯臭かったです。
そんなこんなで、ようやく電車が到着し、いそいそとホームへ。
しかし、ここからがきつかった。
車両がボロイのは想定の範囲内。
しかし、停車中だからか、冷房が効いておらずサウナ状態![メラメラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/037.gif)
![メラメラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/037.gif)
ほぼ満席でごった返しているうえ、予約しておいた席に誰か座ってる。
シートや床にごみが放置されてるし……![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/062.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/062.png)
あちこちでわちゃわちゃ人が座ったり立ったり。
みんな汗だく。もはやカオスです。
要するに、このカオスを主要駅で繰り返しているから、遅れるんだな。
走り出してからも、近隣の席の地元民風おじいちゃんたちが陽気に騒いでおり、カオスは続く……。
市街地を抜け、おじいちゃんたちが大人しくなってくると、列車は峠を上り始めました。
やれやれ、ようやく電車の旅らしくなってきた。
かつてこの峠は、国境だったとか。
なるほど、険しいねー。
のろのろ運転になるのは仕方ないや。
険しい山の中なのに、トンネルの近くに、職員が待機している場所があるのには驚いた。
社会主義国だから? 関係ないか。
ちなみに乗車したのはベトナム統一鉄道。南北およそ1700キロの路線の一部です。
「世界の車窓っぽくていいんじゃないか?」と軽い気持ちで乗ったところ、結構過酷だったなー。
海沿いの路線なので絶景スポットもいくつかあったけれど、窓があまりきれいじゃなくてなあ……。
もっとよい席をとれば、状況は違うのかな?
およそ2時間半後、フエのホテルに着いたら、もうくたくたです。
シャワーを浴びて、お茶を飲んだら、出かける気力もなくてねえ。
ホテルも快適だし、部屋の窓からこんな夕焼けが見られるわけで。
結局、この日はホテルで夕食にしました。
フエの名物点心セットをつまみながら、ビールとグラスワインを何杯か。
今日はひたすら疲れた!
そして麺を一度も食べなかった![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/059.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/059.png)
<宿泊ホテル>
シルクパスグランドフエ
部屋も食事も大満足です。