江戸を守るお寺
<10/05/04>寛永寺の根本中堂の一般公開は、インターネット上では公表されておらず、お参りした人のみが日時を知る事ができるようです。
まずは、前回の寛永寺の記事をご覧下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/tarere3/43235476.html
そのうち行こう…と思っていたけれど、せっかく5月の公開日がわかったので、また上野に行ってきました。今回は、上野と日暮里の間、鶯谷(うぐいすだに)からスタート。
2日前に行った清水観音堂でパンフレットを買ったので、地図もばっちり☆
前回も紹介しましたが、上野公園は元々寛永寺の境内。
黒枠の建物が、寛永寺の堂舎です。
南口を出て坂をのぼり、右に曲がります。
坂をのぼったところにタクシーがたくさん待機していたので、谷中散策をしたいけれど歩きまわるのはちょっと…という方は、ここでお願いしてみても良さそうですよ。
曲がると、左手が国立博物館、右手が寛永寺霊園。
右手に見えてきたのが、4代・徳川家綱霊廟勅額門。
上野東照宮の唐門も立派でしたが、こちらも立派ですね~。
http://blogs.yahoo.co.jp/tarere3/42934574.html
こちらは、5代・徳川綱吉霊廟勅額門。
8代吉宗公の時に綱吉公の廟の一部を拡張し、位牌などは綱吉公の霊殿に合祀して一切の建物を略したそう。
初代家康の日光東照宮 http://blogs.yahoo.co.jp/tarere3/42603551.html
3代家光の輪王寺大猷院 http://blogs.yahoo.co.jp/tarere3/42608231.html
3代家光の輪王寺大猷院 http://blogs.yahoo.co.jp/tarere3/42608231.html
をはじめ、あんな感じの霊廟を7代までは1人1つ造っていたのですね~。
寛永寺には、4代家綱・5代綱吉・8代吉宗・10代家治・11代家斉・13代家定が眠っています。
15代慶喜は谷中霊園内の寛永寺墓地で、他の方は増上寺です。
そして、家定の奥様、篤姫もここに眠っています。
(非公開のため、写真は看板から。)
さて、やってきました根本中堂。
あれ?木の扉は上げられているけれど…閉まってる??
今日は公開日でいいはず…。
と、確認してみたら「13時から15時」でした。
南無…
数時間後、また来ました。
外陣に入り、内陣を拝観することができました!
伝教大師作の薬師瑠璃光如来は秘仏なので拝顔できませんでしたが、お前立ちの薬師如来?を拝む事ができました。
ご本尊が祀られている大きな厨子の両脇には、四天王・十二神将が祀られています。
内陣は煌びやかで、葵の御紋が輝いていました。
さすが徳川家の菩提寺、なんと言えばいいのか、やっぱり凄かったです。
この後、普段は歩かないコースを散策してみます。 つづく。
寛永寺 http://www.asahi-net.or.jp/~dz3y-tyd/tera/kaneiji/kaneiji.html