03年11月京都2・その1 | 転勤族☆たれ旅ぶろぐ2 from 千葉(転勤8回目!)

転勤族☆たれ旅ぶろぐ2 from 千葉(転勤8回目!)

おでかけ&旅行大好き、夫の会社のお金で長期旅行中(別名:転勤)の転妻ブログ

1日目

 11時半京都着。そのままJR乗換口に行くと、新幹線の乗車券が「横浜市内→京都市内」なので、そのまま使えます。おかげで荷物を京都駅のコインロッカーに入れ損ねました。
イメージ 1

 ※東京から新幹線に乗るときは、なるべく右側の席をゲットしましょう。富士山が綺麗に見えますよ♪

★東福寺

 まずはJR奈良線に乗って「東福寺」下車。
 ※京都駅から1駅、京阪への乗り換えに便利な駅です。
イメージ 2

 道なりに歩いていくと、数々のお寺が見えてきました。臥雲橋に行くと、団体が複数いるようで大混雑。
イメージ 3

 まだ東福寺境内ではないのですが、左側に東福寺の紅葉&通天橋が見えるので、みんな止まって写真撮影。だから余計に混んでいる。私たちも止まって撮影しましたが、境内でも通天橋はきれいに撮影できるので、ここはさっさと抜けた方が正解でした。
イメージ 4

 東福寺の正門?(日下門)につくと、これまた大行列。初詣並みの混雑です。10分ほど待って入ると、さらに大行列。特別展でもあるのかな?と素通りして拝観券売り場にいくと、短い列と、先ほどの行列。もちろん短い列に並んで買ったら、「なんでそっちにも列ができているんだ!こっちは30分並んでいるんだぞ!」とこちらの列に向かって文句が。そんなことを言われても、もう買ってしまったよ。東福寺駅でも拝観券を売っていたので、駅で買うのが大正解。
イメージ 5

 通天橋もやはり混んでいました。でも、そこから見る紅葉はとてもきれい!こんなに大混雑するのもわかります。それでも今年はいまいちだと言うから、きれいな年は本当にきれいなのでしょうね。境内をぐるりと周ると、きれいな紅葉三昧。
イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

 次の目的地に行くのに京阪本線に乗るのですが、東福寺駅に戻ってもあの混雑だし、地図を見ると「鳥羽街道」の方が近いので、そちらから乗りました。本当は伏見稲荷大社に行きたかったけど、疲れたので、また次回。

★南禅寺

 前回同様、スルットKANSAIのカードを買いました。パスネットと同じ感覚で使えるから、ラク。

 京阪本線で「三条」まで行き、そこで地下鉄東西線「三条京阪」に乗り換え、「蹴上」下車。駅近くのトンネルをくぐり、浄水場の隣の細い道を歩き、金地院の隣の道を抜けると、南禅寺前。観光バスがずらりと並んでいるから、また行列?と思ったけど、境内は広いのでゆっくりとできました。
イメージ 13

 南禅寺の三門は、歌舞伎「楼門五三桐」の石川五右衛門の「絶景かな」というセリフで有名らしい。それと、時代劇のロケでもよく登場するそうです。拝観料が無料だからだろうか。
イメージ 14

イメージ 15

 東福寺に比べると紅葉樹木が少ないけど、水路閣と紅葉のある景色は素晴らしい。水路閣というのは、明治時代に京都府が作った上水道です。苔むしたレンガアーチの水路閣は、よくサスペンスドラマのロケでも使われるとか。水路閣の上を、今も水が流れています。
イメージ 16


★永観堂

 南禅寺から、東山学園の隣の道を抜け、永観堂へ。途中、石焼イモの屋台がいくつかあり、子供たちがおいもをおいしそうに食べていました。秋ですね~。

 こじんまりとした境内は、紅葉がとてもきれい。種類も豊富で、池に映える紅葉が見事。
イメージ 17

イメージ 18

 何かの行列があったけど、別にいいや、と境内のお茶屋さんで、おいしいわらび餅&茶団子をいただきました。無料サービスの煎茶も玉露のように甘くておいしい。
イメージ 19

イメージ 20

 食べ終わって、ふと「あの行列は、有名なみかえり阿弥陀の行列だ!」と気がつき、慌てて行列に並びました。 ちょうどタイミングがよかったのか、列はスムーズに進み、5分ほどで釈迦堂の中へ。いろいろな展示物を見ながら建物をぐるぐる回り、階段を上り、ひたすら歩くこと10分。やっと阿弥陀堂にたどり着き、みかえり阿弥陀如来を拝んだのでした。普通は正面、それも遠いところからしか拝めないものですが、お顔が左(正面から見て右)に振り返っているので、かなり近くで拝めるようになっていました。素晴らしいものを見た~。

 阿弥陀堂を出ると、そこは山の上でした。こじんまりとした境内と思っていたけど、実は結構広かったのです。御影堂の渡り廊下の下をくぐり、さらに山の上の多宝堂に行くと、そこからは京都市内が一望!紅葉はきれいだし、わらび餅はおいしいし、みかえり阿弥陀は見ごたえあるし、大満足でした。
イメージ 21

イメージ 22


★本能寺・錦市場

 「蹴上」から地下鉄東西線に乗り、「京都市役所前」で下車。錦市場で買い物するのが目的だったのですが、近くに本能寺があったので寄ってみました。
イメージ 23

 両隣に立派なビルが建ち、本堂も妙に立派で違和感があったのですが、奥にある信長のお墓と、本能寺の変で亡くなった方々のお墓だけは、当時の面影を残していました。去年、NHKの大河ドラマ「利家とまつ」にはまっていたので、本能寺の変のシーンを思い出し、合掌。

 寺町通りから新京極通りに入ると、昔修学旅行で来た時よりも、東京っぽくなっていました。昔ながらのお店がだいぶ減ったような気がします。シネコンもできていたし。ファーストキッチンの角を右に曲がると、錦通り。

 「京の台所」と呼ばれるとおり、食材のお店がずらりと並びます。金沢の近江町市場みたい。お歳暮代わりにと「枡悟本店」で漬物セットを買い、両親に送ってもらいました。京野菜中心のセットでしたが、なかなか好評でした。自宅用に千枚漬を買いましたが、これも美味。美味と言えば、「こんなもんじゃ」の豆乳ドーナツもおいしかったです、8個150円。並ぶ価値あり。

 錦市場を抜け、烏丸通りに出て、地下鉄烏丸線「四条」で電車に乗り、「京都」下車。JR新快速で30分、大阪へ。梅田の「かに道楽」でかにすきコース♪そういえば前回も、道頓堀の「かに道楽」でした。

 おなかいっぱいになったところで、タクシーでホテル阪神へ。止まっていたタクシーに乗り込み「ホテル阪神へ」と言うと、「エライ遠いところやな~」と言われました。「そんなに遠くないけれど?」と思っていたら、ホテルに着くなり「近くのところに行くなら、流しのタクシーを止めや。普通は怒るで~」だって。確かにJRで一駅だけど、東京なら夜20時ぐらいまではOKだけどなぁ。このホテル、客室のお風呂にまで天然温泉がひいてあります。茶褐色のお湯で、本当に効きそう。

 つづく。