日本初のスマホ向け放送局 「 NOTTV 」 に出演!
みなさんは、日本初のスマホ向け放送局 「 NOTTV 」 をご存じでしょうか。
正直、私は「NOTTV」から出演依頼があるまでは知りませんでした。何しろ、スマホすらまだ持っていませんので…。
NOTTVとは、2012年4月開局のスマートフォン向けの新しい放送局です。NOTTVには今までのTVにはなかった機能やプログラムが満載。場所や時間を選ばず、ありとあらゆる場面で新しいTVの楽しみ方を提供します。
( NOTTVホームページから抜粋 )
『 notty★live 』(月~金曜 12:00~16:00)という4時間生放送番組内の“ 学びのコンシェルジュ ”というコーナーに出演してきました。と言うても、すでに1か月以上前のことですが、局から出演時のDVDが送られてきたので、紹介します。
テーマは「 秋の行楽シーズンにオススメ!天気検定 」です。
ということで、今回は、天気検定協会講師として出演してきました。
内容は、・・・盛りだくさん!
・秋の空の攻略法
・天気予報のホントの確率教えます!
・台風情報の見方
・天気検定問題に挑戦!
・天気検定の紹介
台本では、20分のコーナーだったのですが、スタジオがやけに盛り上がり、巻きの指示もなかったので、結局は30分超の出演となりました。
スタジオの雰囲気 MCのユージさん(右)、内田敦子さん(左)
台風情報の見方をわかりやすく・・・
話にウケまくる内田さん
天気検定のご案内・・・
写真にもありますように、楽しい番組でした。こういう番組の出演、大好きです。
また、機会があるといいな・・・。
台風の危険半円
今年(2012年)の台風は、やたらと沖縄付近を通過している気がする。事実、台風7号、11号、15号、16号、17号は、いずれもそうである。(9月30日現在)
ところで、台風が接近すると暴風に対する警戒が一段と強まる。台風の中心が通り道となる地域ではなおさらであろう。
図1
この台風が現在、沖縄方面に向かって北上中としましょう。では、図2のように、台風の中心を通る進行方向を軸にして、右半円と左半円に分けた場合、どちらのほうが風がより強く吹くと思いますか?
図2.
図3をご覧ください。台風の風は中心に向かって反時計回りで吹き込みます。右半円では、台風の進行方向と同じ向きに風が吹いています。一方、左半円では台風の進行方向と逆向きに風が吹きます。お気づきでしょうか。
図3.
そうです。右半円では、台風に吹き込む強い風と台風自身の移動速度が重なり、風がより強まるのです。一方、左半円は、台風に吹き込む風が台風の進む向きと逆になり、風の強さが相殺されて弱まります。
図4.
このように、台風の進行方向に対して右半円では、風がより強まり、風が吹き付ける山の南東斜面では大雨、沿岸部では高波や高潮にも警戒が必要です。
きょうの一問一答!
図5は、台風の進路予想図です。図中の白点線で囲まれた円を予報円といい、台風の中心が6、12、18および24時間後に到達すると予想される範囲を円で表したものです。では、台風の中心が予想されたとおりに予報円に入る確率は、次の①~④のうちのどれでしょうか。
① 100%
② 70%
③ 50%
④ あくまで目安なので、確率は決めていない。
正解は・・・、② です。
予報円は、台風の中心が到達すると予想される範囲を示しています。予報した時刻にこの円内に台風の中心が入る確率は70%です。なお、予報円の中心を結んだ白色の点線は、台風が進む可能性の高いコースを示します。必ずしもこの線に沿って進むわけではないことに注意してください。
※おことわり
一問一答では、問題のあとに答えと解説を加えています。答えを隠してチャレンジしてみてくださいね。
どんなときに秋の訪れを感じますか?
2012年の夏の猛暑は、9月中旬になっても衰えをしりません。「朝晩はだいぶ凌ぎやすくなった」という声も聞きますが、最低気温などを見てみると、真夏の頃とあまり変わっていないようです。
東京は、9月に入ってからの熱帯夜が15日現在、7日もあります。しかも、この熱帯夜、日ごとに減っているのではなく、8日から15日(記事を書いた日)までの直近8日間に集中しているのです。
朝晩が凌ぎやすく感じているのは、暑さに慣れたせいなのか、あるいは、“9月”という響きからそう感じるのかわかりませんが、どうやらそれは錯覚のようです。
とはいえ、気温はともかく、秋の訪れを感じさせるさまざまな出来事が見られるようになったのは事実です。
わたしは、スズムシの美しいハーモニーを聴いて、秋を感じたりしています。
みなさんは、どうですか?どんなときに、秋の訪れを感じますか?
・日没が早くなって、秋を感じるでしょうか。
・秋の星座が東の空に見えるようになって、秋を感じるでしょうか。
・空の雲のようすを見て、秋を感じるでしょうか。
・木々の葉が黄色く色づき始めたのを見て、秋を感じるでしょうか。
・夕方頃に吹くそよ風が心地よく思えて、秋を感じるでしょうか。
・夜が長くなり、ふと、人恋しくなって、秋を感じるでしょうか。
みなさんは、どんなときに秋を感じますか? コメントお待ちしております。
(執筆担当:飯沼孝)
【前回のこたえ→】 ③
東京の真夏日連続日数1位は40日:2004年
大阪の真夏日連続日数1位は75日:1994年
【今日の1問!】
すみません。今回はおやすみです。次回をお楽しみに!
高温注意情報について知っておこう!
2012年の夏も厳しい暑さが続いていますね。近年、最高気温が35度以上の日も当たり前のようになってきました。私(40代)が子供のころは、35度以上なんて殆ど皆無で、30度以上の真夏日が1週間も続けば、ニュースになったくらいなのに、いまや普通に35度を超える日々です。そのため、猛暑日という新しい気象用語も生まれました。
35度以上の猛暑日が当たり前のように続き、そのために、熱中症の被害が社会問題になっていますよね。そこで、気象庁は、高温注意情報を発表するようになりました。全国の都道府県を対象に、翌日又は当日の最高気温が概ね35℃以上になることが予想される場合に「高温注意情報」を発表し、熱中症への注意を呼びかけています。
ただ、この情報をどこから入手すればよいのか知らない方も多いのではないでしょうか。気象庁のホームページ内で見ることができますので、下記にURLを記します。
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/data/kouon/
どの地域に高温注意情報が発表されているのか、予想される各地の最高気温は何度か、その対策について、書かれています。役立つ情報ですので、ぜひとも日々の参考にしてくださいね。
(執筆担当:飯沼孝)
【今日の1問!】
最高気温が30度以上の真夏日についての問題です。東京と大阪の真夏日の記録に関する下記の記述で、間違えているのはどれでしょうか。
① 東京の真夏日の連続日数の1位の記録は40日である。
② 大阪の真夏日の連続日数の1位の記録は75日である。
③ 東京も大阪も真夏日の連続日数1位は、2000年以降に記録されている。
④ 真夏日の年間合計日数を比較すると、東京よりも大阪のほうが20日以上多い。
【前回のこたえ→】 ②
練馬や甲府も負けず劣らず夏は暑いところですが、正解は②の館林(群馬県)と多治見(岐阜県)です。
人と犬の体感温度
うちでも犬を飼っていますが、夏場の暑さはかなり堪えるようです。日中の気温が 25℃を超えるような日(つまり、夏は連日)は、朝の散歩のときから「ハーハ-」言って、冷たい濡れ草の上や日陰の冷たいコンクリートの上に、おなかをつけてへたりこみます。
愛犬のジャスミン(女の子)
そんな様子を見ていると、人と犬の体感には、かなりの隔たりがあるようです。
たとえば、人が暑いと感じるようなときは、犬にとっては、死ぬほど暑い感覚のようです。
そこで、人と犬の体感を気温の気象用語を交えて比較してみました。たとえば、夏日(最高気温が25℃以上の日)のときは、犬にとっては真夏日(最高気温が30度以上の日)の感覚です。
人にとって 犬の感覚
真冬日 ⇒ 冬日
冬日 ⇒ 涼しい
涼しい ⇒ 快適
快適 ⇒ 夏日
夏日 ⇒ 真夏日
真夏日 ⇒ 猛暑日
猛暑日 ⇒ 酷暑日
真冬日=最高気温が0℃未満の日 冬日=最低気温が0℃未満の日
夏日=最高気温が25℃以上の日 真夏日=最高気温が30度以上の日
猛暑日=最高気温が35度以上の日 酷暑日=最高気温が40℃以上の日
※“ 酷暑日 ”は気象用語ではありません。
もちろん、犬種や大きさによって感じ方は違ってくるので、愛犬の体感については、飼い主さんがしっかり見きわめてあげてくださいね。特に小型犬は、寒さについては人並みの感覚に近いようですよ。
執筆担当:飯沼孝
【今日の1問!】
近年、日本の夏は地球温暖化の影響で、連日、厳しい暑さに見舞われています。日中の最高気温が35度を超えることも普通になってきました。今年も例外ではないようです。2007年8月16日には、それまでの日本の最高気温の記録を74年ぶりに塗り替える40.9℃を観測しました。しかも同じ日に2地点で観測しました。
では、その40.9℃という最高気温を記録した2地点とは、どこでしょうか?下記の①~④の中からひとつ選びなさい。
① 練馬(東京都)と館林(群馬県)
② 館林(群馬県)と多治見(岐阜県)
③ 多治見(岐阜県)と熊谷(埼玉県)
④ 熊谷(埼玉県)と甲府(山梨県)
【前回のこたえ→】1つ( ②のみ )
食事で摂取したビタミンDは、紫外線を受けるとカルシウムの吸収力を高め、骨を強くする効果があります。骨粗しょう症の予防にもつながると言われています。でうから、紫外線の良い面もあるんですね。でも、やはり紫外線の浴びすぎは禁物ですよ。