庶民の働く女性 | テンカス・気まぐれ1人旅

テンカス・気まぐれ1人旅

城をはじめ、名所、旧跡巡りが好きです。
最近は歴史にも興味があり、いろいろ調べ
気になった所をまとめ載せていきます。
よかったら覗いてみてください。

働く女性



図に描きだされた女性たちは、服装も異なれば姿態も

様々であるが、当時の町々の活気は、このような働く女性

たちの出現と相まって高められ、

より一層精彩を加えていったであろう。







テンカス・気まぐれ1人旅

薪を頭にのせて京の町を売り歩く大原女

(職人尽歌合)



テンカス・気まぐれ1人旅

女性が化粧をするとき用いる紅粉を解く女

(職人尽歌合)



テンカス・気まぐれ1人旅


酒造り

室町時代になると、社会の様々な分野で

活躍する庶民女性が現れてきた。

(職人尽歌合)







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鮎を売る桂女と髪捻(かもじ造り)

男たちの間に混じって働く女性がふえ

その社会的地位も向上してきた。

「三十二番職人歌合」







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縫物師(裁縫業)と組師(組糸業)

女性のきめ細やかさや器用さが存分に発揮され

職人としても卓越していた。

「七十一番職人歌合」








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紺掻(こうがき)と機織り

染色や機織りにおいては、女性は重要な

働き手だった。機織りの機械もかなり

進んだものである。

「七十一番職人歌合」






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豆腐売りとそうめん売り

室町時代の都市では、こうした女性の

物売りの姿が数多くみられ、

風物詩のひとつであった。
「七十一番職人歌合」














日本女性の歴史(室町争乱期の女性)

(暁教育図書/女の暮らしとしごと)ヨリ