cswsてんかんの娘の成長記録です。
自閉症スペクトラム&IQ78(境界知能)&緘黙
のため支援級(小学5年生)在籍中。
2023.1月 IQ75 療育手帳B2取得
知的障害の有無、軽度や重度でも進路は変わりますが、必ずしも知的障害が軽いからといって上手くいくわけではないんですよね。
軽度でも
周りが見れる故に損得勘定が働いたり
より自分が楽しめることとは何かを知っていたり
どうしても楽な方へ逃げようとします。
(就労の態度が悪い人は一律楽な方へ逃げている…とは思っていません。本人なりの困り事があって、それを態度でしか表現できない可能性ももちろんある。)
健常者でも楽な選択をしたい時は誰しもありますが、『今』だけでなく『将来』を見据えて今をどう過ごすかを考え行動することができます(多くの人は)。
しかし、知的が軽度で
周りが見れて、自分が楽しいと感じるものが何かを知っているけれど、目の前の『今』にしか焦点があてられない人もいます。
一方で
中程度の知的障害でも
人の指示に忠実だったり
真面目な気質が功を奏して
上手く 仕事をする ということが
できる人も多くいます。
知的障害が軽いからといって
将来安泰とは言い切れない…
(知的だけでなく、自閉度によってもまた別の問題がある)
最終的にどんな人が
本人の能力を最大限活かせるのかな
と考えると
知的な重さよりも
誰かの役に立つ喜びを知っていること
意欲があること
だと個人的には思う。
役に立つ喜びや意欲とは
幼児期から少しずつ経験することでしか
培われない。
特に障害児の場合、
役に立つ→喜ばしい、嬉しい
と認識させることに時間を要するわけだから
尚の事積み重ねが大事。
四則計算できます
漢字の読み書きできます
とかそんなことではなくて
助けて貰う側
教えて貰う側
の一方的な関係性ではなくて
対等なやり取りができる
時には自分が誰かの役に立つことができる
→そして褒められる
そういう経験が大事なんだろうなと思う。
学童期の頃から
我が子は重度だから…とか
将来、就労をさせる気ありません…とかね
そう将来を決めているのなら
対等なやり取り
誰かの役に立つ経験
に重きを置く必要はないけれど
就労できたら良いな とか
社会的な自立を考えているのであれば
『助けてもらう経験』よりも
対等な関係性を築き、
人の役に立つことができる環境
達成感を味わえるような環境
が必須だと感じる。
社会的自立を目指すのであれば
学童期からの環境の選択、大事ですね。
最後まで読んで下さり、
ありがとうございました