工程を分割してみる | なりわいプロジェクト

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千住三丁目工房の古怒田悦子のつれづれブログです。
最近、いろいろな方から仕事への姿勢や生き方への視点、モットーなどをお聞きする機会があります。
そんなお話をつづることで、元気の種を撒くお手伝いなどができたらいいなあと、ひそやかな野望も抱いていたりします!

●インターン未体験ゾーン

 

先日、インターンシップ中の学生さんと少しお話をする機会がありました。

私にはインターンシップの経験がなかったこともあり、興味津々根掘り葉掘り聞いてしました。

 

疲れているであろうに、その学生さんは生き生きといろいろお話しくださいました。

お話からは、試行錯誤しながらも、成長に向け前向きに取り組んでいるさまがつたわってきて、こちらも元気になりました^^

 

その学生さんは技術系の学部で学んでいることから、インターンシップ先にものづくり系の会社を選んだとのこと。

とはいえ、ものづくりの現場では、大学での学びはほとんど生かされないそう。

単調な作業が続くこともあれば、思いもよらぬところで観察力が必要とされることもあります。

精密機器がたくさんおいてある現場であれば、移動するときの身のこなしにさえ配慮が求められます。

 

●作業工程を分割・観察

決められた作業とはいえ、はじめての作業なら、当然失敗も生じます。

そこでその学生さんは「工程を分割してみて、どこで自分がつまづくかを探ってみたんです」と。

すると「分割したらどこで失敗するかがクリアになった。次回からはそこをことさらに集中して気をつけて作業するようにしたら失敗しなくなりました」といいます。

 

うわー、さすが理系。理数系的な思考だねえ、とついつい感嘆!

その旨伝えると、でへへーと照れる学生さん。

 

●「私の苦手」を細分割

そしてふと、このおばさんは「あーこれって社会人にとってもいろんな場面で当てはまるかもなあ」と思ったわけです。

 

職場での仕事もそうでしょうし、人間関係にたんを発した「居辛さ」「苦手意識」もただ漠然と「いやだなー」と、思考停止するのではなく、なぜ、どこで、どの部分を・・・と、あえて細かく分析してみると、問題は最小化され、解決もしやすくなるのかもしれませんよねー^^

 

 

これも、老いては子に従え、かなあ。

 

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