●われらが子どもたちのありよう
学生時代の仲間ママと昼間の忘年会をしました。
私たちの世代の女性たちが集まれば、いちばん盛り上がるのは子どもの話。
数年前は、小学生、中学生だった子供たちも今や大学生や社会人になっています。
受験前でー、就活中なんだけど・・・、内定がなかなか・・・、なにやりたいのか分かんないわー・・・
などなど、ありようは多彩です。
●あえていうなら男女の差
なんだか面白いなあとおもったのはなあ、なんとなあく見えてきた男女の差。
↑あ、ここでは一般的に生殖器の有無による性別で言ってます。
おうおうにして、男子たちはアップダウン、紆余曲折、動と静の変化がはげしい。
女の子は、早くから我が道を行く・・・タイプが多い。
男の子は心と体の成長が女の子に比べて遅いとは、よく言われることです。
ですからハタから見ていて「あれ前と正反対になっちゃってる!」的な症状を呈することとなるのがだいたいにおいて男子。
女の子は、わりと早くから自身のキャラクターを確立するみたいです。
子供のころから仲良しグループがいくつも出きるのも、うなずけます。
似たもの同士を、わりと見つけやすいのだろうなと思います。
さらにいえば、女の子は、母親との違いも早くから見出しやすい。
ウマが合う場合は別として、幼いころからオシャマに反抗したり、母親の考え方に接し、自分とは違うとおもったり、違和感を覚えたりするのは女の子のほうが多い気がします。
男の子はといえば「精神的に幼すぎてまわりの状況や大人の言ってることがなんだかよくわからない時期」が長いけれど、急に精神的に成長し、気が付いたら世界と自分の違いに気づいてオロオロ・・・なんていうケースが多々あるもよう。
●家内と大黒柱
そしてそして。
私たちの世代にいまだに「女の子はゆくゆくはお嫁に行けばいい。社会で働き、自立していくのは男の子」という考え方がまだまだ根底にあったりします。
もちろん、女の子がバリバリ働くのはいいけれど、たとえ働かないことになっても、別いいわよーってな思いが親の側にはあるもんです。なんだかね。
反対に、男の子が、なかなか自身の道を決めないでいたり世間一般でいう「普通」に見合わぬ道を歩んでしまっていたりすると女の子がそうであった場合に比べて数倍もヤキモキするものです。
まあ、そうはいっても。
我らが学生時代の仲間内の子供たちの様子を聞く限り。
親がどんな思いであれ、大学生、社会人・・・へと育っていった子供たちは案外したたかに、マイペースに自分の心地よい居場所、ありようを踏まえた人生をあゆみ始めているようです。
ただ・・・。
生きづらさや居心地の悪さを感じる子ども(の世代)が、世の中にいるのは事実です。
とにかく外(社会)へ。
違う文化環境に身を置き。
自身と異なる価値観の人と過ごし。
ということを意識的に行うなかで、自分自身がわかってきたり肯定的になれたりします。
そんな場を、なりわいプロジェクトはなるべく多く創っていきます^^