同じ結果でも
情報をどう提示されたかによって
選択肢に対する見方が大きく変わります。
「生存率」と「死亡率」で
比較してみましょう
ガン治療の方法として
手術をするのか放射線治療をするのか
という実験があります。
一方のグループには
「生存率」という枠組みでデータを提示します。
手術の生存率 術中:90% 5年後:34%
放射線治療の生存率 治療中:100% 5年後:22%
もう一方のグループには
「死亡率」という枠組みでデータを提示します。
手術の死亡率 術中:10% 5年後:66%
放射線治療の死亡率 治療中0% 5年後:78%
生存率が90%ということは
残りの10%は死んでしまう
死亡率が10%といいかえられます。
すなわち 二つのグループは
内容的には同じデータを提示されていますよね
結果は、
「生存率」という枠組みでデータを提示されたグループは
手術を選んだ人が 75%
放射線治療を選んだ人は 25%
「死亡率」という枠組みでデータを提示されたグループは
手術を選んだ人が58%
放射線治療を選んだ人は 42%
同じ内容のデータを提示されているにもかかわらず
結果は大きな差が出ました。
どうしてでしょう
手術中に死んでしまう率の方が強調されたために
5年後生存率の高さには目を向けず
放射線治療を選ぶ人が多かったようです。
冷静に比較すれば
言い換えているだけ
ということがわかるようなことでも
どちらを強調するのかによって
惑わされる
ということは日常のあらゆる場面で
ありそうなので
気をつけたいものです。
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