オリジナルシューズ 36回目 | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、“天神山オリジナル”で作製した、クラシックでエレガントな“正統派スタイル”の着こなしには欠かせない「コンビネーション・シューズ」の紹介です。

今週のスタートは“南岸低気圧”の影響を受けて東京でも6cmの積雪で、朝の通勤時間が大幅に乱れ、その後今シーズン最強の寒波が日本列島を襲い各地で大荒れの天気が続いていて、本日は“大寒”で身体の芯まで凍えるような寒さの中で、軽量の「ローデンコート」や薄手のマフラーでは寒さを凌げず、今シーズンから着るのを止めようかと思っていた目方のある「ツイードコート」を思わず参加させて、店の暖房を入れっぱなしの状態が続いています。

この靴をお借りした方は、前回と前々回の「コードバン」の靴を協力していただいて今回で連続3回目となり、前回作った「フルブローグ」のバランスと雰囲気を気に入っていただき、一昨年のお付き合い始めの「ポロコート」作製の時から言われていた、念願の「コンビネーション・シューズ」で早くも通算5足目を作っていただくことなりました。

モデルは、一番バランスの難しいフルブローグの「コンビネーション」で、“天神山オリジナルシューズ”「九分半仕立て」の特徴でもある、6アイレットのレースの位置からトウまでの微妙に短めのバランスと程よい丸さのトウシェイプ、外側と内側の張り出したコバから角度のある削りからのベベルトウエストの絞りを強くして、半カラス仕上げのソール、甲部分の縫い目を手間のかかるリボルターテ(革の切り目を薄く梳いて内側に織り込んで縫う)仕様と、踵内側の丸く削り、限りなく細かいホワイトステッチの出し縫いは、エレガントさ漂う何気ない色気と職人の技が表現された逸品ではないでしょうか。

前回の同じ方のフルブローグを紹介していますが、コンビネーションで作製すると“天神山オリジナルシューズ”ならではの絶妙なバランスが際立っています。

相変わらず価格が高騰し続けている某有名ブランド等の既成靴の中で、6年目を迎えた“天神山オリジナル”の靴コレクションは価格据え置きで、試された方々から他のものと比べても“ハンドソーン”ならではの履きやすさ、軽さ、丈夫さなど好評をいただいていて、私自身も実際に10足を試しながら他の靴は履けなくなってしまったぐらいですので、ご自分だけの1足を是非試していただきたいと思っているところです。





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