グレンチェックのスーツ | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

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京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、“トラディショナル・パターン”では代表的な「グレンンチェック」柄で作製したスーツの紹介です。

先週末は冷たい雨が降りましたが、今週に入ってからは爽やかな秋晴れが続き、冷え込みが増してきている朝晩はコートやストールなど纏い始めつつも、日中はいまだに半袖姿もちらほら見かける中で、スッキリと紡毛系の冬服へと移行できずにいる私ですが、来週からは少し軽めの「フランネル」を中心にローテーションを組んでいきたいと思っているところです。

このスーツをお借りした方は、9月に紹介した「グレーフランネルのスーツ」でも協力していただいていて、その時に書きましたが、10年間と長いお付き合いをさせていただいていて、もう作るものがなくなってきている中で、今シーズンは今回の「グレンチェック」と2着を加えていただきました。

この素材は、世界で最も古いと言われている英国高級服地マーチャント“HOLLAND & SHERRY”社の、目方420gのしっかりとした打ち込みのウーステッドで、ヴィンテージ風の素材感と絶妙な配色の「グレンチェック」柄は、いろいろなコーディネイトも楽しめて気分を高めてくれる優れものの素材ではないでしょうか。

モデルは、この方の体型とイメージに合っている「CRCS」(カラチェニ)を使い、シングル3ツ釦段返り、スタンダードにフラップ付きのサイドベンツにして、スラックスもスタンダードに2プリーツで、“ハンドメイド仕様”ならではの総片返しのハンドステッチを施しています。

今回のコーディネイトは、ブルーのオックスフォードのボタンダウンシャツに、到着したばかりの“DRAKES”社のウールタイを締めて、同じく“DRAKES”社のウール&シルクのポケットチーフをパフで飾り、アクセントにカシミア&シルクの赤いスリップオーバーを着せて、靴は前回紹介した“天神山オリジナル”のコードバン・フルブローグで決まりですね。

実を言うと、私自身も昨年の冬シーズンの終わりにこの生地を確保していて、何を作ろうか悩んでいるうちに今シーズンは「アルパカ混のポロコート」と、「ウインドウペインのジャケット」を作ってしまい予算を超えてしまったので、来年のお楽しみにしてゆっくりモデルの構想を練っていこうと思っているところです。





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