オリジナルシューズ 35回目 | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、前回紹介したものと同じ希少性の高い「コードバン」を使用して“天神山オリジナル”で作製した、「フルブローグ」「ローファー」2型の紹介です。

秋も深まりすっかり朝晩が涼しくなってきて、11日には富士山で初冠雪が観測され、季節が着実に進んでいるのを肌身に感じながら、今週から私の服装も毛羽立ってる素材へとすんなり移行しようと思いつつも、日中の気温が25度近くまで上昇し外を歩くとちょっと汗ばみそうで、「サージ」「シャークスキン」素材が手放せないのが現状です。

上の写真の「フルブローグ」をお借りした方は、前回の「コードバンのキャップトウ」でも協力していただいて、前回の靴をさっそく2~3回試し、前に作られたフランス“アノネイ”社のスムースレザーと比べよりフィット感が増すと言うことで「コードバン」素材に惚れ込み、なめし方違い色違いで今回は「フルブローグ」で早くも4足目を作製したいただくことになりました。

下の写真の「ローファー」をお借りした方は、5年前の12月に「スエードのキャップトウ」を作られてから、大きいサイズ(28cm)なのにラストのせいかあまり大きく見えないのが気に入っていただき、ハイペースで揃えられている中で今回の「コードバン」に出会い、2ヶ月前に予約をしていただき、今回の「ローファー」でなんと通産9足目を作製していただきました。

「コードバン」素材は、前回紹介させていただいているので今回は省きますが、今回の「フルブローグ」に使用しているものは、前回と違ってオイルを染み込ませないタンニンなめしで、少し硬めに仕上がっていて最初から独特の艶があるタイプで、鏡面磨きで仕上げると見分けが付かなくなりますが、2種類作ったこの方に是非、履き心地の違いなど教えていただければと思っているところです。

「ローファー」に使用している「コードバン」は、オイルを染み込ませながらのなめし工程の為に色指定の予約注文で、今回の「バーガンディー」カラーはあと3足分は確保していますが、次回はいつになるか分かりませんので、この機会に少し柔らかめの「コードバン」素材から試されることをおすすめします。

私も通産10足でおしまいにしようと思っていましたが、25年振りに「コードバン」を試してみたい気持ちが高まってきていて、モデルを何にしようか構想を練っているところです。






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