オリジナルシューズ 32回目 | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、“天神山オリジナル”「九分仕立て」で作製した、これからの季節に最適な「ガムライト」ソールのちょっと贅沢なスエード・ローファーの紹介です。

今週8日に関東甲信地方でも平年並みの梅雨入りの発表があり、ジメジメ&ムシムシの本格的な雨シーズンに突入して、6月に入ってからは平年の気温に戻り、異常に暑かった5月に比べ少し涼しく感じながら、上着を羽織っての通勤に戻しつつ、ジャケット&パンツの“セパレートスタイル”中心の装いで、雨の日が多くなるこれから1ヵ月半はコットンパンツを多く活用して、靴対策もしっかり考えなければと思っているところです。

このローファーは、“天神山オリジナルシューズ”のオーダーをスタートした翌年の2010年の5月(http://blogs.yahoo.co.jp/ginza645/50434945.html)に新モデルとして紹介したものと同じで、今回はソールが軽量のラバーソールという要望から、ラバーソールと言えば“Vibram”社の「ガムライト」と言うゴムの強度(磨り減り難さ)とスポンジのクッション性を併せ持った画期的な素材で、ゴムを発砲させているので同じ体積のゴム材に比べ約1/2の軽さが特徴で、“カジュアルスタイル”がメインになるこれからの季節に一番活躍するモデルでの作製となりました。

このスエードは、弊店“TENJINYAMA”ではお馴染みの、イギリス“チャールス F ステッド”社のスーパーバック(毛足の短い)を使用して、コットンパンツに最適なオールドスナッフ(中茶)色に、これもお馴染みでベージュの甲ステッチと白のコバステッチをアクセントに、よりカジュアルなイメージを強調させています。

今シーズンは、「アイリッシュリネン」の千鳥格子や「インディアンマドラス」のシャツ生地を使って、アンコンジャケットを私自身も作りいつも以上にオーダーが好評な流れの中で、コーディネイトを考えた時に、麻シャツとコットンパンツは欠かせないアイテムで、更にはこんなローファーを合わせれば蒸し暑い夏を軽快に過ごせるのではないでしょうか。

本日、出来上がってきたばかりのブルースエードを使った「シングルモンクストラップ」が、あまりのも雰囲気が良かったので追加で画像だけ載せさせていただきました。

その他、秋冬シーズン用の“Taylor&Lodge”社と“Ssabal”社のスーツ生地と、“WILLAMBROMN”社のジャケット生地など、デットストックの現物生地が到着し始めましたので、前々回お伝えしていた合い物の素材と共にお早めにご覧になられてはと思っています。





弊店“TENJINYAMA”のHPが更新できない為、2013年3月に移転した銀座2丁目の住所と休業日のお知らせをこちらでさせていただきます。

〒104-0061 東京都中央区銀座2-4-1 銀楽ビルディング4F
(銀座並木通り2丁目の角のビルで1Fの“J.FERRY MEN”が目印です)
TEL 03-6228-7322
定休日  日曜日、祝日
営業時間 10:30 ~ 19:00


6月14日(日)、21日(日)、28日(日)をお休みさせていただきます。