カレッジフラノのスリーピース | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、“メイド イン ジャパン”ならではの素材「カレッジフラノ」で作製したスリーピース・スーツの紹介です。

10年ぶり2週連続の台風19号の上陸から今週もスタートして、一昨日は台風一過の晴天となり25度を超える夏日になりましたが夜から気温が下がり、昨日は最高気温が20度届かず肌寒さを感じつつ、「ソフトツイード」のジャケットや「ウーステッド」の紺ブレ、更には本日からはダブルブレストのスリーピースと、本格的な冬シーズンの装いへとスタートさせることができ、気分の高まりと共に“正統派スタイル”の着こなしを満喫していければと思っているところです。

このスリーピース・スーツをお借りした方は、長年お付き合いさせていただいているお客様の息子様が、この秋から社会人へとスタートすることになって、まずは定番を揃えると言うことで、ネイビーの「サージ」、グレーの「シャークスキン」と、今回の「グレーフランネル」の3着を用意していただくことになり、お試しということもありお値打ちの“エントリー価格”で作製いたしました。

この素材は、今年の3月に紹介している「カレッジフラノのポロコート」http://blogs.yahoo.co.jp/ginza645/54303566.html)の色違いで、このときにも書きましたが、かつて“鐘紡”が世界に誇った羊毛服地「カレッジフラノ」と同じ工程で、尾張一ノ宮の工場で織り上げたもので、それほど厚手ではないものの重さは444gと目が詰っていて、この丈夫さはスラックス単品にも最適な素材でツイードジャケットとも相性がよく、軽量化の傾向が続く海外の生地メーカーでは見かけない“メイド イン ジャパン”ならではの素材ではないでしょうか。

モデルは、弊社で一番スタンダードな「RESZ」(ローマンイングリッシュ)を使い、シングル2ツ釦、スタンダードにフラップポケットのサイドベンツにして、ウエストコートを加え、トラウザースは若い方用に今年加えた股上浅めで細身のモデルの1プリーツで作製しました。

今回のコーディネイトは、オックスフォードのボタンダウンシャツに、シルク起毛のグレンチェックのタイを締めて、ペーズリーのポケットチーフをパフで飾り、靴は“古き良き時代のアメリカ靴”「FLORSHEIM」社のコードバンのロングウイングチップでいかがですか。

前回紹介している、ヴィンテージのカシミア素材など現物限りの“お値打ち生地”に加え、昨年大好評だった「カシミアホームスパン」http://blogs.yahoo.co.jp/ginza645/54226105.html)の茶色が残り2着分と、貴重な「ベビーキャメル」の紺色が届きましたので、前回紹介のお値打ち生地と共にお早めにご覧になられてはと思っています。





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