オリジナルシューズ 27回目 | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、サイズサンプルの補充として“天神山オリジナル”で作製した、「九分仕立て」2型の紹介です。

昨日から冷たい雨になり夜中より日中にかけて気温がどんどん下がり、都心では今日朝13度でこの秋一番の冷え込みになり、明日までがとりあえずの寒さの底になりそうで、私の服装は20度を下回ると「フラノ」などの紡毛系の素材がメインとなり、クリアな素材の「スパンカシミア」「マットウース」は半月ほどで出番がなくなり、あと1週間ちょっとで11月に突入と共に、厚手の「フランネル」「ツイード」がメインの装いへと、あっという間に冬シーズンへと突入しそうです。

この2足を作製した理由は、弊店“TENJINYAMA”がオリジナルシューズをスタートさせて丸5年が経ち、当初作ったサイズサンプルも活躍してくれてだいぶ年季が入ってきて、という時に現物を買いたいと要望があり2サイズを処分してしまった為、今回新たに作製することにしました。

上の写真は、ドレス用では最近作る人が多い「キャップトウ」のモデルで、今回はあえてコバの張り出しを少なめに上品でスマートなムードにして、甲革は“アノネイ”社のスムースレザーで、色は最近作っていなかったボルドーで作製しました。

下の写真は、見本として今まで無かった1950年代に流行った「Uチップ」で、私が2年目に外羽根で作って紹介している(http://blogs.yahoo.co.jp/ginza645/50899230.html)ものを内羽根にして、甲革はスペイン製のサンドベージュのスエードで、外鳩目を真鍮にしてクラシックでスポーティーなムードで作製しました。

今回の2足ともの仕様は、6月から新たにスタートさせた“ハンドソーンウエルテッド製法”「九分仕立て仕様」で、私も6月に紹介している「スエードキャップトウ」http://blogs.yahoo.co.jp/ginza645/54505834.html)を9月後半から週一で履き始めましたが、他7足の「九分半仕立て仕様」と履き心地がまったく同じで、今回から踵を少し低めにしたので一番履き易く感じながら、次は10足目を記念して、やっぱりこだわりの「九分半仕立て仕様」で、中茶のスエードで“工芸品”と言われた「Uチップ+ウイング飾り」http://blogs.yahoo.co.jp/ginza645/50678836.html)でと、勝手に盛り上がっているところです。





弊店“TENJINYAMA”のHPが更新できない為、2013年3月に移転した銀座2丁目の住所と休業日のお知らせをこちらでさせていただきます。

〒104-0061 東京都中央区銀座2-4-1 銀楽ビルディング4F
(銀座並木通り2丁目の角のビルで1Fの“J.FERRY MEN”が目印です)
TEL 03-6228-7321
定休日  日曜日、祝日
営業時間 10:30 ~ 19:00

10月26日(日)、11月2日(日)、3日(月、祭)、9日(日)、16日(日)、23日(日)、24日(月、祭)、30日(日)をお休みさせていただきます。