サマーカシミアのスーツ | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、ちょっと贅沢な「サマーカシミア」素材を使って、シングルピークドラペル・モデルで作製したスーツの紹介です。

12月中過ぎより続いている身体の芯まで凍るような厳しい寒さが続いているせいか、10度を超えた1月20日の“大寒”が比較的暖かく感じつつ、14日に10儖幣綫僂發辰神磴やっと溶けた横浜の山奥からの通勤は、「フランネル」「ツイード」など真冬の素材を心地よく味わいながら身も心も温まる防寒スタイルを満喫しているところですが、クラシックでエレガントな正統派スタイルの着こなしには欠かせない「ポロコート」を羽織る度に、全体のバランスで「ソフト帽」を被っていないのが気になる毎日が続いています。

このスーツをお借りした方は、2008年8月に「ポッサムのポロコート」を作られ「BRIGGの傘」を買われてからのお付合いで、その後は大阪からの出張を利用して「天神山流」の提案を少しずつ加えて貰いながら2010年11月に「今日の着こなし」ブログにも登場していただいて、根っからの洋服好きが高じてだいぶビジネス用のスーツは揃ってきたと言うことで、今回は昨年から気になっていたお値打ち価格コレクションの中でも貴重な「サマーカシミア」素材がまだ在庫が残っていたので、ちょっと気分を変えてピークドラペルで作ることになりました。

この素材は、昨年の2月に紹介した「サマーカシミアのジャケット」http://blogs.yahoo.co.jp/ginza645/52787823.html)の色違いで、弊社「天神山」と昔から相性の良い、高品質の生地を維持し続けているイタリアを代表する生地メーカー「CARLO BARBERA」社の春から夏へと活用できる250gの「スパンカシミア」で、柔らかく艶のある質感は「バルベラ」ならではの超高級と言える素材の一つではないでしょうか。

モデルは、スタンダードに「RESZ」(ローマンイングリッシュ)を使い、クラシックスタイルを強調したシングルピークドラペルの3ツ釦段返り、チェンジポケット付きのサイドベンツにして、スラックスもスタンダードに2プリーツにして、スラックスも含め「ハンドメイド仕様」ならではの総片返しのハンドステッチを施しています。

今回のコーディネイトは、ストライプのレギュラーカラーシャツに、クラシックなムードを意識して「アイリッシュポプリン」のペーズリー柄のネクタイを締めて、柄が見えませんが小紋プリントのポケットチーフをスクエアーに飾り、靴もクラシックでエレガントに「天神山オリジナル」のUチップのコンビネーションで決まりですね。

今回紹介しているこの貴重な「サマーカシミア」は残りわずかですが、一昨年の7月から在庫限りのお値打ち品としてでおすすめしている「バルベラ」社ならではの魅力のある生地は種類が少なくなりつつある中で春先におすすめの「ギャバジン」「メッシュ」素材などと共に、先週お伝えした店頭生地在庫処分の“移転セール”を利用して、この機会に加えてみてはいかがですか。



弊店「TENJINYAMA」のHP(http://www.tenjinyama.jp/)の更新ができない為、1月と2月の休業日のご案内をこちらでさせていただきます。 
1月27日(日)、2月3日(日)、10日(日)、11日(祭日)、17日(日)、24日(日) です。