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宰府の梅だより

趣味の真空管アンプや音楽、旅行それに日々の出来ごとなどをご紹介します

前回改造したEL156シングルアンプもバイアスを調整後さらに良くなり、好きな

チェロの音を聞かせてくれています。スピーカーのJBLとの相性も良好です。

 

欧米の有名な真空管のアンプが並ぶと、駄耳には音のレベルはこれで十分のような

気がします。

そこで次に製作するアンプは音以外のこだわりのアンプを検討したいと思います。

 

その一つが英国コッサー社の真空管です

コッサー社は1859年にウイリアム・コッサーが起こした電気機器メーカーで、

1961年に米国レイセオン社に吸収されるまでの間、個性的な真空管を製造販売して

きました。

他の英国メーカーが吸収合併後も真空管を作り続けたのに対し、コッサー製は市場から

姿を消し流通量も多くはないようです。

 

以上の状況から物好きの虫が騒ぎ出し、オールコッサー製真空管のアンプができないか

検討をすることにします。

 

出力管は2Pを選びました。直熱型3極管でPX4クラスと言われています。

ガラスの形状、ハカマの形などいかにもコッサーです。

コッサー社の元箱です。これも真空管ファンには魅力の一つですね。

 

前回2Pでアンプを組んだ際はコッサー製の電圧増幅管が入手できず、やむを得ず

マラード製のEF37Aを前段としましたが、先日ムギス様の放出で幸運にもコッサーの

OM4がありましたので無理にお願いしました。

OM4の元箱です。

 

整流管はコッサー製の43-1Uです。UU4と同等で350V120mAクラスの

両波整流管です。前回の2Pアンプでは53KUを使ったのですが、出力管の2Pよりも

サイズが大きく気に入りませんでした。

 

このような真空管の構成になります。

コッサーの真空管はどれもデーターが乏しく、正常な動作のアンプが組めるのか心配な

面もありますが、何とか実現したいと考えております。