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宰府の梅だより

趣味の真空管アンプや音楽、旅行それに日々の出来ごとなどをご紹介します

年末の新年を迎える準備で忙しい中、T52シングルアンプを製作しました


VT52シングルアンプはかつて一台製作しましたが、今回再挑戦の目的の一つは

昔のWEサウンドを再現すること、そしてもう一つはWEの多極管でのドライブを

試すことです。

 

師匠のムギス様よりWEの多極管、それも一世代前の200番台の多極管でのドライブは

素晴らしい音が得られるとアドバイスをいただきました

候補としてWE245AとWE259Aの2種を準備しました

共にヒーター2V1.6Aの4極管で、性格も類似しているようで差替えもできそうです

どちらの真空管もムギス様より基礎的な規格はご教示いただきましたが、動作例などを

表示したデーターシートもありませんので試行錯誤で回路計算を進めました

 

使用する出力管VT52は新作の300Bなどよりも評価の高いWE製の2段ハカマです

 

比較参考としてハイトロン製のVT52も聞いてみますが、なぜかこちらも2段ハカマ

です

 

整流管は274Aですが残念ながらこちらはシルバニア製です

 

ムギス師匠にご指導を仰ぎながら、ようやく完成しました

早速試聴です

 

まずWE245AとWE259Aの違いですが、短時間の試聴で確たるものでは

ありませんが、WE259Aが力強く輪郭が出るのに対しWE245Aは柔らかく

ふんわりとした雰囲気が再生されるような・・・調整なしの単純な差し替えですので

どちらが最適な動作点であるかという問題点もありますが

古き良き時代のWEサウンドというとWE245Aになるのでしょうか

 

VT52のWE製とハイトロン製の比較ですが、これはもう比較する方のが可哀そうで

その差は歴然としてます

個々の音の差は大差ないものの、音場の広がりや奥行きに違いが感じられます

ハイトロンでも決して悪い音ではなく高音の美しさなど魅力があり流石VT52です

WE製さえなければメインとして十分通用すると思います

 

私のイメージでのひと昔前のWEサウンドを再現する目的で実験をしましたが

WE245A-WEVT52の組み合わせがイメージに合うように感じます

本当でしたら60年代のWE300Bが望ましいところですが

高嶺の花という事で・・・

 

いつまでも遊んでいるとカミさんに叱られそうです

そろそろ年末の大掃除に戻らないといけません

皆様、良いお年をお迎えください