昨年末に製作したVT52シングルアンプ実験機ですが、音が大変気に入り未だに
聞き続けています
そこでこのアンプを実験機から本番機に作り替える事にしました
実験機ではシャーシが窮屈でしたので一回り大きいシャーシを選びました
奥澤シャーシのO-8です
長さは350cmと同じですが幅が250cmと2cm広くなりました
残念なことに問題が2点
一つはアルミの板厚です、1.2mm厚しかありません
そこで1mm厚のアルミ板を張り合わせ計2.2mm厚とします
接着剤を使いますが補強のため7ヵ所をネジで締め上げます。ネジは皿ネジを使い
塗装後は見えなくする予定です
二つ目はシャーシの高さです
実験機では55cmでしたが本機では60cm、少し野暮ったいような印象です
シャーシを特注できない悲しさ、諦めましょう
底板を固定するネジ穴が切ってありますが、1.2mm厚のアルミ板では強度が心配
なので、お馴染みのカレイナットを裏から圧入します
ファスナーナットとかクリンチングナットとかの名称で各メーカーから発売されて
いますが、大変便利なお助けアイテムです
今回は本番機ですので使用する部品も厳選します
ムギス師匠より、部品は真空管と同じ国の物で同時代の物に揃えるのがベストとの
アドバイスをいただきましたので、可能な限り守りたいと思います
まず電解ブロックコンデンサーです
マロリー製を選ぶかスプラグ製を選ぶか迷うところです
次にVT52のカソード抵抗の1kΩ10Wですが、これもオーマイト製の
ブラウンデビルを選ぶか、スプラグ製のブルージャケットを選ぶか・・・
チューブラ型の電解コンデンサーは全てスプラグ製、前段のWE259AのSGの
安定化用のコンデンサーはWE製のフィルム(左下)を使います
抵抗類は電力用を除いてA&Bのカーボンモールドを使用する予定ですが、この
A&Bのカーボン抵抗は皆様ご存じの通り曲者で値が表示値とは大きくズレている
ことも・・さらに厄介なのは通電するとまたズレる
表示値は信用せず実測値で選びます
A&Bの抵抗は新品でなく通電した中古の方が安心かもしれません
揃わない抵抗は同じくカーボン抵抗の理研モールド抵抗を使用する予定です
これからシャーシの天板の張り合わせをします
気温の低い冬場は接着剤が完全に硬化するまで2~3日はかかりますので
じっくりと時間を掛けて作業を進めます






