タングスラム製真空管でアンプを組む試み(1) | 宰府の梅だより

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趣味の真空管アンプや音楽、旅行それに日々の出来ごとなどをご紹介します

我家のジャンク箱にはいつ買ったのか何のために買ったのか記憶にない真空管が

何本かあります。

今回ご紹介するタングスラム製の「OS1」もその一つです

安さにつられ買ったはいいが、規格や特性もわからず長年放置されていました

 

以前よりタングスラムには興味がありましたので、その影響で買ったのかも・・

数十年前の旅行でハンガリーのブダペストに泊まる機会がありましたが

ホテルの部屋にあった卓上スタンドの電球がタングスラム製だったのに感激して

以来です

 

特性不明だったOS1も最近になりフィリップスの「PE06/40」と同等で

あることが判明しました

これでアンプが組めると喜んだのですが・・・データーシートを見ると

代表動作例がB級やC級の動作例で、プレート電圧は600V、プレート

電流は100mA・・・これはPA用の真空管では

小出力のオーディオ用には向かないのでは

でもいつもの適当さでチャレンジしてみたいと思います

目指すは400V以下で60mA程度です

 

前段は同じくタングスラムの「EF6」を使用します

ムギス師匠からは、フィリップスのOEM球ではとのご指摘をいただきましたが

確かにフィリップスのEF6にそっくりです

 

問題は整流管です

当初、候補としてタングスラムの「PV200/600」を考えていましたが、

良く良く調べてみるとヒーター電流が3.4A!

電源トランスのヒーター回路の容量は3Aで足りません

ヒータートランスの追加も考えたのですが、4A以上となると大きくなり

シャーシ内に納まりません

 

他のタングスラム製整流管だとAZ4とAPV4が見付かりました

写真右の「APV4」は120mA級ですので少し容量不足です

左の「AZ4」であれば150mAでヒーターも4V3Aですので大丈夫です

ただ残念なことにこのAZ4にはTUNGSRAMの表示はありません

 

そこでタングスラム製であることを確認するため、PV200/600と電極の

作りを比較してみました

これはPV200/600のフィラメントの吊り構造です

 

こちらはAZ4の吊り構造で、同じタングスラム独特の構造です

TUNGSRAMの表示はなくても間違いなくタングスラム製です

 

整流管もAZ4に決まり、ラインアップは揃いました

計らずもソケットはオールサイドコンタクトとなりました

 

これから回路設計をし、それに合わせてシャーシを修正し・・・まだまだ

道遠しです

完成は何時になるやら・・それ以前にアンプになるのやら心配です