横山テクノさんに注文していた底板用のアルミ板が届きましたので、通風孔を開け
取付け用ネジ穴もあけました。
強度を確保するためLアングル材で補強しています
実体配線図を見ながら組立て開始です。
トランス結合ですのでCR類も少なく配線も至ってシンプルです
連休中のカミさんの雑用の合間をぬって作業を進め、今日完成しました
実験アンプですので、分解することを前提に組みました。部品は中古品の使い回し
ですし、線の引き回しも適当に・・・。
完成しました
前から見た様子です
背面の様子です
整流管は当初U-12を予定していましたが、どうしてもオールナス管アンプに
拘りたく、OPTAのRGN1064に変更しました
音には影響ないところですが、メッシュプレートから透けてフィラメントが見えるのが
気に入っています
まだ手を加える必要がありますが、取り敢えず試聴してみました。
最初出て来た音は少し歪みっぽく、やっぱりB級とはこんなものかと思いましたが
次第に力強さが出て来て厚みも増してきました。
これはこれで魅力的な音です
他のAD1ャPX25や50とは音の良さは比べようもありませんが、予想よりも
良さそうです
それよりも1930年代のコッサーの真空管が蘇った事、そのオールナス管の外観の
面白さ・・・これだけでこのアンプを製作した価値があったと思います
このアンプの製作のためにB級動作を勉強しましたし、コッサー240Bや215Pの
資料を集めましたし、大変楽しく充実した時間を過ごす事ができました。
音によってはデーターを取ったのち分解しようと思っていましたが、音を聞いている
うちに気が変わり、一旦分解して塗装をして正式に組み立てようかなと考えて
おります。それに動作点ももう少し追い込んでみようかなとも・・・。
完