● ハイブリッドの成功法則。 | たいやき社長、書く。

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政府が、年金の受け取り額が減るかもしれないので、退職金や年金だけでは満足な生活ができない可能性あるため、支出を再点検したり、資産運用をしたり、退職後の再就職をするといった、「『自助』の取り組みによって資産形成をするよう」提言しているということが波紋を呼んでいるようです。

やはり、こうきましたかという感じですが、とにかく、この先、どのような時代になろうとも、自分自身が〝 金の卵をうむニワトリ ″ になってしまえば、こわいものはないのです。いまから、自助努力によって、価値を、富を生み出せる人間となることを目指すのです。

そのための、具体的な方法としまして、自分という人間を、「ハイブリッド人材」にするというものがあります。たとえば、ホリエモンこと、堀江貴文さんが、次のような趣旨のことを言っております。

「まずは何か、100人に1人というレベルのものをつくることです。そして、そこから努力して、100分1の才能を『3本』つくるのです。そうすれば、100万人に1人、100万分の1という稀有な人材になれます。

100×100は1万です。そして、1万×100は100万です。したがいまして、100分の1の才能を3本つくれば、100万分の1の希少な人材になれるということです。

100万分の1の人材というのは、オリンピックで金メダルをとるくらいの確率ですので、そのような〝 自分づくり″ に成功すれば、ものすごく価値のある人材・人間になれるのです」ということです。

また、たとえば、税理士の年収が500万円、ベトナム語の通訳の年収も500万円ですが、これで、「ベトナム語を話せる税理士」の年収となると、5000万円になるのです。現在、あらゆる大成功者は、例外なく、「ハイブリッド人材」なのです。日本画家である、千住博さんは、絵描きではありますが、実のところ、絵描きであると同時に、思想家であり、哲学者です。

このように、これからの時代の成功法則のひとつとして手堅いものは、「ハイブリッドの成功法則」でしょう。ハイブリッドとは、シンプルに、「異種のものを組み合わせたもの」です。ですから、さきほどの、「ベトナム語を話せる税理士」のように、あらゆる知識を貪欲に学び、それらの知識を統合させ、新しい価値を創造するということが、ひとつの成功の王道パターンとなるのです。

ただいまの私は、手前味噌ですが、100分の1の個性派たいやき屋であり、100分の1の哲学者・スピリチュアリスト・啓蒙家であると自負しております。あと1本の可能性としては、100分の1の自流の書家か、100分の1のトラックメーカーがあります。しかし、これをどのように統合させて、「100万分の1のハイブリッド人材」となるかが、私の当面の課題です。まだ、海の物とも山の物ともつかない状態です。

とにもかくにも、老後に備えて資産形成せよという話が浮上している現在、最も確実な手段は、「自分自身が、金の卵をうむニワトリになる」ことなのです。いくらでも価値や富をうむことができる人間となってしまえば、何の不安も問題もないのです。ですから、今からでも遅くありません。

まずは、100人に1人といえる何がしかの能力・実力を身につけること。そして、100人に1人といえる何がしかの能力・実力を、何とかして、2本、3本とつくること。そのための、知識の収集、すなわち、学び・勉強にお金と時間を投資・投入し、稀有な「ハイブリッド人材」となること。これが、新時代の成功法則のひとつといえるのです。先日書きました、グロービスMBAシリーズ」の読破にチャレンジすることから始めてみてもよいでしょう。

「自分のことは自分で守る」という、自助の精神に目覚め、広き好奇心、深き向学心、高き向上心を抱いて、ひたすらに、地道に努力精進すること。一発逆転、近道、ショートカットはありません。成功の極意は、「積小為大」です。今日から、今から、小さな努力を粛々と積み重ねること。小さな努力の積み重ねを継続すること。これ以外にありません。ともに、「金の卵をうむニワトリ」を目指してまいりましょう。

 
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