● 小は小なりに勝つ。 | たいやき社長、書く。

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書店のビジネス書コーナーには、「小が大に勝つ経営」など、小が大に勝つための兵法や、戦略を書いた本が、けっこうあります。しかし、やはり、基本的には、「大が勝つ」のが普通なのです。それが現実です。奇襲や奇策なども、使えて、せいぜい一回です。

そしてまた、ビジネス書として、世に出た時点で、それはもう使えません。世には、あまたの成功本が出ていますが、じつのところ、世に出た時点で、秘技でも、奥の手でも、何でもなくなりますので、それはもう使えないのです。ですから、「小よく大を制す」ばかり研究していても、勝てないものは勝てません。「一発逆転」を狙う心は、最も運気を落とします。

やはり、「小は小なりに勝つ」という、安定さや、確実さの研究を、独自に、地道に、堅実に、着実に進めてゆくという精神は、忘れてはならないでしょう。分相応ということ、身の程を知るということは、戦いにおいては大事なことです。肝心なことは、「確実に勝つ」ということなのです。

 
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