私達のDNAには、ずっと恐怖というものが何なのか?
組み込まれています。
それは、生命の危機に遭遇した時に、生き延びるために身に付けた脳力ともいえます。
例えば、赤ちゃんの目の前に、急にヘビが近づいて来たとします。
当然、赤ちゃんはヘビを見たことがありません。
でも触ろうとはせず、蛇が毒や嚙みつくことを知らないにも関わらず
恐怖に満ちた表情をして、逃げようとします。
これは人類にとって、蛇はとても危険だったと考えられます。
その恐怖の記憶が、長い年月をかけて遺伝子レベルで刻み込まれ
その情報が現代の私達にも及んでいると考えられます。
ヘビを恐れない生き物は、早く淘汰されてよりヘビに恐怖を覚える生き物が生き残る
可能性が高まったのだと考えられています。
その恐怖や不安といったネガティブな感情は、偏桃体という脳中枢の場所で作られます。
偏桃体は、記憶の中枢である海馬とつながっています。
海馬で過去に記憶した信号を呼び起こして、それが脅威と評価すると
自律神経の交感神経を活性化させて、ドーパミン・ノルアドレナリン・アドレナリンを
放出させます。そこで「反射反応」や「恐怖や不安の表情を作り出したり」します。
すると心拍数や血圧などが上昇して、表情は恐怖や不安に満ちて、体は硬直して
素早く逃走できるように身構えます。
ストレスも闘争か逃走の反応です。これにも大きく関わっているのが自律神経の交感神経です。
新たな環境に挑む3月・4月です。
初めて社会に出たり、進級して小学生から中学生、高校生・大学生となったり、
職場移動があり、部署替えがあったり、する季節です。
それも環境の変化で、慣れるまでは大きなストレスになります。
またストレスが過剰な職種に付いている方など、絶え間なくストレスがかかっています。
自律神経が乱れると、やがて免疫機能も低下します。
早めのケアをお勧めします。そのままほったらかしにしていると色んな病気の引き金になります。
自律神経ケア専門療法士は、その自律神経を扱う特化した技術を持っています。
ケアと名付けているのは、ストレスは無くならないからです。
こまめな自律神経のメンテナンスをすることにより、過剰なストレスから心身を守ることになります。
自律神経ケア専門療法士が使うスエタ式リカバリーは、資格保持者以外は使えません。他の団体に許可することはありません。
また教える事も不可です。人が作った療法を勝手に動画掲載したり、画像掲載、している人がいます。見つけ次第しかるべき処置を行います。