◇使用モニター ディスプレー
液晶デュスプレーが故障して、何も映らなくなりました。
故障原因は、大概 コンデンサーの液漏れです。コンデンサーを新品に交換することで 新品購入とは 比べ物にならない程の安価で復活できる可能性があります。数千円程度で直せます。
◇修理の ピンポイント
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①古いコンデンサーの型番をピックアップします。
②コンデンサーを購入します。都内の方なら店舗に出向いてもよいしネットで探せます。 https://goo.gl/pSMdD2
③半田ごてで 古いコンデンサーを取り外し、新品と交換します。以上です。
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※高電圧部分なので、必ず電源を抜き 暫く経ってから作業をするようにしてください。また、必ず直ると保証する内容ではありません。この方法を用いて、如何なる事故&破損など、一切責任を追いかねますので、自己責任でお願いします。
◇液晶ディスプレーを分解
ここが一番の難関かもれません。構造をよく見ながら、液晶画面や裏蓋のネジを取り外して行きます。接合部分の隙間を見つけて、液晶画面や裏蓋を割らないように 少しずつ作業してください。(ヘラを使うとよいかもしれません)
金属板を外しました。
基板がむき出しになります。
◇液漏れしたコンデンサーを探す
トップの部分が隆起しているのが分かります。これが、劣化したコンデンサーです。
◇基盤を本体から取り外す(ケーブル関係)
基盤を本体から取り外します。組み立て直す時、分からなくならないように、ケーブル類のソケットに、油性ペンなどでマーキングをすると良いでしょう。また、ケーブル類を 無理矢理 指で引き抜いたりしないでください。ゆっくりです。
◇劣化コンデンサーをマーキング
破損したものだけ交換しても直る保証はありません。この際に、すべてのコンデンサーを交換しました。
◇コンデンサーをリストアップ
読み方は「25ボルト 1000マイクロファラッド」。合計9個で\1.770-でした。
◇コンデンサーの購入
インターネットで購入できます、下記URLを参考にしてください。
◇コンデンサーの取り外しと 取り付け作業(半田ごて)
コンデンサーを入手したら、規格を確認しながら一つずつ取り外し、一つづつ交換して行きます。
コンデンサーの「+」「ー」を間違えないでください。
下の図では、右側の白い方が「ー」マイナスです。古いコンデンサーを取り外すときも、基板に取り付けられてある方向を確認しておくと良いでしょう。
基盤上にも「+」「ー」の方向が書かれています。
※「100ボルト 220マイクロファラッド」ですが、ここに記載されたボルト数は100Vまで対応と言う意味です。例えば、同じ品物がない場合、「120V 220μF」を付けてもOKです。
◇交換作業
半田ごてで 半田を溶かし、新品のコンデンサーに交換します。
すべて新品に交換、修理完了しました!
PCに繋ぎ確認、以前より表示が安定しました。
◇編集後記
10年間で4回ほど、ディスプレーを交換しています。中には、1年以内に故障したものもあります。それらは粗大ごみとして処分してしまい、勿体ないことをしたと思っています。
◇デュアルモニター
これは、2台のテーブルを使っているのと同じ感覚です。メインのモニター解像度は「フルHDの1920×1080」21.5インチ。そして、修理したサブモニターは19インチ「HD1280×1024」です。こちら側は主に、作業中の原稿やメモ、フォルダ 別で開いたアプリケーションを配置しています。
◇4K
新品を買おうか迷いましたが、購入するなら27インチぐらいで「4K対応」にしたいと思っています。まだ相対的に4Kの技術は完成されてるとは言えず、それなりに値段も張ります。そこで今回は、修理に踏み切ったのです。
◇モニターアーム
テーブルの足元がすっきりして、角度を付けたり位置を移動することもできます。2台とも、このモニターアームに取り付けてあります。これは、数千円から入手できます。