CPUの性能を表すものがGHz(ギガヘルツ)と言う単位です。
「2GHz」や「3GHz」「3.5GHz」などと記されている物はその性能を表して、これはクロック数(振動数)の事です。基本的に、数字の大きい物の方が高機能とされています。
しかし、特に指定はナシで「i3」の3.5GHzと 「i5」の1.6GHzどちらが早いかと言われると、困りものです。
最近のCPUは、単体の「GHz」を補う為に、1つのCPUを2つ以上に見せたり、更に、ハイパースレッディング・テクノロジーと言って、1つのコアに対して1つの処理を行うのか、2つ残りを行うのか?(ワンスレッド/ツースレッド)も関係してくるからです。
簡単に言えば、「3.5GHz」×1コアで処理するのか、「1.6GHz」×2コア×2スレッドで処理するのかと言ったところです。この関係はここを参照してください:http://ameblo.jp/tenjiaoyama/entry-12273734666.html
大まかに「i3」は2コア4スレッド、「i5」は4コア4スレッド、「i7」は4コア8スレッドとなります。そこに、基本のクロック数(GHz)が関係してきます。
但し、この性能には、OSも関係します。4つに見せかけるより、2つに見せかけた方が安定する事もあるようです。その設定はBIOSで行います。
CPUのクロック数とは・・・振動数です。
この振動数が多い方が、処理速度が早くなります。水晶が、目に見えない速さで振動している原子の世界です。
※コア数より、このクロック数が物を言うと言われています。両方が重なるとさらに良くなります。
端からCPUの性能が低ければ、高速なインタネット環境を望めませんが、スピードを決定づけるものは、CPUだけではなく、住んでいる場所のインターネット環境や屋内外の配線状態、使用しているモデムなどが関係してきます。
パソコンの速度は、搭載した、他の部品との相対関係があり、インターネットの環境も体感速度の一つの要因となっています。
もう一つ、ディスプレーモニターの表示速度は、CPUに内蔵されたグラフィック機能が物を言います。ただ、近年は、グラフィック機能を CPUだけに頼らず「グラフィックボード」で処理しようと
■PUの性能や処理速度は
50ccの原付バイク 660ccの軽自動車と 2000ccクラスの車、どれがいちばん早いかと いう考え方に似ています。2000ccクラスが前者より優れていると誰もが思います。しかし、実際は、道の条件、混雑状況が加算され。左右されています。これを、CPUに当て込んでみます。
◆50ccの原付バイク~660ccの軽自動車 相当
Pentium Atom(アトム) Intel Celeron(セレロン) Pentium D(ディー)
これらは、廉価版(れんかばん)と言って 機能制限版です。パソコンの本体価格を下げるため 一部の機能を削いで販売しています。(0円~5万円程度)
◆2000cc前後の普通車 相当~以上
Intel(インテル)i3 i5 i7 など。
それぞれに形式があり 個々に見て1種類ではなく、さらに細分化されます。例えば i3にもいくつかの型番があり GHzの大きさも異なります。
◆カスタムカー(レース関係)
Intel(インテル)i3 i5 i7 をオーバーロックさせ基本性能以上のスピードを期待する チューンアップを行います。
メリットは、例えば2.5GHZを3GHzの性能にチューニング、処理能力(スピード)を上げます。
デメリットは、電気も食いますし、熱を持つため CPUクラーの交換が必要です。本来の、平均的寿命も 短くなるでしょう。
◆Intelでは
・Pentium Dual-Core(インテル ペインティアムデュアルコア)
見た目1つのCPUの中に、2つ分のCPUが入っているイメージで 2倍の働きをします。Mac minin(マックミニ)の 一部の製品に現在も採用されています。
・Intel Xeon(インテル ジーオン)
Macやサーバー系のパソコンに使われることが多いCPUです。
◆AMD関係(AMDは社名です)
AMD、現在はCPU機能だけの製品は生産を中止しました。CPUにグラフィック機能を兼ね備えた APUとして新型を開発&販売をしています。
ドスパラのサイト http://www.dospara.co.jp/5info/cts_lp_intel_cpu