20歳の頃何をしていたかと言いますと学校に通うために
一生懸命バイトしてました。
学費を払わないといけなかったからです。
学校も自分が望んだ学校ではなく、ハッキリ言ってつまら
なかったし、バイトに日々追われ何も考えていなかったよ
うな気がします。
とにかく稼がないと学校に通えない。中退なんかしたら就
職がどうなるかわからない切実でした。
そして就職も全く希望しない業種の会社に入ることになり
これはひとえに私がおバカだからですが、ハッキリ言うと
バイトに時間が取られ勉強する時間もなかった。
進学するまではそこまで家が貧乏だとは思っていなかった
ので改めて貧乏はツライものだと思いました。
そして教育に理解のない親は毒親(私の場合は母親)だと
今でも思っています。
最近は高校まで無償化などの政策が進んでいますが、それ
でも大学にはお金がかかり勉強したいという意欲がある子
たちがそこで振り落とされてしまうのは心が痛いです。
本書の第3章は「税金のきほん」ですが、生涯賃金のおよ
そ3分の1が税金と保険料というのは驚愕でした。
税金はサラリーマンだって節税する方法がありますが、社
会保険料はなかなか難しいです(4月から6月は残業しな
いなどの方法は小手先です)。
これだけ負担して給付も満足いくものが受けられるのなら
納得して支払うのでしょうけど、今の政治を見ていたら期
待薄ですね。
20歳の皆さん、勉強はしておきましょう。投票も行った
方がよいですよ。★★★