国税調査官は見た!本当に儲かっている会社、本当は危ない会社 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
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 よく税金に絡む話で企業が追徴課税されたというのを見聞き

 することがあります。

 そのときに「見解の相違」ということもよく言われます。

 企業が出す決算書が絶対だと思っていれば?ということにな

 ると思うのですが、決算書はある意味絶対ではないと思って

 いれば企業側と国税側には見解の相違があったのだなとわか

 ります。

 本書を読んで決算書にはグレーゾーンが多いということを再

 認識しました。

 あと「脱税」と「節税」はまったく違うというのもなるほど

 と納得しました。

 脱税は違法に税金を逃れた場合のこと。だから「誰でもでき

 る」のだそう。

 売上を少なく計上したり、経費を水増しすれば誰でもできる。

 一方、節税はそうはいかない。

 節税のための知識も必要だし、それなりの準備も必要。手間

 をかけなければできない。

 節税のうまい企業というのは、日ごろから税金について研究

 し、少しでも税金を安くする策を講じているとのこと。

 決算書でも「節税のうまい決算書」と「脱税の決算書」では

 まったく違うのだそう。

 節税を意識するというのはやはり重要なんだなとつくづく思

 います。特に昨今の政治の状況を見ているとね。

 正直税金払いたくないと思うのは当たり前だと思う。

 なんで裏金は税金払わなくて済むんだろう?★★