行動経済学BEST100 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
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 行動経済学には結構興味があります。

 人間は原則通り行動するものではなく、時に不合理な行動も

 取ってしまう‥というのが行動経済学なのかなと勝手に思っ

 ています。

 もし、人間が合理的なことばかり考えていてその通り行動し

 ていたら説明できないことがいっぱいあると思いますね。

 好きとか嫌いなどもそうです。こいつは悪い奴だとわかって

 いても好きになるというのはそういう心理でしょうね。

 本書を読んでいて自分に当てはまるのはどういうところだろ

 うかと考えました。

 1つは「現状維持バイアス」です。

 未知なもの、未体験なものを受け入れず、現状のままでいた

 いとする心理的バイアスだそうです。

 特に私の場合は好きなものに対してはそうです。

 わかりやすい人間です。特に買い物はそうです。買う店は決

 まっていますし、買う通販サイトも決まっています。

 これは変えたくないという心理もあるのですが、時間をかけ

 たくないという心理もあります。

 リアル店舗でも通販サイトでもあまり比較もしません。決ま

 ったところで買います。

 少しでも安くというよりそれに取られる時間の方が気になる

 性質です。

 この「現状維持バイアス、機会費用の軽視と結びつくと、完

 全にハマる」ことになるとあります。

 本書ではソーシャルゲームの例が挙げられていますが、私は

 ゲームではありませんが、ハマることはよくあるのでハマっ

 ても別にいいやんと思っています。

 好きで何かにハマるのは個人の自由と本書にもありますが、

 問題はやめたいけどやめられない人。

 こういう人には「保有効果への対処法」が対策になるとあり

 ます。

 「もし今、これを所有していないとしたら、手に入れるため 

 にいくら支払うだろうか」と自分に問いかけるとのことです。

 うーん、ハマっている人がこんなことを冷静に考えられるか

 な?人間の心理ってやっぱり原理原則では動かないのではな

 いかと思ったりしたのでした。★★