財務3表一体理解法「管理会計」編 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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 若い頃、日商簿記の1級を勉強したことがあるのですが、

 結局ちんぷんかんぷんで途中で挫折しました。

 2級で工業簿記がありそれもちんぷんかんぷんでしたが、

 なんとかやり遂げました。

 当時はほとんど簿記を使うような仕事をしていなかった

 ので実感がなくただ試験勉強のためだけにやっていまし

 た。

 結局工業簿記を使う機会はこれまで全く訪れなかったの

 ですが、考え方は役に立つことがありました。

 「配賦」なんて言葉だけ聞いてもなんのこっちゃとなり

 ますもの。

 さて「会計」には「財務会計」と「管理会計」がありま 

 す。「財務会計」は企業外部の関係者に企業の情報を提

 供するための会計、「管理会計」は企業内部のマネジメ

 ントのための会計とあります。

 確かに税務署などに提出する「財務会計」と社内で検討

 する「管理会計」では雲泥の差があります。

 中小企業はどこまで「管理会計」を理解しているのかと

 いうのも興味があります。

 「管理会計」を上手く使いこなせば利益が出ないのは何

 故かというのが掴めるのではないかと思います。

 株式投資でも使えます。上場企業は多分社内でかなり緻

 密な「管理会計」を行っているだろうと想像しますが、

 有価証券報告書をじっくり読み込めば投資家でも「管理

 会計」の資料を作ることができるのではと思いました。

 投資に真剣ならやってみる価値あり!です。★★