親の終活 夫婦の老活 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
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 私の両親は何にも考えない人たちだったのですべて私の肩に

係ってきたという感じです。

 介護保険の申請、お金の管理‥。

 一番大きかったのは年金しか収入がなく、貯金も保険も全然

なかったことです。

 本書の第一章にもありますが、普段から親とコミュニケーシ

ョンを取っていないとというのは身につまされます。

 タイトルに「夫婦の老活」とありますが、高齢の夫婦という

関係も難しいものがあるなあと考えてしまいました。

 またまた両親の話ですが、世間的に見れば仲の良い夫婦だっ

たのかもしれませんが、実態を知っている身としては決してう

まくいっている夫婦ではなかったように思います。

 一番の問題はやはり「お金」。よくお金のことで揉めていた

ような気がします。特に父が定年のときも揉めていましたし、

定年後もそうです。

 父は元々収入が少なく、母は家事も得意ではなくお金の計算

もできない人だったので日々の生活も大変でしたし、先々を見

通すこともしませんでした。いやできなかったというべきでし

ょうか。

 夫婦が老後仲良くやっていくためにはお金の問題はかなり大

きい問題となるでしょう。例えば家をどうするか、どこに住む

かなどもお金が絡みます。

 そう考えるとお金の価値観が合わない人とは結婚するのも難

しいのではないかと思います。そしてこれには正解がありませ

ん。

 若い時ですが、ある友人が彼氏を連れてきました。その彼氏

を入れて女4人、男1人でお茶を飲んでいたのですが、お勘定

の時にその彼氏が自分のお茶代だけを出しました。その彼氏は

社会人でした。

 私はそれを見て、こんな男はないわーと思いました。しかし

友人は別になんとも思っていないようでした。

 その後その2人は結婚しましたし子どももできました。こう

いう価値観が合っていないとうまくいかないのだなと勉強にな

りました。

 そう思うと老活や終活ということでなくても早めにできれば

付き合っているうちに経済観念は擦り合わせしておくのがよい

と思います。

 急に歳をとるわけではないのですから。★★★