東野幸治さんが吉本芸人31人について書いている本です。
私は世代的にはダウンタウンの世代なのですが、ダウンタウン
全盛の頃はあまりお笑いに興味がなく、東野幸治さんも新喜劇
で見た記憶があるくらい。
今はよくテレビで見ます。心がないとかよく言われています
が、結構情に厚い人なのではないかと思っています。
今回のこの本に登場する芸人さんメジャーな人ばかりではあ
りませんが、私は全員知っていました(笑)。
31人の中で一番好きなのはメッセンジャーの黒田(何故か
呼び捨て(^^;)。関西以外の人には馴染みがないかもしれませ
んが、関西では売れっ子です。
漫才が面白いのはもちろんなのですが、とにかく黒田さんの
トークが好きです。2009年に事件を起こして番組も降板し
ましたが、謹慎期間を終え見事復活。
事件のことを言われてもすぐそれをネタにして返すところは
さすが。思わず笑けてしまいます。
あと大阪のオバハンネタも好きです。まあ、ネタといっても
オバハンの悪口なんですが、ツボをついてるなあと感心しなが
ら笑ってしまいます。
東野さんがさんまさんにテレビに出るために必要なのは何か
と聞いたら「可愛げ」と即答したそうです。そう、黒田さんに
は可愛げがあるのです。
本書にはトミーズ健さんや矢野兵頭の矢野さんも出てくるの
ですが(関西芸人ばかりですみません)、健さんも矢野さんも
なんか可愛げがあるなあと思います。
さて、本書に1人私の大嫌いな芸人がいました。名前は伏せ
ますが、かなり昔その芸人と居酒屋でぶつかったことがありま
す。思いっきり正面からぶつかったのでかなり痛かったのです
が、謝罪もなく思いっきり睨まれただけでした。
その芸人がある大会で優勝しました。しかし売れませんでし
た。最近もツイッターで呟いたことがほんの少し話題になって
いましたがその呟きも何言うてんねんと思いました。一生売れ
るなー。★★